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ショパンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。

ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。

ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。

そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。

もくじ

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(101〜120)

子守歌 変ニ長調 作品57Frederic Chopin

ショパン: 子守歌 ,Op.57,CT7 pf.三重野奈緒:Nao,Mieno
子守歌 変ニ長調 作品57Frederic Chopin

子守歌 変ニ長調 作品57は1844年に作曲され、1845年の出版時にエリーズ・ガヴァール嬢に献呈されました。

全編がピアニッシモ~ピアノで構成されるという、ショパンの作品群の中でも特殊な構成になっています。

練習曲 Op.10-2 Op.10-2 イ短調Frederic Chopin

Dmitry Shishkin – Etude in A minor Op. 10 No. 2 (first stage)
練習曲 Op.10-2 Op.10-2 イ短調Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの作品のなかでも、屈指の難易度をほこると言われている名作『12の練習曲』。

今回はその中でも、こちらの『12の練習曲 Op.10-2』を紹介したいと思います。

演奏効果はそれほど大きくはない作品ですが、難易度は非常に高いことで知られています。

そんなこの作品のポイントは、なんといっても冒頭部分。

1指と2指で和音を抑えるため、残りの3~5指で他の部分を演奏しなければなりません。

以上のことから、先天的な手の大きさと指の柔らかさが求められる高難易度の楽曲として知られています。

練習曲 Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

『エオリアンハープ』志鷹美紗 Chopin:Etude Op.25 No.1 “Aeolian Harp” /Misa Shitaka
練習曲 Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

演奏を聞いていると難しく聞こえていますが、その中でも優しそうな1曲を紹介します。

それがフレデリック・ショパンの有名な練習曲『練習曲 Op.25-1「エオリアンハープ」』です。

『牧童』ないし『牧童の笛』という名前でも知られている作品で、ショパンの作品のなかでは中級者の登竜門のような存在として知られています。

楽曲全体を通じて奏でられる分散和音の音色が特徴で、テクニックだけでなく高い表現力が求められます。

広いアルペジオ部分はテンポやタッチの揺れが起きやすいため、そこを意識しながら仕上げましょう。

舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

【10 minutes concert】第5回 ピアノ:藤田 真央 ショパン/舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調
舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

「舟歌」とは水の都ヴェネツィアのゴンドラをイメージしたピアノ曲であり、もともとは船頭が船に乗って口ずさんでいた歌が由来なのだとか。

クラシック作曲家が残した舟歌の中でも特に有名なフレデリック・ショパンによる『舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調』は、8分の12拍子を用いて雄大な、そして優雅な雰囲気を演出している点が特徴的な作品です。

ショパンにとっては晩年に近い後期の作品で、上級者レベルの技術が要求される楽曲でもあります。

陽光に照らされた水面に浮かぶゴンドラを思い浮かべながら、演奏にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

エチュード 作品10の4Frederic Chopin

ショパン - 12の練習曲 Op.10より 第4番 嬰ハ短調 アシュケナージ
エチュード 作品10の4Frederic Chopin

エチュードの中では特に表題などが記されていないこの曲だがその知名度は圧倒的で、音大の課題曲にもよく使用されている名曲である。

ドラマ「のだめカンタービレ」においても使用されその知名度はさらに広く知れ渡っただろう。

さらに最近ではリズムゲームである「太鼓の達人」にまで収録されている。

エチュードの中でも演奏が特に困難とされ、その速く情熱的なメロディーはとにかく圧巻の一言。

ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」Frederic Chopin

ノクターン第20番「遺作」嬰ハ短調 – ショパン – Chopin:Nocturne in C-sharp minor(No.20) – クラシックピアノ- CANACANA
ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」Frederic Chopin

映画『戦場のピアニスト』での演奏シーンで話題となった、フレデリック・ショパンの『ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」』。

実は作曲されたのは晩年ではなく、ショパンが20歳の頃。

没後の1875年に出版されたため「遺作」と添えられています。

一度聴いたら忘れられないもの悲しいメロディが、多くの人の心をとらえて離さないクラシックの名曲です。

発表会の舞台で情感たっぷりに演奏すれば、観客も思わず引き込まれてしまうでしょう。