「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲
2008年に、インターネット掲示板・2ちゃんねるのエイプリルフールネタの1つとして企画され、その後有志によって実際にUTAU音源化されたのが「重音テト」。
今回はそんな珍しい誕生秘話を持つ重音テトの歌う人気曲・名曲をご紹介します。
声のモデルとなったのは当時中学生の小山乃舞世さんなんですが、どこか大人な雰囲気のする歌声をしていますね。
UTAUといえばまずはこれ、とご紹介したくなるステキな曲ばかりがそろっていますよ!
「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲(41〜50)
重ねトマト缶原口沙輔

原口沙輔さんが手がけた本作は、2025年4月に公開された重音テト曲。
音の断片を織り交ぜた独創的なサウンドスケープが、聴く者を引き込んでいきます。
歌詞の韻の踏み方、そこだけ取っても中毒性があり、聴けばこの世界観から抜け出せなくなるんです。
魅力を余すところなく味わうならイヤホンかヘッドホンがオススメ。
「新しい音楽」を聴きたいならぜひともチェックしていってください!
パラノイア東京真中

東京真中さんが2025年1月に発表した作品で、重音テトの歌声に乗せて社会への不満、フラストレーションを爆発させています。
エレクトロニカとロックを融合させたサウンドは、中毒性の高い仕上がり。
MVには『UNDERTALE』などのインディーゲームからインスパイアされた要素が見て取れます。
孤独感や見返したい欲、自分の気持ちを誰かに伝えたいとき、ぜひ聴いてみてください。
Twitterに戻せもやしさらだ

ポップな曲調に乗せて、SNSの変化に戸惑う心情を表現した作品です。
ボカロP、もやしさらださんが2024年5月にリリースしました。
軽快なリズムと重音テトSVの歌声が魅力的。
歌詞には「Twitterに戻せ」というフレーズが繰り返され、懐かしさと不満が込められています。
リスナーの共感を呼ぶ内容で、SNS上でも話題に。
ネット文化に詳しい方はもちろん、SNSに違和感を覚える人にもおすすめ。
本作を聴いていると、思わず「わかる」と頷きたくなるかもしれません!
劣等少女革命ななしまゆう

劣等感をつらつらと描き出した、エモーショナルなダンスチューンです。
ななしまゆうさんによる作品で、2025年5月に公開された作品。
テトの大人っぽい歌声とリズミカルなサウンドアレンジに心つかまれます。
自分の弱さを吐露しながら最後には前を向こうとする、意思のベクトルがはっきりとした歌詞世界も印象的。
己のうちと向き合いたい時、この曲が合うと思いますよ。
良い人原口沙輔

本音を押し殺した生きづらさに向き合う作品です。
ボカロP、原口沙輔さんが重音テトの歌声でつむぎ出した楽曲で、2025年4月リリース。
歌い手のSouさんが歌ったバージョンと同日公開されました。
前衛的な音像なのですが、ロックやシティポップの要素が落とし込まれていて、不思議と聴き馴染みがいいです。
そして、現状に対する不満を吐露する歌詞に、共感できる方は多いんじゃないでしょうか。
散財讃歌Adeliae

現代社会の消費活動を皮肉たっぷりに切り取った作品です。
ボカロP、Adeliaeさんが2025年4月に発表この楽曲は、リズミカルなサウンドと重音テトの個性的な歌声が見事にマッチ。
歌詞は、お金を使ってしまう自分に対しての怒りと諦めと投影しており、そのリアルな心情につい共感してしまいます。
切実でありながらもユーモアを忘れないこの世界観を、ぜひ体験してみてください。
紅白回転 ダ・フラスバーンマキシウキョウ

左右から違う歌が聴こえてくるのに曲としての一体感は失われない……心奪われる作品です。
チップチューンとエレクトロポップが融合した、キャッチーな楽曲で2024年10月に公開されました。
本作の魅力はなんと言っても歌詞。
「後悔先に立たず」「やるしかない」と、困難に立ち向かう決意が込められています。
そういうアーティスティック手法でありながら音楽としてのキャッチーさがあるのは、マキシウキョウさんの卓越した作曲センスでしょうか。
……いや、それこそ言葉で説明するのが難しいぐらいに魅力のある、重音テト曲です。