フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲
「フュージョン」とはジャズ・ミュージックから派生した音楽ジャンルですが、その言葉通りさまざまな要素を融合させた、まさにクロスオーバーなサウンドとして多くの名盤や名曲を世に送り出しています。
フュージョンに興味がある、とりあえず何曲か聴いてみたい……そんな初心な方々に向けて、本稿ではソフトでオシャレな曲から難解で革新的な楽曲まで存在するフュージョンの名曲をご紹介!
海外のアーティストを中心として、往年の人気曲や王道の1曲、定番曲に近年注目されているジャズフュージョンの要素を兼ね備えたアーティストの名曲までたっぷりお届けいたします。
当時を懐かしみたい方々も、現代のフュージョンをお探しの方もぜひご覧ください。
フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲(101〜120)
The Romantic WarriorReturn To Forever

76年発表のアルバム「Romantic Warrior」収録。
72年頃に活動を開始したニューヨークの5人組。
Chick CoreaやStanley Clarkeが所属していました。
そよ風のようなピアノをバックに進行していく各々のプレイが10分もの曲を短く感じさせてくれます。
Looking GlassAllan Holdsworth

Allah Holdsworthは、1969年から2017年まで活動をしていたイギリスのギタリストで作曲家です。
彼は40年以上にわたるキャリアの中でさまざまなサウンド・スタイルを演奏しましたが、ジャズ・フュージョンの作品で最もよく知られています。
このトラックは1986年にリリースされた4枚目のアルバム「Atavachron」に収録されています。
Fine Corinthian LeatherCharlie Hunter

ギタリストCharlie Hunterのギタープレイが最高にカッコ良い一曲です。
とにかくギターの音色も効果的で素晴らしく、小刻みに刻まれるドラミングに身を委ねて、遊びまわるように自由に演奏されています。
休符の使い方や、他の楽器との絡ませ方に達人のプレイが垣間見えます。
ギターの高音がなり始めると何かが起こる予感がしてならない、楽しい一曲です。
Wild Things Run FastJoni Mitchell

カナダのシンガー・ソングライターであるJoni Mitchellによって、1982年にリリースされたアルバムのタイトル・トラック。
彼女の夫であるベーシストのLarry Kleinが参加した最初のアルバムとなっています。
Joniのカリブ海での旅行からインスパイアされている、リズミカルなアルバムです。
GigantactisMark Lettieri

ギタリスト、マークレッティエリのギターソロナンバー。
もうめちゃくちゃにテクニカルなのはもちろんのこと、メロディがどのフレーズもキャッチーなのが素晴らしいです。
ギターとそのほか、シンセサイザーであったり、タンバリンであったり、ドラムであったり、からみ合せ方も絶品で聴きごたえのある楽曲となっています。
個人的にはスネアの乾いた音が大好物です!