ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今
実際に音楽ジャンルとしてのファンクを聴いていなくても、ファンキーなといった形容詞を無意識に使われている方は多くいらっしゃいますよね。
言葉としては日常生活に浸透しているファンクに対して、皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?
1960年代にその原型が生まれたとされるファンクは、形を変えながら多くのヒット曲の要素として2020年代の今も愛され続けているのです。
今回は、ファンクの基本的な名曲からディスコ、メロウ・グルーヴ、現代のファンクにいたるまで多くの名曲をお届けします。
あなたの中に眠るファンクネスを呼び覚ます、運命の名曲に出会えるかもしれません!
ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(81〜90)
Gonna Be Just Me (feat. Adryon de León)The New Mastersounds

The New Mastersoundはギタリストのエディ・ロバーツを中心に結成された、イギリスはロンドン出身のジャズ・ファンクバンドです。
フジロックにも出演しており、日本でもファンクファンの間で有名になりました。
60年代のファンクやソウルに強い影響を受けたバンドで、サウンドもヴィンテージな雰囲気。
こういったサウンドを現代の曲でも聴けるのはかなり貴重ですよね。
Me and Your MamaChildish Gambino

アメリカのラッパーでシンガーのChildish Gambinoによって、2016年にデジタルダウンロード・リリースされたトラック。
1970年代のファンク・サウンドを特徴としています。
アメリカやカナダ、オーストラリアなどでヒットし、ニュージーランドのチャートでNo.4を記録しました。
POUND FOR POUNDFEDERATION OF THE DISCO PIMP

スコットランドの現代型ファンクを作り出すバンド、FEDERATION OF THE DISCO PIMPです。
ホーン隊の力強いメロディーと、技ありの展開が特徴で、ファンク好きじゃなくでもBGMでさらっと聴いてみたい人にオススメのバンドです。
テンポ感の速い、爽快なグルーヴが好きです。
SorryBeyoncé

Beyonceによって2016年にリリースされたトラック。
彼女の夫でありラッパーのJay-Zの不倫からインスパイアされています。
世界各国でヒットし、アメリカでプラチナ認定を受けているトラックです。
ミュージック・ビデオには、Serena Williamsが出演しています。
What Is Hip?Tower Of Power

タワー・オブ・パワーの代表曲であり、ファンク・ミュージックの金字塔と呼ぶべき1曲が、こちらの楽曲なのです。
1973年5月にリリースされた本作は、ファンク、R&B、ソウルを見事に融合させた独特のサウンドで、バンドを国際的な舞台へと押し上げることに大きく貢献しました。
キャッチーなメロディーと感染力のあるリズムに乗せて、「ヒップ」の本質や流行の移り変わりについて問いかける歌詞が印象的です。
ドラマーのデイヴィッド・ガリバルディさんによるポリリズミックなビートと、ベーシストのロッコ・プレスティアさんとの絶妙な掛け合いが、この曲の核心を形作っています。
近年では、Netflixの人気シリーズ「The Umbrella Academy」でも使用され、新たな世代のファンを獲得しているんですよ。
The Great DivideMayer Hawthorne

2013年にグラミー賞を受賞したシンガーソングライター、メイヤー・ホーソーンの『The Great Divide』という曲です。
ゆったりとしたテンポに、ソウルフルな歌声がとても官能的ですね。
気だるさと、ロマンティックさ、そのどちらも兼ね備えた雰囲気たっぷりな1曲です。
ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(91〜100)
FunkentownSlave

スレイブも、オハイオ出身のファンクバンドです。
大所帯でパーラメントに近いファンクを演奏するのが特徴で、マーク・アダムスのスラッピング・ベースとタイトなリズムが大きな特徴でした。
「Funkentown」は、彼らの代表曲のひとつです。