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【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選

ピアノが弾けたらかっこいいし楽しいだろうな……と思われている方はきっと多いはず!

私は普段、自宅でピアノを教えていますが、「今からでも弾けるようになれるでしょうか?」とお越しくださる大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。

そこで今回は、難しそうで意外にピアノで弾きやすいピアノ曲を、クラシックを中心にご紹介します!

楽曲の本質を追求して完ぺきに弾くとなると相当なテクニックが必要になりますが、中にはピアノをはじめて間もない方でも弾けるシンプルなアレンジの楽譜が出版されている場合もあります。

これからピアノを始めようと考えている方や、いつか発表会で弾きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

もくじ

【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(101〜120)

Merry Christmas Mr.Lawrence坂本龍一

戦場のメリークリスマス – 坂本龍一《楽譜あり》Merry Christmas, Mr.Lawrence – ピアノカバー – Piano cover – CANACANA
Merry Christmas Mr.Lawrence坂本龍一

2023年の3月、同年1月に逝去されたYMO時代の盟友、高橋幸宏さんの後を追うようにこの世を去ってしまった、教授こと坂本龍一さん。

「世界の坂本」としてポップスから映画音楽、実験的なものまで世界中で評価される名曲の数々を作り上げてきた坂本さんの作品のなかでも、やはり映画『戦場のメリークリスマス』のメインテーマである『Merry Christmas, Mr.Lawrence』の人気は突出しています。

クラシック音楽を学んで音楽理論的なことを熟知していながら、そこだけにとらわれない自由な発想を持つ坂本さんが生み出した旋律はどこか懐かしく、いつ聴いても新鮮な感動を私たちに与えてくれますよね。

人気曲だけあって初心者向けの楽譜も多く発売されていますから、まずはそこからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

ショパン/ノクターンOp.9-2/Chopin/NocturneOp.9 No.2/ピアノ/Piano/弾いてみた/CANACANA
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

多くの方はショパンの楽曲というと高い表現を求められるため、初心者は弾きづらいという印象を持っているかと思います。

たしかにショパンの楽曲を弾きこなすには高難度のテクニックや豊かな表現力が必要な場合が多々ありますが、代表的な作品である『ノクターンOp.9-2』のように、丁寧な練習を重ねれば、ピアノ歴が浅い方でも挑戦しやすい作品もあります。

技術を先に身につけた上で、表現に着手すると演奏の総合的な実力が一気に上がるので、ぜひ挑戦してみてください。

あの夏へ久石譲

【ピアノ】あの夏へ-ジブリ「千と千尋の神隠し」楽譜あり/Ghibli Spirited Away/久石譲/弾いてみた/Piano/CANACANA
あの夏へ久石譲

2001年に公開されたスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』のメインテーマ『あの夏へ』。

ジブリ作品はピアノで弾ける曲も多いのでとても人気がありますよね!

序盤はとてもきれいなメロディが印象的なので、右手のメロディを意識して弾いてみてください。

中盤から展開される力強い音階で一気に盛り上げましょう。

この部分は少し難しいかもしれないのであきらめずに練習してみてくだいね!

弾く人によって色が変わる曲でもありますので、自分なりの演奏で弾いてみるのもいいかもしれません。

キラキラ星変奏曲Wolfgang Amadeus Mozart

きらきら星変奏曲/モーツァルト/Variations on “Ah, vous dirai-je, Maman” K.265/Mozart/Piano/ピアノ/CANACANA
キラキラ星変奏曲Wolfgang Amadeus Mozart

子供の頃、誰かはクラスで演奏していたであろう名曲『キラキラ星変奏曲』。

簡単なモーツァルトの作品として知られていますが、それはあくまで最初の部分だけ。

第12のバリエーションからは上級者、もしくは中級者でも簡単には弾きこなせないレベルになります。

後半はモーツァルトの楽曲らしく、左手でメロディーに変化をつけていくので、手の大きさも重要ですね。

初心者のうちは、自分のレベルを計る指標として、長く練習を続けてみるのもよいでしょう。

25の練習曲 Op.100 第20曲「タランテラ」Johann Burgmüller

【ブルグミュラーコンクール】ファイナル 金賞 タランテラ(小学3年生)2021年
25の練習曲 Op.100 第20曲「タランテラ」Johann Burgmüller

ピアノを学習者の多くが一度は取り組む有名な作品『ブルグミュラー 25の練習曲』。

練習曲のなかでは簡単な部類として知られていますが、初心者にとっては学ぶべき技術が凝縮されています。

そのなかの20番目の作品『タランテラ』は、8分の6拍子または、8分の3拍子を主体とした激しい舞曲。

なかでも17小節から始まる2つの8分音符の間の8分休符は、絶妙なバランスが求められます。

繊細な演奏を学ぶうえで非常に有用な楽曲といえるでしょう。