テレビやネットを見ていると毎日のように目にするCMは、時代の変化とともに多様化してきており、短いCMだとしても作品として楽しめるものが本当に増えましたよね。
とくに話題になることが多いのはやっぱりおもしろいCM。
芸人さんが出ていてゲラゲラ笑ってしまうもの、予想外のキャスティングに驚いて笑ってしまうもの、斜め上のアイデアや演出でじっくりと見入ってしまうものなど、そのバリエーションは無限です。
この記事では、そんなおもしろいCMをたくさん紹介していきますね!
最近のCMから定番のCMまで幅広く紹介していきますので、お楽しみください。
面白いCM【2025年6月】(1〜10)
WAVE コンタクトレンズ「呼吸して!WAVE EYES」篇深澤辰哉、宮舘涼太、岩本照

WAVE EYESのコンタクトレンズなら、瞳にしっかりと酸素をとおしてくれるのだということを、緊迫したドラマとツッコミのにぎやかさでをとおして描いたCMです。
敵のアジトで倒れる宮舘涼太さんの呼吸をチェックする仲間たち、それが息ではなく瞳を見ていることに気付き、本人が思わずツッコミを入れるというコミカルな展開です。
激しくツッコミが入る中でも、深澤辰哉さんと岩本照さんが冷静なところもポイントで、宮舘涼太さんの言葉が響いていないところも笑いを誘いますよね。
日常に欠かせないものだからこそ、安心して使えるものを選んでほしいという思いも軽やかな空気をとおして表現されています。
バーガーキング オールデイ・キング「バーガーデイトレーダー」篇

バーガーキングなら、どの時間帯でもお得にバーガーを食べられるのだということを、デイトレーダーの姿を重ねてコミカルに描いたCMです。
時間帯によって価格が変わるというよくあるキャンペーンへの不満も込めたような内容で、バーガーの価格もデイトレーダーのように見極める必要があること、その面倒さも表現されていますね。
バーガーデイトレーダーの姿をしっかりと見せる映像だからこそ、価格の変動に振り回される苦しみが鮮明に伝わってきますよね。
困った表情と重ねるからこそ、好きな時間にお得に食べられるバーガーキングの安心感が強調されているような印象です。
旭化成「熱すぎる内川」篇中島歩

旭化成に入社した中島歩さんと、型破りなスタイルで活躍する、旭化成の社員たちのであいを描いたコミカルなCMです。
ここでは牧野裕夢さんが演じる「熱すぎる内川」が登場、プロジェクトへの情熱がまわりにも影響する湯気として表現されています。
仕事への熱が現実の熱にかわっている様子、その現実の方の熱に中島歩さんが苦しむ様子を見せる不思議な世界観ですね。
コミカルな雰囲気でありつつも、旭化成の情熱をしっかりと表現した内容ですよね。
味の素「バンバンドンドン」篇宮野真守

声優の宮野真守さんが出演し、味の素を何にかけるとおいしいのかを紹介していくCMです。
テンポよくハイテンションにさまざまな食べ物に味の素をかけて味見をし、「うまい!」と連呼。
しかし、中には合わない食べ物もあるようで「ちがう!」と正直に言うところも好感が持てますね。
またCM後半では狂気さえ感じるほどにハイテンションになってしまう宮野さんの姿がおもしろく、一度みるとクセになってしまうCMです。
さとふる「お手本を見せよう」篇/「さとふるでお米」篇東京03、麻生久美子


豊本さんと麻生久美子さんの自宅に角田さんと飯塚さんがやってきて、4人で食事を楽しんでいるシーンが映されたこちらのCM。
ふるさと納税でもらった食材でバーベキューをしているようで、ふるさと納税について会話しています。
この舞台設定のCMは「お手本を見せよう」篇と「さとふるでお米」篇の2本ありますが、どちらも角田さんが少し拍子抜けなことを言って変な空気になって締めくくられるというシュールな笑いが込められているんですよね。
まるで東京03のコントを観ているかのような見応えのあるCMです。
オープンハウス マイホームマン「INNOVAS」篇堺雅人、秋山竜次

堺雅人さんが巨大化して自分の土地を守ろうとする様子を描いた、不思議な世界観のCMです。
今回はマイホームを建てるための土地に怪獣が入らないように戦う中で、秋山竜次さんが出演しているCMが聞こえてくるという展開ですね。
戸建てのイメージを持って戦っていた中で、マンションも可能だという情報を聞き、とまどいの表情を浮かべています。
軽やかに語りかけるCM、大げさにも見えるおどろきの表情、そして怪獣との戦いという、情報量の多さがコミカルな雰囲気を演出していますね。
ハードオフ「そんなの関係ねえ」篇小島よしお

ハードオフでジャンク品を取り扱っていることを紹介、何らかの不具合があるものも役立つ可能性があることをアピールするCMです。
ここでは「そんなの関係ねえ」を途切れつつ繰り返す不具合を持った小島よしおさんが登場、キック力に注目すれば役立つかもしれないという展開を見せる内容です。
ギャグとしては厳しくても空気を送る要因としては最適なところを見せて、ジャンク品ならではの楽しさも強調していますね。
真剣にギャグを繰り返す小島よしおさんを、子供が真顔で見つめている様子も、見ている人の笑いを誘います。