ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今
実際に音楽ジャンルとしてのファンクを聴いていなくても、ファンキーなといった形容詞を無意識に使われている方は多くいらっしゃいますよね。
言葉としては日常生活に浸透しているファンクに対して、皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?
1960年代にその原型が生まれたとされるファンクは、形を変えながら多くのヒット曲の要素として2020年代の今も愛され続けているのです。
今回は、ファンクの基本的な名曲からディスコ、メロウ・グルーヴ、現代のファンクにいたるまで多くの名曲をお届けします。
あなたの中に眠るファンクネスを呼び覚ます、運命の名曲に出会えるかもしれません!
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ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(11〜20)
(Not Just) Knee DeepFunkadelic

ファンク・ミュージックの特集として、やはりファンカデリックの名前は挙げざるを得ないでしょう。
Pファンクの提唱者にして、パーラメントを率いたジョージ・クリントンさんが同時進行で結成したバンドで、Pファンクを代表するベーシストのブーツィー・コリンズさんやキーボーディストのバーニー・ウォーレルさんらが名を連ね、初期はサイケデリックなロックとファンクを融合させたような音を鳴らしていました。
今回取り上げている『(Not Just) Knee Deep』は1979年にリリースされたヒット曲で、ファンク・クラシックとして愛されている古典的な名曲です。
ヒップホップ世代からの人気も高く、De La Soulの『Me Myself And I』を始めとして、サンプリングネタとしても重宝されているのも当然と言えるファンキー炸裂なシンセの音色、キャッチーなコーラスが最高ですね。
理屈はどこか遠くへ追いやって、肉体の赴くままに踊りましょう!
Good TimesChic

ディスコ・ブーム全盛期の1979年に放たれた全米ナンバーワン・ヒット曲にして、ポピュラー音楽全般に多大なる影響を与えたシックの名曲です!
ファンク~ディスコ・バンドの代表的な存在であるシックは、ナイル・ロジャースさんとバーナード・エドワーズさんという、ジャズ畑のミュージシャン2人を中心として、1977年にアメリカはニューヨーク州にて結成されました。
バンドとしての活動はもちろん、お二人は人気音楽プロデューサーとしても世界的に著名な方々ですよね。
冒頭で触れたように、今回紹介している『Good Times』の各方面への影響として最も有名なのが、同年にThe Sugar Hill Gangが発表した、ラップ・レコードの最初期の作品と言われている『Rapper’s Delight』でしょう。
『Good Times』のベースラインなどを引用して演奏し直したトラックが使われており、ヒップホップ史上初のトップ40入りを果たしたことは、当時最先端のファンクネスとグルーブを作り上げたシックの功績と言えそうです。
本能のままにリスナーを躍らせる最高のファンク・ビート、ここに在り!
Give Up The Funk (Tear The Roof Off The Sucker)Parliament

ファンクの名曲というテーマの常連であり、名曲中の名曲にしてファンク・クラシックスの古典が、こちらの『Give Up the Funk (Tear the Roof off the Sucker)』です!
世界的に最も有名なファンク・バンドの1つにして、いわゆるPファンクの創始者であるジョージ・クリントンさんが率いるパーラメントが1976年に発表したヒット・アルバム『Mothership Connection』に収録されている楽曲であり、彼らにとっても最大のヒット・シングルとなったナンバーです。
アンセミックなコーラス、すべての楽器がメロディではなくビートを刻んでいるようなグルーブの妙、どれを取っても古典の名にふさわしい内容ですよね。
サンプリングの元ネタとしても大人気、というのも当然と言えるでしょう。
タイトルは一種の逆説であり、一筋縄ではいかない知性を感じさせるところも魅力的ですね。
Super FreakRick James

ファンク・ミュージックを愛する音楽好きにとっては、この楽曲のベース・ラインはまさに古典にして伝説と言えるのではないでしょうか。
天才にして奇人、1970年代から1980年代にかけて大きな成功を収めたファンク・ミュージシャンの代表的な存在、リック・ジェームスさんが1981年に発表した大名曲『Super Freak』です。
あのM.C.ハマーさんが、大ヒット曲『U Can’t Touch This』でサンプリングしたことでも知られていますね。
リックさんによる、全編に渡って鳴り響くベース・ラインはまさに魔法のような魅力があり、楽曲自体も実に官能的なファンク・クラシックスとして、歴史に残る見事なクオリティを誇っていますよね。
ベーシストとして、そしてコンポーザーとしてのリックさんの途方もない才能を示すものでしょう。
SuperstitionStevie Wonder

盲目というハンデを背負いながら、幼い頃からマルチ・プレイヤーとして、そしてシンガーソングライターとしての才能を見せ、長きに渡って歴史に残る作品を生み出し続けているスティーヴィー・ワンダーさん。
まさに天才と呼ぶにふさわしいスティーヴィーさんが若干22歳という若さでリリースした1972年の名盤『Talking Book』に収録されているこちらの『Superstition』は、シングル・カットされて全米チャート1位を記録したヒット曲であり、スティーヴィーさんを代表する名曲の1つです。
もともとは世界三大ギタリストとして名高いジェフ・ベックさんのために書かれた曲なのですが、当時のスティーヴィーさんのマネージャが反対したことで、スティーヴィーさん自身の楽曲として発表したという経緯があるのですね。
文句なしのファンクネス、抜群のキャッチーさ、文句のつけようがない完ぺきな名曲というのはもちろん、主役級に活躍するスティーヴィーさんが演奏するクラヴィネットの効果的な使われ方も聴きどころですね!


