ショパンの名曲。人気のクラシック音楽
ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。
ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。
ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。
そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。
ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(231〜240)
スケルツォ 2番Frederic Chopin

冒頭の「ラシレファ」の繰り返しが動機のような役割を果たし、曲の全体のバランスを締めています。
緩急のつけ方が見事で、聴いていても飽きず、奏者側からも人気の1曲です。
発表会やコンサートで好んで演奏される曲です。
スケルツォ 4番Frederic Chopin

スケルツォとは「おどけた」という意味をもっているのですが、ショパンのスケルツォの中でその意味をもっとも強く感じさせるのがこの4番です。
軽やかな右手のメロディが「おどけた」かんじをよく表現しています。
ユンディ・リーの至極のテクニックによるスケルツォをどうぞ。
ノクターン 第20番(遺作)Frederic Chopin

なんとも悲しげなメロディが印象的なノクターン。
映画「戦場のピアニスト」で使用されたことにより、日本では爆発的に弾きたがる人が増えたそうです。
悲しく切なく、それでいて言葉にできない美しさが込められた珠玉の作品です。
ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(241〜250)
ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2Frederic Chopin

1831年に作曲されたノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2は、人気映画などに使用されたことにより、ショパンのノクターンの中で日本国内においてもっとも有名な曲かもしれません。
彼のノクターン作品群の中ではもっとも技巧的に簡単な為に、ピアノ練習曲としても有名です。
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11Frederic Chopin

ショパンが手掛けたピアノ協奏曲は2曲で終わりましたが、そのうちの1曲。
「ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11」は1830年ころに作られたそうです。
タイトル通り、最初からホ短調でスタートする壮大な旋律はまさに彼の才能を感じさせるものです。
マズルカ 第5番 作品7-1Frederic Chopin

ショパンのマズルカの中で有名な「5つのマズルカ」。
その中でも群を抜いて知られている作品がマズルカ第5番 作品7-1です。
ショパンが23歳の1832年に作曲されました。
彼の祖国であるポーランドの息吹が聴こえてくるような名曲です。
子犬のワルツFrederic Chopin

よくアンコールなどで演奏される、軽めの1曲。
とても可愛らしく、子犬がクルクルと駆け回っているような雰囲気です。
子どもの発表会などでも弾かれますが、結構レベルが高いので、しっかりとした練習が必要になります。