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【高齢者向け】車いすの方も楽しめる。椅子に座っておこなう楽しい体操

高齢者施設では、体を動かすレクリエーションとして体操を取り入れている施設が多いですよね。

しかし、毎日同じレクリエーションだとマンネリ化してしまうことも。

今回は、高齢者の方が飽きずに楽しく続けてもらえる体操をご紹介します。

さらに安全面に安心な、座ったままできる体操を集めてみました。

車いすの方や立位が不安定な方でも楽しんでいただけますよ。

手軽に始めやすい体操から、しっかり体を動かせる体操まであるので、高齢者の方の体調や体の悩みに合わせて実践してみてくださいね。

【高齢者向け】車いすの方も楽しめる。椅子に座っておこなう楽しい体操(141〜150)

指先レク!握力を鍛えるボール体操

【指先レク】ゴムボールを使って握力を鍛えるレクリエーション【高齢者脳トレ】
指先レク!握力を鍛えるボール体操

ボールをつかむことに集中して、握力をしっかりと鍛えるレクリエーションです。

固定されたボールを引っ張り出すことを目指していく動きと、ボールを受け渡す動きのふたつをペアでおこなってもらいます。

片手でしっかりとボールをつかむことを意識しつつ、引っ張り出す動きや受け渡しの動きを加えて、他の部分も鍛えていきましょう。

ペアの人の動きもしっかりと観察することで、動体視力や集中力、力の調整についても意識が向けられる運動ですね。

数字とかなで、片足をあげよう!

大きな足踏みの動きをいすに座っておこないつつ、そこに数字を考える要素や言葉を発する要素を加えていく体操ですね。

まずは30歩の足踏みをカウントしつつおこない、3の倍数の時には足を上げてとめてもらいます。

その動きがつかめたら、数字のカウントではなく50音の発音に変えるといったアレンジを加えていく内容ですね。

体や口の動きだけでなく、数字や発声などの要素を組み合わせていくことで、脳トレの効果をしっかりと高めていきましょう。

数字のゲーム!奇数と偶数

いすに座った状態でおこなう、合図とともに手と足をふたつのパターンで動かす体操です。

左手と右足を上げる奇数のパターン、右手と左足を上げる偶数のパターンを、合図から判断して切り替えてもらいます。

「奇数」と「偶数」のシンプルな合図からはじめて、数字から奇数か偶数かを判断してもらう内容へと展開していきましょう。

違う方向の手と足を動かす形、数字をすばやく判断して体の形を作ることが脳の活性化につながっていく体操ですね。

足し算や引き算などのアレンジで考える要素を増やしてみるのもオススメですよ。

新聞紙で作った棒

【棒体操】下肢の筋トレ編「9種目」転倒予防にも効果的!!
新聞紙で作った棒

新聞紙を細長い筒状に固めた棒を使った、下半身のトレーニングです。

シンプルな足踏みの運動なども、この棒をそえて進めていくことで、どの部分に力を入れればいいのかといった部分に意識が向けられます。

また足を上げる運動の際なども、どの高さまで足を上げればいいのかを棒でしっかりと示し、そこを目指していくような形で進めていきましょう。

棒をゴールのように使うパターン、足の動きに反発する道具として使用するパターンなど、使い方を工夫していくところも楽しいポイントですね。

自作の道具を利用したトレーニングということで、親しみをもって体が鍛えられるかと思います。

棒体操

【100均トレーニング】新聞棒体操で体ほぐし体操!【高齢者向け体操】
棒体操

新聞を丸めて手作りした棒を使って、体をほぐす体操にチャレンジしてみましょう!

体全体をゆるくほぐすことで、脳が活性化し認知症予防にも効果的なんですよ。

棒を持って体操することは、高齢者の方も無理のない範囲で安全に体を動かせます。

新聞棒には色のついたテープなどで3カ所に目印を付けておくと、それぞれの体操がやりやすくなるそうです。

背を伸ばしたり、足を上げたり、肩回りを動かすなど、全身を無理なくほぐしていきましょう!

集団でリハビリするのにもぴったりなので、施設のレクなどにも気軽に取り入れられるのではないでしょうか。

椅子ピラティスで体幹を鍛える

【健康椅子体操Vol.40】体幹を支える!シニアピラティス♫
椅子ピラティスで体幹を鍛える

筋力トレーニングとストレッチをあわせた運動を、深い呼吸とともに行うピラティス。

体幹トレーニングに効果的とされ、若い女性を中心に人気を博しているエクササイズですが、椅子に座りながら行うことで、高齢者の方でも無理なく体幹を鍛えられるんです!

骨盤を寝かせて戻したり、左右に動かしたり、背中を伸ばしたまま腰から折りたたむように前に倒したりなど、とにかくゆっくり違和感の出ない範囲で動かすのがポイント。

常に深呼吸を促しつつ、ゆったりとした動作を楽しみながら体を動かしましょう。

歌うパタカラ体操

【パタカラアレンジ③】歌に合わせて口腔体操してみよう
歌うパタカラ体操

シンプルに「パタカラ」を繰り返していくだけでは、やっていくうちに飽きがきて口への意識も薄れてしまいますよね。

そんな時にオススメなのが、歌に合わせて「パタカラ」を発音していくアレンジです。

歌に合わせてそれぞれの文字を発音していけば、言葉のリズムにも意識が向き、口の運動だけでなくスムーズな会話にも役立ちますよ。

どのような歌に当てはめるのかは自由ですが、リズムのつかみやすさや言葉の数などから童謡を取り入れるのがわかりやすいかと思います。