偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲
ブラックミュージックの偉大な功績は、ジャズやブルース、ゴスペルにソウルといった音楽ジャンルを生み出したというだけではありません。
ロックやポップスの歴史に残る名曲におけるインスピレーションの源泉でもありますし、20世紀以降の音楽ジャンルに対して最も影響力があり、それは21世紀以降も脈々と受け継がれています。
そんな偉大なるブラックミュージックのルーツを探るべく、今回は60年代から90年代までのソウル~R&B系のクラシックな名曲を中心にリサーチしています。
後半は近年の楽曲も紹介していますから、最新のヒップホップやR&Bがお好きな方も、ブラックミュージックをよく知らないという方も要チェックです!
偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲(91〜100)
Wild ThoughtsDJ Khaled

Wild Thoughtsは、2017年6月にリリースされたDJキャレドのアルバム Gratefulに収録されているナンバーで、ゲストボーカルにバルバドス出身の歌姫、リアーナを迎えています。
デジタルダウンロードで、シングルリリースもされており、リアーナの歌唱力と、声の強さとユニークに残るゆるさが、単なるボーカルゲストでないすごさを感じさせられます。
Theme From Mahogany (Do You Know Where You’re Going To)Diana Ross

ブラックミュージック界を代表する女性アーティストの1人、ダイアナ・ロスさん。
ニューソウルのアーティストではありませんが、当時のソウル・ミュージックやR&Bを含めたブラックミュージックの中では、比較的柔らかいボーカルで個性を発揮していました。
そんな彼女の代表曲である、こちらの『Theme From Mahogany (Do You Know Where You’re Going To)』は1975年にリリースされた作品で、アカデミー歌曲賞を受賞しました。
A-tisket, A-tasket (feat. Chick Webb and His Orchestra)Ella Fitzgerald

もともとアメリカで1879年にハンカチ落としのゲームの曲として作られていたというこちらの曲を、アメリカのジャズボーカル御三家の一人といわれるエラ・フィッツジェラルドさんがジャズにアレンジし1938年にリリースしたところ、大ヒットしました。
歌詞も童謡からよりアレンジされたストーリーを持っているものが書き足され、楽しい内容になっています。
エラさんは、ジャズにとどまらずいろいろなジャンルの曲を録音してヒットさせています。
KILLSHOTEminem

こちらはEminemが2018年にリリースしたKill Shotという曲です。
ジャケットに描かれているのはMachine Gun Kellyというラッパーで、その彼をこてんこてんにディスった曲なんです。
元はMachine Gun Kellyが吹っかけたケンカのようなものなのですが、互いに互いをディスった曲をリリースし、最終的には関係のないバンドのファンを巻き込む事態へと発展しました。
気になる方はぜひ調べてみてくださいね!
アメリカのラップ業界で生きてゆくのは簡単なことではなさそうです…
MIDDLE CHILDJ. Cole

アメリカ出身のラッパー兼レコードプロデューサーとして活躍する、J ColeのMiddle Childという曲です。
この曲は彼と同世代のラッパーたちのことを歌っているのではないかと言われています。
J Coleはプラチナムレコードセールス保持者でもあります。
プラチナムセールスを記録したラッパーは何人か存在しますが、他のラッパーと違って何がすごいかというと、彼の場合はフィーチャーアーティストが一人もいなかったのです。
ソロラッパーとしてプラチナムを記録するのはとてもすごいことなんですよ!
大学生活が楽しすぎて音楽活動を2年間忘れるというおちゃめなところもあるのですが、そんな彼の心の叫びをぜひ聴いてみてください!
Just Like Me ft. T.I.Jamie Foxx

歌って踊れる俳優ジェイミー・フォックスの2008年リリースの曲です。
演技も歌も一流のジェイミーの歌声は映画「Ray/レイ」や「アニー」で聴くことができますが、この曲ではラッパーのティーアイとコラボレーションしており、色々なスタイルの曲で歌えることが証明されています。
The Other SideJason Derulo

ジェイソン・デルーロのセクシーかつ甘い歌声と疾走感あふれるテンポがたまらない名曲です。
PVのジェイソンの筋肉と引き締まったボディーに思わず見とれます。
クラブやドライブなどで聴くと爽快な気持ちになるのでおすすめです。