「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲
2008年に、インターネット掲示板・2ちゃんねるのエイプリルフールネタの1つとして企画され、その後有志によって実際にUTAU音源化されたのが「重音テト」。
今回はそんな珍しい誕生秘話を持つ重音テトの歌う人気曲・名曲をご紹介します。
声のモデルとなったのは当時中学生の小山乃舞世さんなんですが、どこか大人な雰囲気のする歌声をしていますね。
UTAUといえばまずはこれ、とご紹介したくなるステキな曲ばかりがそろっていますよ!
「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲(1〜20)
耳のあるロボットの唄耳ロボP
ニコニコ動画では「重音テトファンの聖地」のタグがついている耳ロボPさんの名曲です。
歌声は言葉というより音のように響きます。
宇宙を感じさせるシンセ音に哲学的な歌詞がつけられた、不思議な空気感の作品です。
JOYSOUNDで配信されています。
黒塗り世界宛て書簡フロクロ

どうすればこういうアイデアを思い浮かぶのでしょうか……。
『ことばのおばけがみている』『ただ選択があった』などでも知られているボカロP、フロクロさんの楽曲で2022年に発表されました。
タイトルにある「黒塗り」をボーカルにおいて、いわゆる「ピー音」で表現しており、その真意が気になって仕方なくなる仕上がり。
その音がなんなのか、塗りつぶされた歌詞は一体どういう言葉なのか……フロクロさんの作品はどれも気付くとハッとするような仕掛けがほどこされているので、ぜひ考察してみてください。
泣けど喚けど朝がきて4ma15

エモーショナルなギターロックに心をかきむしられてみませんか。
ボカロP、4ma15さんによる楽曲で2017年にリリースされました。
シンプルな構成のバンドサウンドだからこそ、言葉の一つひとつが刺さります。
その、胸の奥底から湧き上がって来た感情をそのまま映し出したような歌詞がいいんですよね。
「明るい気持ちでいることが常に正しいことではない」自分を許せる気がして、救われます。
夜、孤独感に襲われたときにぜひ。
僕には生きるセンスがない。青谷

中高生の方々にとくに刺さる楽曲なんじゃないでしょうか!
ボカロP、青谷さんによる作品で2018年にリリースされました。
現代社会における生きづらさにフォーカスした等身大の歌詞が魅力。
思わず「わかる」と相槌を打ってしまう内容です。
スピード感のある曲調にキャッチーなメロディーは聴いていて気持ちいい仕上がりで、体が勝手に揺れてしまう感じ。
そのうちなんとなく、一緒になって歌いたくなってきます!
ということでカラオケで歌うのにもオススメ。
推定コンピュータミリ子

近未来感のあるエレクトリックサウンドに揺れるボーカルワークが印象的な作品です。
『メアリー・スーを殺さないで』の作者としても知られているボカロP、ミリ子さんによる楽曲で2017年に公開されました。
淡々としたメロディーラインにテトのはかなげな歌声がマッチしていて、胸がぎゅっと締め付けられるんですよね。
聴いていて体全体が音に包み込まれるような感じがします。
歌詞につづられている、大切な人へ向けられた悲しげなメッセージもまた心に来る、素晴らしいテト曲です。
そんな気持ちぐらいは誰にでもあるって言われてもみんなニコニコニコニコ生きてるんだから信じらんねえよ薄塩指数

「何もかもが嫌になっちゃったなぁ」という気分の時に聴くのが1番効くと思います!
ボカロP、薄塩指数さんによる作品で2015年に発表されました。
とてもキャッチーなバンドサウンドで展開していくこの曲、最大の特徴は飾り気のない言葉が並んだ歌詞でしょう。
うんうん頷きながら聴いてしまうそのメッセージ性は、普段生活している中で言いたくても言えない本音を代弁してくれているかのよう。
このストレートな音楽があなたの気持ちを救ってくれるかも。