偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲
ブラックミュージックの偉大な功績は、ジャズやブルース、ゴスペルにソウルといった音楽ジャンルを生み出したというだけではありません。
ロックやポップスの歴史に残る名曲におけるインスピレーションの源泉でもありますし、20世紀以降の音楽ジャンルに対して最も影響力があり、それは21世紀以降も脈々と受け継がれています。
そんな偉大なるブラックミュージックのルーツを探るべく、今回は60年代から90年代までのソウル~R&B系のクラシックな名曲を中心にリサーチしています。
後半は近年の楽曲も紹介していますから、最新のヒップホップやR&Bがお好きな方も、ブラックミュージックをよく知らないという方も要チェックです!
偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲(61〜70)
You Don’t Know My NameAlicia Keys

ピアノと歌の才能あふれるアリシア・キーズの曲です。
美しいピアノのメロディーとアリシアの柔らかなハスキーボイスがスローテンポの曲調によく合います。
PVではカフェで働くウェイトレスを演じ、制服と帽子がキュートな姿を披露しています。
自分の名前を知らない一人の男性に恋する気持ちを切なく歌っている曲です。
Strange FruitBillie Holiday

サラ・ヴォーンさんやエラ・フィッツジェラルドさんと並ぶ、女性ボーカリストの御三家として知られている、ビリー・ホリデイさん。
幼少期から非常に荒れた家庭環境で育ち、大人になりシンガーになった後でも、人種差別により心を病み「テンションの上がる葉っぱ」に手を出してしまい、逮捕されてしまうなど壮絶な人生を歩んできました。
そういった経歴もあってか歌声はどこか哀愁にあふれており、こちらの『Strange Fruit』でも彼女のそういった一面が垣間見えます。
RebelChristina Milian

クリスティーナ・ミリアンの2015年リリースのアルバム「4U」に収録されている曲です。
2004年にヒットしたシングルもあり、日本でもその名前が知られるようになりました。
この曲では大人になったクリスティーナの魅惑的な歌声を聴くことができます。
What’d I SayRay Charles

最初のキーボードフレーズを聴いたことがある方は多いのではないでしょうか?
こちらの『What’d I Say』は1958年12月のコンサートの終わりに、尺が余ってしまい即興で弾いたメロディが、そのまま楽曲になったというエピソードがあります。
ニューソウルのさきがけとなった重要な曲です。
Stop! In the Name of LoveThe Supremes

こちらの曲はダイアナ・ロスさんが所属していた、アメリカのボーカルグループ、スプリームスのが1965年にリリースした曲です。
ブラックミュージックをリリースしていたモータウンを代表する曲の一つと言え、世界的に大ヒットしました。
そのファンキーなサウンド、女性のボーカルグループ、独特のファッションや振り付けなどはいまでもコアなファンがたくさんおり、日本でも以前そのパロディーであるユニット、矢島美容室が注目されました。
XXzibit

イグジビットの代表曲である、こちらの「エックス」は重低音のきいたヘビーなサウンドと、彼の重厚なボイスがマッチした、ヒップホップ界の名曲。
バラエティなどで見せる、かわいい彼の姿とは正反対なかっこいいイグジビットがこの曲のPVで見れます。
If I ain’t got youAlicia Keys

R&B界の歌姫、アリシアの弾く、美しいピアノのメロディでスタートするこの曲。
ダイヤモンドなどどんな高価なものを手に入れても、あなたがいなければ何も意味がない、あなた以外何もいらない、という感動的な歌詞で歌う、不朽の名曲です。