1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集
1980年代というと、特に後半にはのちに活躍するロックバンドが数多くデビューし、90年代初頭に巻き起こるバンドブームの礎を築いた時代でした。
今回は、そんな80年代に活躍したバンドの名曲をご紹介します。
リアルタイムで体験していない方の視点で当時の彼らの映像を見ると、そのファッションや髪型に驚くかもしれませんが、奇抜な「ロックファッション」も含めて、日本のロックの黄金期に至る80年代のサウンドをお楽しみください。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(101〜110)
釈迦筋肉少女帯

1980年代のロックシーンに衝撃を与えた筋肉少女帯のメジャーデビュー曲。
不条理な世界観と卓越した演奏力が光る1曲です。
丘の上の娘とアンテナ売りの男性の奇妙な出会いを通じて、人間関係の複雑さや運命の皮肉を鮮やかに描き出しています。
1988年6月にリリースされ、同時期のアルバム『仏陀L』にも収録されました。
バンドの代表曲として長年愛され続け、1992年には新録音版『大釈迦』も発表。
独特な世界観と文学的な歌詞が魅力の本作は、日本のロック史に残る名曲として語り継がれています。
星のラブレターTHE BOOM

THE BOOMは1989年にデビューしました。
80年代はホコ天ブームというものがありましたが、彼らもホコ天で活動していて人気が出ました。
代表曲は「島唄」や「ブランカ」などです。
昔はPOPで可愛らしい曲が多く、とても人気がありました。
君に、胸キュン。Yellow Magic Orchestra

1983年、音楽シーンに新しい風を吹き込んだYMOの楽曲。
テクノポップの革新性を保ちながら、アイドル的な魅力を融合させた意欲作です。
カネボウ化粧品のCMソングとしても起用され、大きな話題を呼びました。
夏の恋を軽やかに描きつつ、どこか切ない雰囲気も漂わせる歌詞が印象的。
さざ波のラインダンスやまなざしのボルテージなど、具体的なイメージを描き出す詞が心に響きます。
本作は、オリコンチャートで最高2位を記録。
YMOのシングルとしては最も売れた作品となりました。
恋に揺れる気持ちを感じたい時や、夏の思い出を振り返りたい時にぴったりの1曲です。
トンネルぬけてBO GUMBOS

BO GUMBOSが放つこの曲、ニューオリンズのビートを取り入れた独自のサウンドが魅力的ですね!
1989年にリリースされたデビューアルバム『BO & GUMBO』に収録されていて、祝祭的な雰囲気とどんとさんの力強いボーカルが印象的な1曲です。
本作は、日本レコード大賞のアルバムニューアーティスト賞も受賞しているんですよ。
バンドのライブでは、この曲を含む数々の楽曲が、強力なエネルギーとともに披露されてきました。
ポジティブなメッセージが込められているので、気分を上げたい時にピッタリの曲ですね!
OUTFriction

どっしりと響く不協和音がかっこいいこちらは、ベーシストのレックが結成した、ノーウェイブバンド、FRICTIONの『Out』という曲です。
この手の音楽を聴きつけていない人はびっくりするかもしれませんが、ノーウェイブはアメリカではとてもポピュラーなジャンルなんですよ。
かつてはニューヨークを代表するバンド、Teenage Jesus Annd The Jerksのギタリストとしても活躍していたレック。
そんな彼がアメリカから持って帰ってきた、重厚で気だるいサウンドはもっと評価されるべきではないでしょうか。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(111〜120)
Go AheadTHE STAR CLUB

THE STAR CLUBは1984年にデビューしました。
デビュー以降、現在も一線で活躍しているPUNKバンドです。
ボーカルのHIKAGEの常に攻撃的な音と声に好き嫌いはわかれるかと思いますが、この「Go Ahead」はとてもかっこいい曲だと思います。
ライディーンYellow Magic Orchestra

日本が世界に誇る音楽ユニット、イエロー・マジック・オーケストラ。
そのキーボーディストである坂本龍一さんが映画『スター・ウォーズ』からインスパイアを受け書き下ろしたのが『ライディーン』です。
数多くのテレビ番組や映画で使用されているので、世代でない方でも聴いたことがあるのではないでしょうか。
曲中に馬の駆ける音がサンプリングされているなど、和のテイストが盛り込まれているのもすてきです。
ぜひこの機会にあらためて聴いてみてください。