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ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今

実際に音楽ジャンルとしてのファンクを聴いていなくても、ファンキーなといった形容詞を無意識に使われている方は多くいらっしゃいますよね。

言葉としては日常生活に浸透しているファンクに対して、皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?

1960年代にその原型が生まれたとされるファンクは、形を変えながら多くのヒット曲の要素として2020年代の今も愛され続けているのです。

今回は、ファンクの基本的な名曲からディスコ、メロウ・グルーヴ、現代のファンクにいたるまで多くの名曲をお届けします。

あなたの中に眠るファンクネスを呼び覚ます、運命の名曲に出会えるかもしれません!

ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(61〜70)

Get Down On ItKool and The Gang

Get Down On It (Original 12″ Extended Version)
Get Down On ItKool and The Gang

クール・アンド・ザ・ギャングは、アメリカのソウル、ファンクバンド。

1969年デビューし、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックに起用され、ディスコファンクバンドとして名を轟かせました。

「Get Down On It」は1982年にポップチャート10位、ブラックチャート4位を獲得したヒットナンバーです。

Why can’t we live togetherTimmy Thomas

重苦しい曲調にメッセージを載せたのが特徴的なファンクです。

最古のドラムマシンにハモンドオルガンを加えただけの骨太な曲ですが、非常にエッジの効いたオルガンが暗く重いイメージをより強くしています。

70年代前半の黒人社会を克明に描いた曲ですね。

Lucky StrikeBerhana

berhana – Lucky Strike (Official Audio)
Lucky StrikeBerhana

アメリカ、アトランタ出身のシンガーソングライター、ベルハナの『Lucky Strike』という曲です。

レトロなドラムビートや、シンセサイザーの音色は今ブームのシティポップには欠かせない要素ですね。

彼のソウルフルな歌声もまた、洗練されたこの楽曲のサウンドによくマッチしています!

Black catJanet Jackson

1989年に発売されたアルバム「Rhythm Nation」からのシングルです。

特徴的なドラムサウンドと、重低音を効かせた激しいファンクロックです。

ちなみにアルバムでもオリジナルとベストに入っているバージョンでは、ラストの終わり方に変更がありますのでご注意を。

Gonna Be Just Me (feat. Adryon de León)The New Mastersounds

The New Mastersounds – Gonna Be Just Me (feat. Adryon de León) [Audio] (3 of 12)
Gonna Be Just Me (feat. Adryon de León)The New Mastersounds

The New Mastersoundはギタリストのエディ・ロバーツを中心に結成された、イギリスはロンドン出身のジャズ・ファンクバンドです。

フジロックにも出演しており、日本でもファンクファンの間で有名になりました。

60年代のファンクやソウルに強い影響を受けたバンドで、サウンドもヴィンテージな雰囲気。

こういったサウンドを現代の曲でも聴けるのはかなり貴重ですよね。

SorryBeyoncé

Beyonceによって2016年にリリースされたトラック。

彼女の夫でありラッパーのJay-Zの不倫からインスパイアされています。

世界各国でヒットし、アメリカでプラチナ認定を受けているトラックです。

ミュージック・ビデオには、Serena Williamsが出演しています。

What Is Hip?Tower Of Power

Tower of Power – What Is Hip? (VINYL: Music From The HBO® Original Series) [Official Audio]
What Is Hip?Tower Of Power

タワー・オブ・パワーの代表曲であり、ファンク・ミュージックの金字塔と呼ぶべき1曲が、こちらの楽曲なのです。

1973年5月にリリースされた本作は、ファンク、R&B、ソウルを見事に融合させた独特のサウンドで、バンドを国際的な舞台へと押し上げることに大きく貢献しました。

キャッチーなメロディーと感染力のあるリズムに乗せて、「ヒップ」の本質や流行の移り変わりについて問いかける歌詞が印象的です。

ドラマーのデイヴィッド・ガリバルディさんによるポリリズミックなビートと、ベーシストのロッコ・プレスティアさんとの絶妙な掛け合いが、この曲の核心を形作っています。

近年では、Netflixの人気シリーズ「The Umbrella Academy」でも使用され、新たな世代のファンを獲得しているんですよ。