明るい雰囲気なのに歌詞が切ない曲。ギャップを感じる心に染みる歌
切ない歌詞の曲と聞くと、きっと多くの方がしっとりとしたバラードソングや悲しい曲調の楽曲を想像するのではないでしょうか?
しかし、実は切ない歌詞なのに明るい曲調の楽曲というのがたくさん存在していて、そうした曲が好きだという方は意外と多いんですよね。
歌詞と曲調の対比に、より切なさや感情の機微を感じ取れるのかもしれません。
この記事では、そうした明るい曲調の切ない曲を紹介していきます。
ぜひ歌詞をご覧になりながら、じっくりと曲の世界観を味わってみてください。
明るい雰囲気なのに歌詞が切ない曲。ギャップを感じる心に染みる歌(31〜40)
誰か、海を。Aimer

アニメ『残響のテロル』のエンディングテーマに起用されたのがこの曲、『誰か、海を』。
未来を不当に奪われた少年たちが世の中に一矢報いるという内容のアニメで、この楽曲からもアニメで描かれていた怒りや絶望、そして諦めといった主人公たちの思いが感じられます。
歌詞の内容というより、落ち込んでいる気持ちをそのまま受け止めてくれるような楽曲の雰囲気がとてもオススメ。
歌っているのは独特な歌声で人気のシンガー、Aimerさんです。
Love Me Up (Prod. Chaki Zulu)Awich

明るいラップから入る曲ですが、内容は暗いものになっています。
「巻いて」「吸って」というフレーズで言葉遊びをしている妖艶なラブソング。
Awitchのレベルの高さが分かる曲です。
キャッチーなメロディと、独特な歌声が耳に残りますね。
圧倒的暗さはないものの、いろんな意味でトリップしきっている内容なので、ぜひ調べてみてください。
キャッチーなメロディがある意味逆に重く感じさせる1曲です。
プロデューサーのChaki Zuluのセンスの良さにも注目してみてください。
どうしてNovelbright

忘れられない恋心が響く切ないバラードロック。
代表曲の『ツキミソウ』といったラブソングも支持を受けるロックバンド、Novelbrightが2022年に公開しました。
お互いに寄りそえていた日々や、いなくなってから気づく大切さに胸を締めつけられますね。
本心と反するようにも感じられるサビ終わりのフレーズや、雄大さんのハイトーンボーカルがさらに切なさを増幅させています。
間奏などの荒々しいギターの音色も、まるで行き場のない気持ちを表しているようですね……。
少し明るさを感じさせるアウトロも泣けてくるかもしれません。
ぜひ大切な思い出を重ねて聴いてみてくださいね。
絶望の丘Plastic Tree

希望があるから絶望がある、ということを伝えてくれる暗くて寂しい1曲。
Plastic tree初期の曲なのですが、悲しいほどの衝動とボーカル有村の切なく色気あるボーカルが印象的な名曲です。
悲しいだけではなく美しさも感じられる曲となっています。
夜行ヨルシカ

夏の終わりを描いたヨルシカらしい、さわやかでありながらもどこか憂いを抱えた1曲。
映画『泣きたい私は猫をかぶる』の挿入歌です。
夏の終わりと人と人との別れを思わせる歌詞がつづられていて、胸の奥がキュッと締め付けられるような感覚になります。
誰しもが経験したことがある、学生時代の記憶を呼び起こすような、郷愁を感じさせる歌詞が印象的。
さらにボーカルのsuisさんの歌声がこの曲のサビ部分ではいつも以上に力強く、それもいっそう切なさを演出していますね。
明るい雰囲気なのに歌詞が切ない曲。ギャップを感じる心に染みる歌(41〜50)
死神大森靖子

曲名が『死神』なのですからまさに絶望を感じるときに聴きたいです……。
悲しみもいつかは晴れるとは思っていてもこんな曲を聴きたいときもありますよね。
ただつづられている歌詞は強烈ですので、ちゃんと歌詞の中での出来事なんだと心して受け止めてください。
ほぼ救いの手が差し伸べられない一曲です。
ま、いいやCRAZY KEN BAND

大人の恋愛を連想させるワードがてんこ盛りの、セクシーな失恋ソングです。
横山剣のハスキーで甘い歌声も相まって、大人のほろ苦さが味わえます。
幼い子供にはまだ意味がわからない言葉も出てきますが、切なく泣ける1曲です。