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ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ

ピアノ曲といえば、クラシック作品をイメージされる方が多いのではないでしょうか?

しかし現代ではクラシックだけでなくJ-POPやアニソンなどいろいろな楽曲がピアノで演奏され、SNSや動画サイトで「弾いてみた」動画が注目を浴びています。

「こんな曲もピアノと相性が良いんだ!」と驚きながら、毎日動画視聴を楽しんでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は、ピアノで弾けたらかっこいいなと思える楽曲をピックアップ!

クラシックの名曲はもちろん、ピアノでかっこよく弾ける最新ヒット曲などもご紹介しますので、ピアノ演奏を披露してみんなをあっと言わせたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ(101〜120)

ヴォカリーズ 作品34-14Sergei Rachmaninov

Daniil Trifonov – Rachmaninov: Vocalise, Op. 34 No. 14 (Extended Version, Arr. Trifonov)
ヴォカリーズ 作品34-14Sergei Rachmaninov

『ヴォカリーズ』は、ロシアの偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフの作品の中でも著名なピアノ伴奏つきの歌曲で、ピアノ独奏のみならず多くの楽器による編曲が行われている人気の高い名作です。

あまりにも美しくメランコリックな主旋律を聴いていると、まるで誰かの人生の1ページが垣間見えるかのよう。

歌詞が存在しないからこそできる自由な解釈と表現で、自分オリジナルの『ヴォカリーズ』に仕上げてみてはいかがでしょうか?

舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

【10 minutes concert】第5回 ピアノ:藤田 真央 ショパン/舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調
舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

「舟歌」とは水の都ヴェネツィアのゴンドラをイメージしたピアノ曲であり、もともとは船頭が船に乗って口ずさんでいた歌が由来なのだとか。

クラシック作曲家が残した舟歌の中でも特に有名なフレデリック・ショパンによる『舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調』は、8分の12拍子を用いて雄大な、そして優雅な雰囲気を演出している点が特徴的な作品です。

ショパンにとっては晩年に近い後期の作品で、上級者レベルの技術が要求される楽曲でもあります。

陽光に照らされた水面に浮かぶゴンドラを思い浮かべながら、演奏にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

夜のガスパール 第1曲 オンディーヌMaurice Ravel

フランスの文学に詳しい方であれば、この『夜のガスパール』というタイトルを目にして19世紀のフランスで生まれたルイ・ベルトランによる詩集を思い出すかもしれませんね。

本稿で取り上げているのはモーリス・ラヴェルによるピアノ独奏のための組曲で、実際にルイ・ベルトランの詩集に収録された3篇から着想を得て作曲された作品です。

第1曲『オンディーヌ』は、四大精霊のうちの水をつかさどる精霊「オンディーヌ」が人間に恋をするという物語を描いており、恋に破れた精霊のエモーションと激しい雨が降るさまを、ラヴェルらしい高度な技術でもって表現した繊細かつドラマチックな1曲です。

Fly Me To The MoonBart Howard

「Fly Me To The Moon」ジャズアレンジ 【初心者でも絶対弾ける!ピアノの弾き方】レベル☆☆
Fly Me To The MoonBart Howard

ジャズのスタンダードナンバーとして知られる『Fly Me To The Moon』は、フランク・シナトラさんのボーカルバージョンやジャズアーティストたちによるインストゥルメンタルのカバーなどさまざまなアレンジで演奏され続けている名曲です。

『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマ曲としても起用され、エヴァをきっかけでこの曲を知ったという世代の方も多いでしょう。

シンプルなコード進行の繰り返しで構成されているため、右手でメロディ、左手でコードを押さえるという基本的な弾き方でおしゃれな演奏に仕上げられます。

初心者でもジャズの雰囲気を弾きながら味わいたいという方にピッタリの作品といえるでしょう。

2つのラプソディー Op.79 第1番Johannes Brahms

ブラームス: 2つのラプソディ,Op.79 第1番 ロ短調 Brahms, Johannes / 2 Rhapsodien Op.79 h moll Pf.萬谷衣里:Mantani,Eri
2つのラプソディー Op.79 第1番Johannes Brahms

ドイツロマン派の作曲家ヨハネス・ブラームスの名曲『2つのラプソディー Op.79 第1番』は、豊かな響きと重厚感を楽しめる1曲です。

しっかりとした基礎テクニックを必要とする中級レベルの作品ですが、音楽の流れに乗りやすいメロディと構成になっているため、丁寧に練習を重ねれば聴いた印象ほど難しさを感じず演奏できるはず!

楽譜に書かれた強弱以外にも、音が上行しているときはクレッシェンド、下行しているときはデクレッシェンドなどの細かなニュアンスを大切にして、音量の幅や表現の幅の広い演奏に仕上げられるとよいでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

SNSや動画サイト、ストリートピアノなど「弾いてみた」文化はますます盛り上がりを見せています。

今回はクラシック、ジャズに限らずJ-POP、映画音楽やアニメ、ゲーム音楽など、幅広いジャンルの楽曲をご紹介しました。

紹介した動画の中には、弾きこなすのが相当難しい曲もありますが、難易度の高い曲にチャレンジする場合は、まず簡単なアレンジから練習してみるのもありです!

いつか弾いて聞かせてくださいね。

とても上手な動画が上がっていればもしかしたら紹介動画として取り上げるかも?

楽しみにしております!