中学生の自由研究、テーマ選びで悩んでいませんか?
実は身近なスマホやうがい薬、そしてパンなど、生活の中で使っているものを少しだけ工夫すれば、面白い実験が簡単にできます!
この記事では、独創的なアイデアから定番の実験まで、みんなが「すごい!」と驚くような自由研究のヒントをご紹介します。
プログラミングやクロマトグラフィーなど、科学の不思議を体験できる実験ばかり。
夏休みの研究を通して、きっと新しい発見があるはずですよ!
中学生向にオススメ!短時間でできる自由研究のアイデア集(1〜10)
野菜のDNAを取り出す

私たちが普段口にしている身近な「野菜」のDNAを取り出す研究です。
必要なものは、野菜・中性洗剤・食塩水です。
これさえあれば手軽にできるのでうれしいですよね。
DNAは中学生の理科で勉強する内容なので、オススメです。
ストームグラス

化学系の自由研究を探しているときにオススメなのが、手作りストームグラスです。
ストームグラスは19世紀に航海士などが使っていた転記予測器をモチーフに作られたオブジェ。
硝酸カリウムやエタノールといった薬品を溶かしたものを、ビンの中に入れると天気によって出来上がる結晶が変わります。
結晶の形と天気の関係性はまだ解明されていないようなので、観察日記をつけるのもいいかもしれませんね。
過冷却の実験

水をそそいだら一瞬で氷になる、まるで魔法のような実験です。
簡単な材料ばかりなのでお手軽ですが、条件や工程が難しいため失敗することも多いそうです。
諦めず挑戦してください。
失敗した回数などもまとめるとよいですね。
不可能立体

柱がありえない入り組み方をしている不可能立体を、実際に作ってみませんか?
もちろん、本当に次元がゆがんでいるわけではなく、見る角度が重要な目の錯覚アートです。
アイデア次第でいろいろなものが再現できそうですね。
液状化実験

海を埋め立てた土地などで社会問題になっているのが液状化です。
地震で地盤が振動すると地面が液体のように変化してしまう、という現象ですね。
それを再現する実験を自由研究にしてみるのはいかがでしょうか?
砂と水のみで手軽にできるのも魅力的です。
手のひらの上に雷を発生させる

暑い夏には天気が急変したりと、雷を目にするタイミングも増える時期ではないでしょうか。
そんな雷がどのような仕組みで発生しているのかを理解しつつ、手元に小さな雷を発生させる実験です。
使用するのはライターの部品にも使われている圧電素子で、これを白熱電球につなぎます。
あとは部屋を暗くした状態で、圧電素子を押し込めば瞬間的に雷が発生、安全面には注意しつつ、どのように見えたかを記録していきましょう。
手元で発生したものと自然で発生したものの違いを比較してみるのもオススメですよ。
うがい薬でビタミンC研究
うがい薬を利用して、ビタミンCが含まれているものを調べていく実験です。
ヨウ素が入ったうがい薬を使うのが重要で、このヨウ素とビタミンCが反応することで透明な液体へと変化します。
水とうがい薬を混ぜたものを準備、そこにレモン汁や麦茶などをスポイトで入れて、色の変化を観察していきます。
ビタミンCのイメージが少ない液体にも含まれている可能性があるので、さまざまな液体を準備して試していくのがオススメですよ。
ヨウ素の量も調整しつつ、変化の大きさにも注目して調べていきましょう。