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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(121〜140)

TogetherSuperfly

Superfly『Together』Music Video
TogetherSuperfly

ブルージーでカントリーな曲調が渋くてかっこいい『together』。

Superflyが2020年にリリースした楽曲です。

Superflyの越智志帆さんといえば、小柄な体から発せられる、あのパワフルなハイトーンボイスがとてもかっこいいですよね!

日本人離れした歌唱力は、耳のこえた洋楽好きのリスナーからも高い評価を得ています。

高音でパワフルなのに、キツさを感じさせないのは、彼女がミックスボイスを使って歌っているからなんですね。

想いはらはらとMISIA

【cover】「想いはらはらと」MISIA
想いはらはらとMISIA

MISIAさんの配信限定シングルで、2021年4月28日から配信スタート。

東宝配給映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』主題歌に採用されています。

その歌唱力の高さでは定評のあるMISIAさんですが、その持ち前の歌唱力はこの楽曲でも健在!

本稿のテーマでもある「高音(ハイトーンボイス)」にフォーカスして聴いてみても、地声〜ミックスボイスを使った力強い高音から、ファルセット(裏声)を使った優しいハイトーンまで、巧みに使い分けた見事な歌唱で楽曲を表現しています。

花になって緑黄色社会

The Apothecary Diaries Opening Full – Hana ni Natte (花になって) by Ryokuoushoku Shakai (Lyrics)
花になって緑黄色社会

伸びやかなハイトーンボイスが魅力の長屋晴子さんがボーカルを務めるポップロックバンド、緑黄色社会の8作目のシングルで、2023年12月リリース。

日本テレビ系アニメ『薬屋のひとりごと』のオープニングテーマとして書き下ろされました。

アップテンポのとてもノリのいい楽曲の中で、長屋晴子さんのハイトーンボイスによる歌唱が存分に楽しめる一曲となっています。

地声のパワフルなハイトーンからファルセットによる優しいハイトーンまで、自在に使いこなした歌唱はとても見事です。

ぜひお楽しみください。

硝子窓King Gnu

King Gnuの配信シングルで、2023年9月リリース。

映画『ミステリと言う勿れ』主題歌に採用されています。

このKing Gnuのボーカルの常田大希さん、そのとても高い歌唱力と多彩な歌唱表現を絶妙に操る歌唱表現力には絶大なもののあるシンガーさんですが、その歌声の魅力は、この憂いを帯びたしっとりとした楽曲でも存分に楽しむことができます。

男性のハイトーンボイスがお好きなすべての方に自信を持ってオススメしたい一曲です。

ラストソングOfficial髭男dism

Official髭男dism – ラストソング[Studio Live Session]
ラストソングOfficial髭男dism

ピアノPOPバンド、Official髭男dismのセカンドアルバム『Traveler』収録曲で、フジテレビ系テレビドラマ『あと3回、君に会える』挿入歌にもなりました。

非常に魅力的な高次倍音成分を多く含む、ボーカルの藤原聡さんの声質が最大限に生きるように作られたような楽曲で、サビで聴けるハイトーンボイスはとても爽快感があります。

ファルセット (裏声)を使った柔らかいハイトーンも効果的に使われており、ハイトーンを生かしたい男性シンガーの皆さんには参考になることも多い楽曲だと思います。

ぜひ研究してみてください!

Rock Me NowBOWWOW

日本のHM/HRバンドで英国でも活躍していたVOW WOWの楽曲。

日本語バージョンは1stアルバム『Beat of Metal Motion』に収録されていましたが、こちらは英国進出後にリメイクされた英語バージョン。

当時のトレンドを意識したのか、日本語バージョンよりもよりストレートでキャッチーなアレンジに変更されています。

さて、このVOW WOWの人見元基さんのボーカルですが、とても日本人離れした高い歌唱力を誇っており、この楽曲でも、おそらくミドルボイスやファルセットを使わない非常に力強い見事なハイトーンボイスを披露してくれています。

現在は音楽業界から完全に抜けて高校教師をされているようですが、ぜひ復帰していただきたいシンガーさんの一人だと思います。

僕も機会があれば、人見さんのレコーディングセッションに参加してディレクション、プロデュースしてみたいですね。