偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲
ブラックミュージックの偉大な功績は、ジャズやブルース、ゴスペルにソウルといった音楽ジャンルを生み出したというだけではありません。
ロックやポップスの歴史に残る名曲におけるインスピレーションの源泉でもありますし、20世紀以降の音楽ジャンルに対して最も影響力があり、それは21世紀以降も脈々と受け継がれています。
そんな偉大なるブラックミュージックのルーツを探るべく、今回は60年代から90年代までのソウル~R&B系のクラシックな名曲を中心にリサーチしています。
後半は近年の楽曲も紹介していますから、最新のヒップホップやR&Bがお好きな方も、ブラックミュージックをよく知らないという方も要チェックです!
偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲(31〜40)
You can do itIce Cube

いまや俳優、映画監督としても大活躍をしている、アイス・キューブ。
実は彼はヒップホップ界では、伝説的といわれる存在でもあります。
その彼が映画「フライデーズ」で提供したこの曲は、彼の代表作の1つとなりました。
Shot ClockElla Mai

こちら「Shot Clock」は、2018年にR&Bシーンを騒がせたElla Maiが2019年にリリースしたナンバー。
Ella Maiの持ち味である、90年代っぽい雰囲気も生かしつつ、より洗練された雰囲気のサウンドになっています。
こういった音の隙間を生かしたアレンジでもしっかりと聴かせられるのは、彼女の歌唱力の高さゆえですね。
Hey Ya!OutKast

アルバムの総売り上げは2000万枚、ヒップホップ界の大物アウトキャストの代表曲の1つであるこの曲。
軽快でポップなメロディとは裏腹に、実は男女の別れを歌っています。
しかしながらとてもポップなこの曲は聴いてるだけでも元気になれます。
Still Not a Player feat. JoeBig Pun

90年代後半に大きな衝撃を与えたイーストコーストヒップホップの金字塔的な楽曲の魅力は、ラテン系アーティストの先駆者ビッグ・パンさんが生み出した官能的な世界観にあります。
優れたリリック技術と圧倒的なフロウ、そしてR&Bシンガーのジョーさんを迎えて生まれたサウンドは多くのリスナーを魅了しました。
1998年3月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Capital Punishment』からの第2弾シングルとして発表。
全米ビルボードHot 100で24位を記録し、ソロのラテン系ヒップホップアーティストとして、史上初のプラチナ認定という快挙を成し遂げました。
本作は深夜のドライブシーンで聴きたい一曲です。
官能的なR&Bのフレーズと巧みなラップが織りなす極上のグルーヴは、夜の街並みと完璧にマッチします。
心地よいメロディと共に、あなたの心を揺さぶることでしょう。
One More TimeCraig David

イギリスの歌手クレイグ・デイビッドがアップテンポの曲を爽やかに歌っています。
日本では有名ではありませんが、活動歴は長く他のアーティストとも多くコラボレーションしています。
この曲ではラップもこなし、クレイグの歌唱力が堪能できます。
偉大なるブラックミュージック・おすすめの名曲(41〜50)
Ni**as In ParisJAY Z, Kanye West

ヒップホップの歴史に残る名曲が誕生しました。
ジェイ・Zさんとカニエ・ウェストさんが自身の成功を誇らしげに歌い上げる本作は、2011年9月にシングルとしてリリースされ、瞬く間に世界中を席巻しました。
パリでの贅沢な生活を象徴的に描いた歌詞と、中毒性のあるビートが織りなす独特の世界観が魅力です。
アルバム『Watch the Throne』に収録され、第55回グラミー賞では2部門を受賞。
クラブやパーティーで盛り上がりたい方にぴったりの一曲です。
Airplanes ft. Hayley Williams of ParamoreB.o.B

アメリカ出身のラッパーのビー・オー・ビーがパラモアのボーカルであるヘイリーと組んだ曲です。
ラッパーとロックバンドという異なるジャンルの音楽を歌う二人が見事な化学反応を起こし、神秘的かつ懐かしさを感じさせる曲に仕上がっています。