中学生の自由研究で差をつける!面白い実験&工作のアイデア集
中学生の自由研究で「面白い!」と先生や友達を驚かせたい中学生のみなさんへ!
理科の実験や工作の中には、シンプルな材料でも意外な発見がある実験がいっぱいあるんです。
銅線と乾電池で電車を走らせたり、オレンジの皮で風船を割ったり…。
普段の生活では気づかない不思議な現象を、自分の目で確かめられるのが魅力です。
こりらでは、自由研究のヒントになる面白い実験や工作を紹介します。
理科が好きな人も、そうでない人も、きっと「なるほど!」と納得する発見があるはずですよ。
中学生の自由研究で差をつける!面白い実験&工作のアイデア集(121〜130)
バナナを使った紫外線の実験

夏になると日焼け止めを使う方も多いと思いますが、いまいち効果がわからない、そう感じたことはありませんか?
そんなあなたにオススメの実験です。
バナナの一部分に日焼け止めを塗って、太陽の下に半日ほど放置。
そのあと暗所に保管して、バナナを見ると、日焼け止めを塗っていないところが変色しているのがわかります。
日焼け止め以外にも、アルミホイルやラップ、UV効果のある服など、いろいろなものを巻いて実験して、その効果をまとめてみましょう。
戦国時代の保存食

日本中で戦いが渦巻いていた時代、兵士たちは戦いのあいまに素早く栄養を補給する必要がありました。
そんな中よく食べられていたのが「兵糧丸」と呼ばれる団子のようなものです、調べてみるとレシピもありますので、それを作ってみてどのように扱われていたのかも探ってみましょう。
人工いくら

人工のいくらを作ってみませんか?
いくらを作って楽しいの?と思われるかもしれませんが、実はこれが結構おもしろいんです。
作り方は、アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムをそれぞれ1wt%に調製した水溶液を作り、赤く着色したアルギン酸ナトリウム水溶液を、塩化カルシウム水溶液に落とすだけです。
ポイントは、塩化カルシウムをしっかり混ぜて溶かすことと、アルギン酸ナトリウム水溶液を落とすときはスポイトなどで少しずつ落とすこと。
アルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液の関係をまとめつつ、落とし方を変えるとどう形が変化するのかも試してみてくださいね。
くれぐれも、作ったいくらは食べないように!
ダンボールプロジェクター

プロジェクターを手作りしてみませんか?
作り方は簡単、ダンボールと虫眼鏡とスマホがあればできます。
ダンボールの側面を円形に切り取って虫眼鏡のレンズを設置、あとはスマホで映像を流すだけ。
たったこれだけでオリジナルプロジェクターの完成です。
どうしてこれでプロジェクターになるのか、光の特性とからめて調べまとめてみましょう。
中学生の自由研究で差をつける!面白い実験&工作のアイデア集(131〜140)
珍しい音楽記号

通常、楽譜の演奏記号というのはいわゆる演奏家にとっての「共通認識」のような位置づけで、その記号を見ればどのように演奏すればいいのかわかるようになっています。
ですが、有名な作曲家たちの楽曲の中にも、見たことのないような、珍しい演奏記号を使っているものがあります。
楽譜が読めない人にはハードルが高いですが、本当に「自由すぎる!」といいたくなるような、とんでもない記号も多いので、探してみるだけでもおもしろいのではないでしょうか。
手作りph測定液で身の回りのものを測定してみる

中学生ならみんなBTB溶液やリトマス紙を使ったことがありますよね?
これらの詩薬品は酸やアルカリの濃度で美しい変色を見せてくれるのですが、紫キャベツの水溶液でも同じようにペーハーを測定できるって知っていましたか?
紫キャベツを手に入れられれば誰でもできますので、この夏にチャレンジしてみましょう!
作り方は、紫キャベツを細かく切ってその絞り汁を中性の水に溶かします、これだけです。
この水溶液の基本の色は紫です。
これが酸性だと赤色に、アルカリ性だと黄色に変色します。
酸アルカリの濃度によってはピンクや緑、青色にも変化しますので、そのグラデーションを作っても楽しそうですね。
身の回りにある物のペーハー値、たくさん調べてくださいね!
水圧実験

水の中の世界って不思議がいっぱいですよね。
その中でも、水圧に着目した実験がこちらです。
プールで泳ぐとき、水面でクロールや平泳ぎをしている時と、プール下の方で潜水している時で体に感じる水圧が違う、ということを体験した方、いらっしゃるのではないでしょうか。
それを目で見える形で知るために、ペットボトルで実験してみましょう。
数メートルでもこんなになるということは、何百メートルも下の海底では想像をこえる水圧なんでしょうね。