歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲
あなたは音楽を聴くとき、何に注目して聴いていますか?
歌声や曲調、曲作りをする方なら全体の楽曲の構成など、いろいろなポイントがあると思います。
その中で「歌詞に注目して聴いている」という方も多いのではないでしょうか。
曲に込められたメッセージをもっともストレートに感じられるのが、歌詞の良いところですよね!
この記事では、味わい深い歌詞がとっても魅力的な曲をたっぷりと紹介していきます!
意味がわかると感動できるような作品もたくさんピックアップしましたので、ぜひじっくりと聴いてみてください。
歌詞が深イイ。聴くほどに沁みる曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲(81〜100)
春を愛する人GLAY

こちらはGLAYが1996年にリリースした3作目のアルバムに収録されている『春を愛する人』です。
本作はギターのTAKUROさんがアイスランドを旅行したときに、現地の人々のたくましい生き方に感銘を受けて制作にあたったそう。
そのことを踏まえて聴いてみると、厳しい寒さのなかを生き抜いたからこそ感じられる暖かい春の温もりと、つらい日々を乗り越えたからこそ手に入れることができた愛がリンクして伝わってきますね。
時代中島みゆき

中島みゆきさんが作詞作曲して1975年にシングルとして発表されました。
2006年、文化庁や日本PTA全国協議会による日本の歌百選にも選ばれました。
不遇な時代があっても、いつか笑える日が来るよというメッセージが、いつの時代も胸に響きますよね。
生きている限り、出会いや別れをくり返し、喜びと悲しみをくり返していく、という人間の性のようなものを、しっとりと聴かせてくれます。
だからこそ人生は素晴らしいのだと思わせてくれる、まさに世代を超えた人生の賛歌です。
常夜燈PEOPLE 1

胸の中にある小さな光を頼りに生きる若者の心情を優しく包み込む楽曲です。
PEOPLE 1が2020年7月にリリースした本作は、ジャズやファンクの心地よいグルーヴと、鮮やかな比喩表現に満ちた歌詞が特徴的です。
天国と学校、神様とコンビニ、才能とブランコなど、対照的なモチーフを巧みに織り交ぜながら、現代を生きる若者たちの葛藤や希望を描き出しています。
アニメーターのcoalowlさんが手がけたポップな映像作品は、公開からわずか2週間で140万回以上の再生を記録。
心の重荷を抱えながらも、前を向いて歩もうとする人々の背中を、そっと押してくれる1曲です。
Ice Rain工藤静香

工藤静香さんの通算23枚目のシングルとして1994年に発売されました。
ハッピーな人たちが浮き彫りにされがちな年末の街中に隠された小さなドラマにスポットを当てた、切ないラブソングです。
作詞は工藤さん自身が手がけています。
歌詞に胸が締め付けられる、心に染みるバラードです。
アポトーシスOfficial髭男dism

タイトルから印象的なOfficial髭男dismが歌う『アポトーシス』。
そもそも「アポトーシス」という言葉は、多細胞生物の体において、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされるプログラム化された細胞死のことを意味します。
そういったことを踏まえて本曲を聴いてみると、とても奥深い歌世界が見えてきますね。
言葉の一つ一つを追っていくと、随所で自身の成長や必ず迎える死を感じさせたりと全体的に人生を歌ったように思えます。
その限られた人生の中でどのように自分が生きていくかを考えさせてくれる1曲です。