【女性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲
歌が上手くなるための条件。
もちろん正しい発声、効果的な発声を身につけることは最重要ポイントですが、そこで身につけた基礎力も実際の歌の中で活かせないことには何にもなりませんよね。
そして、そんな「実戦力」を身につけるには、やはり適切な練習曲を選んで、それを歌うことで実際に歌を歌うための表現力を培っていくことが重要です。
今回の記事では、そんな「歌が上手くなる」ための目的に最適と思われる曲をセレクトしてみました。
一口に「歌がうまくなりたい」と言っても、それぞれの方の現状のレベルも様々ですから、初級者向けの曲から難易度の高い曲まで幅広くセレクトしています。
各曲の紹介記事には、その曲を歌うための簡単なアドバイス的なことも記載しているものもありますので、そちらもご参考にぜひ頑張って更なる実力アップのために本記事をお役立てください。
とは言え、ご自身が「これを歌いたい!!」「歌えるようになりたい!!」と思うお好きな曲を選んで楽しんで歌うことが何より一番大切なんですけどね。
【女性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲(41〜50)
明日もSHISHAMO

2017年2月リリースのSHISHAMOの4thアルバム、『SHISHAMO 4』収録曲でNTTドコモのCMソングにも採用されていましたね。
軽快なリズムが心地いいシンプルなロックソングで、ブラスのアレンジもカッコいいです曲ですね。
メロディも非常に覚えやすくて印象的なものですが、サビメロなど少し凝った作りになっている部分もあったり、一瞬出てくる高音のファルセットなど歌の練習素材としてもなかなか秀逸な曲と言えるでしょう。
終始、明るい声質を保ちつつ、高音のファルセットもきれいに力を抜いて刺激的にならないように注意して歌ってみてください。
【女性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲(51〜60)
手紙~拝啓 十五の君へ~アンジュラ・アキ

アンジェラ・アキさんの8作目のシングルで2008年9月リリース。
NHKの『みんなのうた』でも紹介されていたように、非常にシンプルで覚えやすいメロディで構成されている曲なので、カラオケでうまく聞こえさせるのに最も重要な「正確なピッチ(音程)」を身につけるための練習曲としては最適なものの一つでしょう。
ピアノ弾き語りのバラード調で始まる冒頭部分から、中盤のリズミカルな展開まで、リズム表現を勉強するためにもきっとお役立ていただけると思います。
アンジェラ・アキご本人は発声も素晴らしいので、基礎力養成のためのボイトレも合わせておこなってくださいね。
新時代Ado

女性シンガー、Adoさんの配信限定シングルで2022年6月リリース。
ちなみに作詞、作曲は中田ヤスタカ氏が担当されています。
『ONE PIECE FILM RED』の主題歌にも起用されていますね。
楽曲冒頭からAdoさんの透き通るようなファルセットボイス(裏声)から飛び出してきて、またその同じメロディが曲中では地声のハイトーンでも歌われており、まさに「ハイトーンボイスの見本市」的な様相を呈している一曲となっています。
これは高域方向に音域を伸ばしたいとお考えの方の練習曲として最適なもののひとつになるのではないでしょうか。
無理して高い声を出そうとすると喉を痛めてしまいますから、喉に力を入れずに歌えるキーから練習を始めてくださいね。
蝶々結びAimer

Aimerさん、11作目のシングルで2016年8月リリース。
曲をセレクトしておきながらこんなことを言うのも何ですが、このAimer、かなり個性的な歌い方をするシンガーなので、これをモノマネ的に歌うことはあまりお勧めしません。
特にこの「息成分のたくさん混じった歌声」は、あまり真似するのは良くないでしょう。
声質やボーカルスタイルが本人に近い人にはとても参考になる素材ではあると思いますが、汎用的な歌唱力を高めるためにはあまりマネしようとせずに楽曲の持つ柔らかさなどをご自身なりの歌唱で表現するように練習してみてください。
それをやるにはかなりの力量が求められることになると思いますが、それをやるだけの価値のある楽曲素材だと思います。
Jupiter平原綾香

平原綾香さんのデビューシングルで、リリースは2003年12月。
イギリスの作曲家ホルストの管弦楽組曲『惑星』の第4楽章「木星」の中間部に歌詞をつけたものです。
もともとボーカルを乗せるために作られたメロディではないこともあり、メロディで使われている音域は2オクターブになるので、一般の方がカラオケで歌うには非常に難易度の高いものになりますが、低音域、中音域、高音域とすべての音域に渡っての発声を習得できますから、これから歌の上達を目指したいとお考えの方にはぜひこれをセレクトして挑戦していただきたいと思います。
地声とファルセットボイスのスムーズな切り替えや、発声するときの息の吐き出し速度のコントロールがいい感じで歌うためのキーポイントになってくると思います。
ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)LiSA

幅広い世代の女性から人気を集めるアイドルグループ、Stray Kidsとアニソンシンガーの筆頭格として知られるLiSAさんによる楽曲『ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)』。
本作はラップ、ロングトーン、ファルセット、どの要素も難しい作品です。
特にサビのロングトーン中に登場するファルセットが難しく、大きな声量を維持しながらファルセットを歌いこなさなければなりません。
迫力のある歌い方に自信がある方は、ぜひチェックしてみてください。
アルデバランAI

AIさんの楽曲で2021年11月1日リリース。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の主題歌に採用されています。
もともとその歌唱力には定評のあるAIさんが歌う楽曲だけに歌唱難易度は非常に高い楽曲ですが、それだけにこれを練習して歌唱を習得した暁には得られるものは多々あると思います。
特にフレーズの終わりの処理の仕方…フレーズの揺らせ方や楽曲中の随所で聴くことのできるフェイクの使い方などは、じっくりと研究してみる価値が高いと思いますよ!