「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲
2008年に、インターネット掲示板・2ちゃんねるのエイプリルフールネタの1つとして企画され、その後有志によって実際にUTAU音源化されたのが「重音テト」。
今回はそんな珍しい誕生秘話を持つ重音テトの歌う人気曲・名曲をご紹介します。
声のモデルとなったのは当時中学生の小山乃舞世さんなんですが、どこか大人な雰囲気のする歌声をしていますね。
UTAUといえばまずはこれ、とご紹介したくなるステキな曲ばかりがそろっていますよ!
「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲(21〜30)
ミニ偏原口沙輔

独特な世界観と摩訶不思議な歌詞が魅力の楽曲です。
原口沙輔さんが重音テトをフィーチャーして2024年2月に発表。
深夜テレビのような不思議な雰囲気を醸し出していて、聴いているうちに頭の中が「?」で埋め尽くされます。
ただ曲調がめちゃくちゃかっこいいんですよね。
初めて聴くなら、きっとそのギャップにやられてしまいます。
現代社会の情報過多を表現しているようで、聴き終わりには何もかもが吹っ切れてしまうチューンです!
ぜひできるだけ、大音量で聴いてみてください!
この作品の良さがより味わえるかもしれません!
人間失格佐倉流星

佐倉流星さんが重音テトをフィーチャーして2024年10月に発表した本作は、ピアノの音色と伸びやかな歌声の調和がが印象的な楽曲。
スピーディでありながら重厚感もあるサウンドメイクです。
太宰治の小説からインスピレーションを得た歌詞には、虚無感や孤独を抱える主人公の心情が描かれています。
サビで高まる感情に引き込まれてしまうんですよね。
自分探しに悩む人にぜひ聴いてほしい1曲です。
「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲(31〜40)
ダイナモシメサバツイスターズ
音圧強めなロックナンバーでテンションを上げていきませんか!
ボカロP、しめさばさんがソロプロジェクトのシメサバツイスターズ名義で発表した作品で、2012年公開。
出だしからしてパワフル、そして疾走感のある楽曲です。
自分の力を信じて未来を切り拓いていくような、熱い思いが伝わってくる歌詞もまた魅力的。
こう……聴いていて心のうちにたぎるものが湧いてくるはずです!
胸に渦巻くモヤモヤをどこかへ吹き飛ばしてくれるアッパーチューンを、ぜひ!
ブレインウォッシャー読谷あかね

人間の思考や記憶を「洗浄」し、真っさらな状態へリセットするという、哲学的なテーマが魅力です。
読谷あかねさんによる楽曲で、2025年6月に公開。
シンセサイザーによる未来的なサウンドに、重音テトSVの機械的な歌声が重なり、独特な世界観を創り出しています。
そして曲を通して思想に耽っているような歌詞がまた、読谷あかねさんらしいんですよね。
作詞作曲から映像までご自身で手がける多才ぶりも注目ポイント。
刺激的な音楽体験を求める方にピッタリなはず。
乖離するゲンザイ阿修

ピアノとストリングスの美しい音色に心ひかれる、切なさと心地よさが入り混じる作品です。
ボカロP阿修さんの楽曲で2024年4月1日、重音テト生誕祭に投稿されました。
バンドサウンドをベースにした広がりのある曲調にUTAU版テトの歌声が調和。
聴いているとどんどん、体の中が音で満たされていくような感覚を覚えてしまうんです。
エイプリルフールに生まれた「重音テト」その存在理由が、この曲には詰まっているよう思えます。
twiceきの
静かなイントロから一転して熱いビートが始まる展開が良いです。
切ない歌詞、サビの盛り上がり方が印象的。
静と動、冷たさと熱さ、アンビバレントを内包した作品のように感じます。
JOYSOUNDでカラオケ配信されているのでぜひ歌ってみてください。
キマツテスト佐藤ちなみに

ネガティブな感情をリズミカルに描き出した作品です。
ボカロP、佐藤ちなみにさんの『キマツテスト』は2025年2月にリリースされた楽曲。
「自分はダメな人間だ」という気持ちを突き詰めた共感度の高い曲で、主人公につい自分の姿を重ねてしまいます。
どういうテストを受けて、最高得点を出したのか……考えていると、ちょっと怖くなってきてしまいますね。
ベースラインが特徴的なサウンドアレンジにも注目しながら聴いてみてください。