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ショパンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。

ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。

ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。

そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(131〜140)

スケルツォ第1番ロ短調 作品20Frederic Chopin

角野 隼斗/ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20(2018PTNA特級セミファイナル)Chopin – Scherzo No.1 Op.20
スケルツォ第1番ロ短調 作品20Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの名曲であり、コンクールや演奏会でも取り上げられることの多い『スケルツォ第1番ロ短調 作品20』は、不協和音を効果的に使った難易度の高い作品として知られています。

和音と不協和音が緩急をつけながら入り乱れるため、表現力とテクニックの両方が求められる作品といえるでしょう。

特に最初の高音から低音に下りながら展開される不協和音は、この作品の顔とも言えるフレーズなので、重点的に練習することをオススメします。

タランテラ 変イ長調 Op.43Frederic Chopin

Daniil Trifonov – Tarantella in A flat major, Op. 43 (third stage, 2010)
タランテラ 変イ長調 Op.43Frederic Chopin

ピアノの詩人、フレデリック・ショパンが1841年に作曲した変イ長調のタランテラは、ショパンの作品のなかでもユニークな存在。

イタリアの伝統的な踊りに着想を得たこの曲は、軽快で活発なリズムが特徴的です。

非常に速いテンポで演奏されるため、高度な技術が必要とされますが、その華やかさと躍動感は聴く人の心をつかんで離しません。

ピアノ愛好家の皆さん、ショパンの魅力を存分に味わえるこの曲に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ノクターン 第15番 ヘ短調 Op.55-1Frederic Chopin

ショパン ノクターン15番  Op.55 No.1  [ Chopin Nocturne No.15 Op.55 No.1 ]
ノクターン 第15番 ヘ短調 Op.55-1Frederic Chopin

1843年に作曲、翌年に出版され、フレデリック・ショパンと恋人関係にあったともいわれている弟子のジェーン・ウィルヘルミナ・スターリングに献呈された『ノクターン 第15番 ヘ短調 Op.55-1』。

暗く重々しい雰囲気のヘ短調の主題から始まり、ヘ長調の主和音のアルペジオで締めくくられる意外な展開が印象的な作品です。

曲調の変化をわかりやすく表現することが求められますが、それほど高度なテクニックを必要としないため、ショパンのノクターンのなかでも比較的取り組みやすい1曲といえるでしょう。

ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2Frederic Chopin

ショパン:ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 Pf.高木早苗 Chopin:Nocturne E-dur Op.62-2 Pf.Sanae Takagi
ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2Frederic Chopin

ポーランド出身の前期ロマン派音楽を代表する作曲家フレデリック・ショパンの生前最後に出版された2曲のノクターンのうちの1つである『ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2』。

非常にゆったりと流れる優美な主題と、情熱的な中間部の対比が美しくドラマチックな作品です。

テンポの遅い曲ほどごまかしが効かないため、音の美しさや表現に対するこだわりが重要になります。

テクニック的な難易度はそれほど高くありませんが、一つひとつの音の鳴らし方や表情の付け方を工夫しながら弾いていくのがこの曲のポイントといえるでしょう。

ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2Frederic Chopin

ショパンが作曲した全21曲のノクターンのなかでも特に有名な作品です。

数々の映像作品に使用され、フィギュアスケーターの浅田真央さんがプログラムに使ったことでも知られています。

難易度はそれほど高くありませんが、和音で厚みのある左手の伴奏とロマンチックで繊細な右手のメロディーのバランスをよく演奏するためには、ある程度時間をかけてじっくり練習することが必要です。

ゆったりしたテンポのなかで、十分に歌いながら演奏しましょう。

ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9の2Frederic Chopin

ショパンのノクターン全21曲の中で、最も有名な作品。

美しい旋律はアリアのようであり、声楽を愛したショパンは当時のオペラ・アリアの演奏習慣を積極的にピアノ演奏に取り入れていました。

この曲が作曲された当時、ショパンの故郷であるポーランドがロシア帝国の支配に対し武装反乱を起こした「11月蜂起」が起きていました。

体の弱かったショパンはこの戦争には参加していませんが、ロシアが武力で鎮圧したという結果にひどく悲しんだそうです。

まるでその悲しみや、平和への祈りが表れているかのような作品ですよね。

ノクターン 第6番 ト短調 Op.15-3Frederic Chopin

ショパン - 夜想曲 第6番 ト短調 Op.15-3 アシュケナージ
ノクターン 第6番 ト短調 Op.15-3Frederic Chopin

フレデリック・ショパンのノクターン2作目となるOp.15の第3曲目『ノクターン 第6番 ト短調 Op.15-3』は、ト短調から嬰ハ長調、そしてト長調へと転調していく珍しい構成をとっている作品です。

ショパン作品のなかでも非常にマイナーなため、あまり耳にする機会はないかもしれませんが、難易度としては易しめなので、はじめてノクターンにチャレンジされる方にもピッタリ!

あえて他の人が絶対に選ばないショパン作品を発表会で演奏したい!という方にもオススメですよ。