【女性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲
歌が上手くなるための条件。
もちろん正しい発声、効果的な発声を身につけることは最重要ポイントですが、そこで身につけた基礎力も実際の歌の中で活かせないことには何にもなりませんよね。
そして、そんな「実戦力」を身につけるには、やはり適切な練習曲を選んで、それを歌うことで実際に歌を歌うための表現力を培っていくことが重要です。
今回の記事では、そんな「歌が上手くなる」ための目的に最適と思われる曲をセレクトしてみました。
一口に「歌がうまくなりたい」と言っても、それぞれの方の現状のレベルも様々ですから、初級者向けの曲から難易度の高い曲まで幅広くセレクトしています。
各曲の紹介記事には、その曲を歌うための簡単なアドバイス的なことも記載しているものもありますので、そちらもご参考にぜひ頑張って更なる実力アップのために本記事をお役立てください。
とは言え、ご自身が「これを歌いたい!!」「歌えるようになりたい!!」と思うお好きな曲を選んで楽しんで歌うことが何より一番大切なんですけどね。
【女性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲(91〜100)
セブンティーンYOASOBI

日本の音楽ユニット、YOASOBIの通算18作目の配信限定シングルで、2023年3月リリース。
このYOASOBIでボーカルを務めるikuraさん、その高い歌唱力には定評のあるシンガーさんですが、それだけに、この楽曲の歌唱をマスターしたときにはかなりのレベルアップが期待できるのではないでしょうか。
とくにサビパートを中心に地声からファルセット、ファルセットから地声と、アップテンポの楽曲の中で目まぐるしく発声を切り替えながらの歌唱が披露されており、発声の切り替えの練習には最適な一曲だと思います。
一般の方が歌うには少しハードルの高い楽曲ですが、ぜひマスターして、さらなるレベルアップを目指してみてください。
飾りじゃないのよ涙は中森明菜

井上陽水氏の作詞作曲による、中森明菜さんの10作目のシングルで1984年11月リリース。
メロディの随所に陽水らしい『クセ』は散見されるものの、やはり昭和の時代の歌謡曲ということで、基本的にはシンプルな作りのメロディで構成されており、歌の練習曲として、また比較的気軽に取り組めるカラオケ曲として最適なものの一つと言えるでしょう。
とくに声の低い女性にとってはベストなセレクトになると思います。
より表現力を豊かにするための素材としては、井上陽水自身のセルフカバーバージョンを研究してみるのもいいかもしれないですね。
First Love宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの3作目のシングルで1999年4月リリース。
その生い立ちからか日本人離れした歌唱力が高く評価されている宇多田の曲だけに、これはカラオケ曲としては上級編ですね。
本人のようにきれいに、そしてダイナミックに歌うには「声」と「息」のコントロールが非常に重要になる曲です。
力強いミックスボイスやきれいなファルセットが印象的な曲ですが、この曲で特筆すべきは、Aメロでの低い音域での歌唱でしょう。
若い女性でこのしっかりした低音が出せているのは驚異的と言ってもいいかもしれません。
多彩な発声の使いこなしを身につけるための練習曲として最適な一曲でしょう。
そばかすJUDY AND MARY

JUDY AND MARYの9作目のシングルで1996年2月リリース。
YUKIの明るくストレートなハイトーンボイスがとても心地いい曲で、この曲を歌うには小細工なしのストレートな歌唱が必要になるでしょう。
音域的に比較的高音に自信のある方向けのセレクトになるとは思いますが、このまっすぐに突き抜けるような高音を再現できるようになれば、きっと歌唱力も飛躍的に向上するでしょう。
楽なキーから徐々に慣らして、喉を締め付けずに伸びやかなハイトーンが出せるように練習しましょう。
喉を傷めないためにはボイトレレッスンの受講をお勧めしたいと思いますね。
愛をこめて花束をSuperfly

Superfly、4作目のシングルで2008年2月リリース。
この曲を歌うには、正しい発声法をしっかりと自分のものにしていることが必須ですが、その上で、ファルセットに逃げないストレートなハイトーンを出すための練習曲としては、最適なセレクトになるでしょう。
最初のうち、苦しいところは裏声で歌っても構わないので、できるだけダイナミックな歌になるようにトライしてみていただきたいと思います。
喉を解放してヘッドボイスのハイトーンが自由に使いこなせるようになると完璧でしょう。
Love SongUru

Uruさんの通算11作目のシングルで、2021年8月25日リリース。
フジテレビ系 木曜劇場「推しの王子様」主題歌にも採用されていますね。
女性ボーカルの美しいバラードに仕上げられていて、Uruさんの高い歌唱表現力が余すところなく聴く人に伝わるプロデュースとなっています。
この楽曲の歌唱で個人的にとても高く評価したいのが、Aメロ部分のウィスパーボイスと地声を非常に高度に使い分けたソフトな歌唱表現です。
歌詞の中に出てくる「濁音」の発音も見事にソフトにきれいに聞こえるように歌われています。
もちろんサビの一部で聴けるUruさんならではのパワフルかつソフトなハイトーンも見事です!
この楽曲を練習するに当たっては、ぜひそんなところまで再現できるように練習してみてください!
逢いたくていまMISIA

MISIAさんの23作目のシングルで2009年11月リリース。
この曲は間違いなく上級者向けのセレクトですね。
この曲を歌うには、正式なボイトレを受けてしっかりとした基礎力を身につけていることは必須でしょう。
その上でR&B系の曲を歌うのに必須条件とも言って過言でないミックスボイス、ファルセットを適切に使い分けて、スムーズに切り替えられることが必要になると思います。
そういう意味で、ひととおりの基礎力を身につけた方の実戦訓練ための曲として非常にいいと思います。