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ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今

実際に音楽ジャンルとしてのファンクを聴いていなくても、ファンキーなといった形容詞を無意識に使われている方は多くいらっしゃいますよね。

言葉としては日常生活に浸透しているファンクに対して、皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?

1960年代にその原型が生まれたとされるファンクは、形を変えながら多くのヒット曲の要素として2020年代の今も愛され続けているのです。

今回は、ファンクの基本的な名曲からディスコ、メロウ・グルーヴ、現代のファンクにいたるまで多くの名曲をお届けします。

あなたの中に眠るファンクネスを呼び覚ます、運命の名曲に出会えるかもしれません!

ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(71〜80)

I Can’t stand the rainAnn Peebles

ミズリー州出身のソウルシンガーとして活躍したアン・ピーブルスですが、幼いころからゴスペルを歌うことで、歌唱力を磨きました。

1970年代にヒットしたこの曲は、その後ティナ・ターナーなどの他のアーティストがカバーしたことでも有名です。

Rock SteadyAretha Franklin

ソウルの女王とも呼ばれるAretha Franklinによって、1971年にリリースされたファンク・ソウル・トラック。

Donny Hathawayがオルガンを演奏しています。

アメリカのチャートでNo.2を記録しました。

EPMDの1988年のトラック「I’m Housin’」でサンプリングされています。

I know you got soulBobby Byrd

ソウル、R&B、ファンクのジャンルをカバーする彼は、シンガーソングライターであり、またプロデゥーサーとしても幅広い肩書を持ち活躍しました。

この時代にジェームス・ブラウンとともにファンクのシーンを盛り上げるための重要な役割を担いました。

le freakChic

アーティスト名が分からずとも、freak outという掛け声の名曲「le freak」は映画などで聴いたことがあるでしょう。

とにかくイントロのインパクトが特徴ですが、ディスコ調のイケイケなグルーブはポップスにファンクの風を送り込んだバンドの一つでまちがいありません。

HairGraham Central Station

スライ&ザ・ファミリー・ストーンで強烈なスラッピング・ベースと低音のボーカルを聴かせたラリー・グラハムは、自分のバンドであるグラハム・セントラル・ステーションを作ります。

「ヘアー」のイントロ部分のスラッピング・ベースは、ファンク・ベースの経典となっています。

Love RollercoasterOhio Players

Ohio Playersによって1975年にリリースされ、アメリカのチャートでNo.1を獲得したトラック。

インストゥルメンタル・ブレイクで流れる叫び声が、スタジオで殺害された女性の声であるといううわさが流れました。

Clubの2004年のトラック「Deep Inside」でサンプリングされています。

Flash LightParliament

いわゆるPファンクと呼ばれる大人数のファンクグループです。

77年に発表されたこの曲は、世界ではじめてシンセサイザーをベースに使用した曲と言われています。

グニャグニャした、とてもサイケデリックな雰囲気はファンクにとても合いますね。

70年代後半のブラック・ミュージックを語るには外せないグループです。