ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今
実際に音楽ジャンルとしてのファンクを聴いていなくても、ファンキーなといった形容詞を無意識に使われている方は多くいらっしゃいますよね。
言葉としては日常生活に浸透しているファンクに対して、皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?
1960年代にその原型が生まれたとされるファンクは、形を変えながら多くのヒット曲の要素として2020年代の今も愛され続けているのです。
今回は、ファンクの基本的な名曲からディスコ、メロウ・グルーヴ、現代のファンクにいたるまで多くの名曲をお届けします。
あなたの中に眠るファンクネスを呼び覚ます、運命の名曲に出会えるかもしれません!
ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(41〜50)
Come And Get ItJohn Newman

2013年にデビューしたイギリスのシンガー、ジョン・ニューマン。
歌い方は1960年代のR&Bシンガーに強く影響を受けていますが、サウンド的にはファンクミュージックの要素をかなり取り入れています。
この曲は2015年に発売されたセカンド・アルバムからシングルカットされ、全英5位となるスマッシュヒットを記録しました。
ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今(51〜60)
SupernovaSunni Colón

ミステリアスな雰囲気がたまらないこちらはアメリカ出身のシンガーソングライター、サニ・コロンの『Supernova』という曲です。
ギターのリフや、ピアノの演奏など、聴くたびに新たな発見がある、細部までアレンジに凝った1曲です。
メロウに始まり、曲が進むにつれてグルーブに引き込まれる、中毒性の高い1曲ですね。
Get Down On ItKool and The Gang

80年代に絶頂期を迎えたグループです。
一時期低迷しましたが、ボーカルを加える事により再ブレイク。
この曲を発売したころはポップな曲を量産していたいわゆる全盛期ですね。
CMでも使用されていましたので、聴いたことがある方も多いはず。
Get Down On ItKool and The Gang

クール・アンド・ザ・ギャングは、アメリカのソウル、ファンクバンド。
1969年デビューし、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックに起用され、ディスコファンクバンドとして名を轟かせました。
「Get Down On It」は1982年にポップチャート10位、ブラックチャート4位を獲得したヒットナンバーです。
Why can’t we live togetherTimmy Thomas

重苦しい曲調にメッセージを載せたのが特徴的なファンクです。
最古のドラムマシンにハモンドオルガンを加えただけの骨太な曲ですが、非常にエッジの効いたオルガンが暗く重いイメージをより強くしています。
70年代前半の黒人社会を克明に描いた曲ですね。
Lucky StrikeBerhana

アメリカ、アトランタ出身のシンガーソングライター、ベルハナの『Lucky Strike』という曲です。
レトロなドラムビートや、シンセサイザーの音色は今ブームのシティポップには欠かせない要素ですね。
彼のソウルフルな歌声もまた、洗練されたこの楽曲のサウンドによくマッチしています!
Black catJanet Jackson

1989年に発売されたアルバム「Rhythm Nation」からのシングルです。
特徴的なドラムサウンドと、重低音を効かせた激しいファンクロックです。
ちなみにアルバムでもオリジナルとベストに入っているバージョンでは、ラストの終わり方に変更がありますのでご注意を。