友達と遊んでたくさんの思い出を作った夏、熱い恋をした夏、部活や勉強に汗を流した夏。
あなたは夏にどんな思い出がありますか?
この記事では、平成にリリースされた夏ソングを紹介します。
夏のイメージが強いアーティストの曲や、時代をこえても愛される夏の名曲など、さまざまな平成夏ソングを集めました。
あなたの平成の夏を彩った曲もあるかもしれませんよ!
紹介する曲とともに平成を過ごしたという方は思い出を振り返りながら、そして紹介する曲に初めて触れるという方はお気に入りの曲を見つけて、夏にぜひ聴いてみてくださいね!
【平成の夏の歌】時代を越えて愛され続けるサマーチューンを厳選!(1〜10)
マリーゴールドあいみょん

どこか懐かしいフォークの香りとJ-POPの感性が融合した、あいみょんさんらしさ全開の珠玉のラブソングです。
この楽曲は2018年8月にリリースされ、恋人と過ごす日々の愛おしさと、その幸せが永遠ではないのかもという一抹の切なさを見事に描き切っています。
特定のタイアップはありませんでしたが、楽曲の持つ力だけで多くの共感を呼び、2019年7月には公式MVが再生回数1億回を突破しました。
夏の終わりの夕暮れ、大切な人との思い出に浸りたい時に聴けば、懐かしくも温かい気持ちになれるはず。
普遍的な愛を歌った、平成を代表する名曲ですね。
君と夏フェスSHISHAMO

2014年のリリースながら、2020年代以降にバイラルヒットして今や夏の定番曲として歌い継がれる名曲です。
大人気3ピースバンド、SHISHAMOにとって初のシングルとなった本作は、MVが2014年5月開催の音楽フェス『VIVA LA ROCK』で撮影されたことでも知られていますね。
好きな人とのフェスで、音楽の熱狂と恋心の間で揺れる主人公の心情が甘酸っぱく、きゅんとなる歌詞が魅力です。
アルバム『SHISHAMO 2』にも収録され、『JAPAN COUNTDOWN』のエンディングテーマにも起用されました。
恋の始まりの高揚感と夏のきらめきを感じたい方にぴったりの一曲といえるでしょう。
高嶺の花子さんback number

片思いのもどかしさを歌わせたら右に出る者はいないback numberの、代表的なサマーチューンです。
会いたいけど会えない、自分なんて相手にされていないと分かっていながらも、膨らむ妄想と期待。
そんな主人公の姿が痛いほど伝わってきて胸が締め付けられますね。
本作は2013年6月にリリースされ、名盤『ラブストーリー』にも収録された一曲。
2019年には麒麟麦酒のCMソングとして、ボーカルの清水依与吏さん本人が弾き語りを披露したことでも話題になりました。
夏のドライブや、甘酸っぱい青春の思い出に浸りたい時にぴったりな名曲です。
ジェットコースター・ロマンスKinKi Kids

キラキラしたイントロを聴くだけで、あの平成の夏が鮮やかによみがえる……そんな方も少なくないはず。
1998年4月に発売されたKinKi Kidsの3枚目のシングルで、恋が始まる瞬間のスリリングな高揚感を、爽快なメロディに乗せて歌い上げた珠玉のサマーポップスです。
ANAの沖縄キャンペーンCMソングとしても起用され、沖縄の青い空と海が目に浮かぶようですよね。
実は本作、当初はデビュー曲候補だったという逸話も。
サンバのリズムを取り入れた弾けるようなサウンドは、夏のドライブや海辺で聴くのにぴったり。
一瞬で青春時代にタイムスリップさせてくれる、魔法のような一曲といえるのかもしれません。
揺れる想いZARD

夏のきらめきと甘酸っぱい恋心を鮮やかに描き出した、平成のJ-POPシーンを代表する珠玉のナンバーです。
1993年5月に発売されたZARDの8枚目のシングルで、大塚製薬「ポカリスエット」のCMソングとして絶大な人気を博しました。
本作はオリコンチャートで2週連続1位を記録する大ヒットとなり、ZARDの代表曲といっても過言ではないでしょう。
坂井泉水さんが紡ぐ、相手への想いが募る心の揺れ動きを表現した繊細な言葉は、爽快なメロディと相まって、聴く人の心を掴んで離しません。
夏のドライブや、少し切ない思い出に浸りたい時にぴったりの一曲ですよ。
何も言えなくて…夏THE JAYWALK

夏ソングという括りだけでも数えきれないほどの名曲、ヒット曲が存在する90年代の中でもこちらの名曲が印象深く心に残っているという方は少なくないはず。
J-WALKが1991年にリリース、ロングセールスを記録して彼らの代表曲となった、切ない歌詞も心を締め付ける名曲ですが、実は前年に発表されたアルバム『DOWN TOWN STORIES』収録曲の夏バージョンが本作なのですね。
大人の魅力と色気を感じさせる中村耕一さんのハスキーな歌声が、夏の終わりの別れの場面で、今まで気づかなかった相手の仕草に今更ながら心を奪われる主人公のやるせない想いを描き出します。
日本テレビ系ドラマ『おとなの夏休み』の主題歌としてもお馴染みですよね。
忘れられない夏の思い出がある方は、この曲をBGMにもう戻れないあの日々への郷愁に思いをはせてみてはいかがですか。
Over DriveJUDY AND MARY

90年代を代表するバンドJUDY AND MARYの夏ソング、と言われたらこの名曲を真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。
1995年6月に発売され、バンド初のオリコンチャートトップ10入りを記録した本作は、彼らの快進撃の狼煙を上げた一曲です。
YUKIさんによる歌詞は、夏の疾走感や解放感だけでなく、ふとした瞬間に感じる切なさや儚さをも描き出しているのが深みがあって面白いですよね。
トヨタ「カローラツーリングワゴン」のCMソングとしてお茶の間に流れ、この曲と共に平成の夏を過ごした方も少なくないはず。
どこかへ駆け出したくなるような衝動を与えてくれる、色褪せないサマーチューンです。