「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲
2008年に、インターネット掲示板・2ちゃんねるのエイプリルフールネタの1つとして企画され、その後有志によって実際にUTAU音源化されたのが「重音テト」。
今回はそんな珍しい誕生秘話を持つ重音テトの歌う人気曲・名曲をご紹介します。
声のモデルとなったのは当時中学生の小山乃舞世さんなんですが、どこか大人な雰囲気のする歌声をしていますね。
UTAUといえばまずはこれ、とご紹介したくなるステキな曲ばかりがそろっていますよ!
「重音テト」が歌う名曲。オススメのUTAU人気曲(1〜20)
ハーゲンダッツ以下の殺風景背脂部

ギターのエモーショナルな演奏から始まる、音楽サークル背脂部の初投稿作品。
メンバーの成田駿さんが書いた原作小説を元にして作られたそうです。
やわらかいタッチのイラストも、ストーリーと相まって雰囲気ばつぐん。
ことばのおばけがみているフロクロ

左右から違う歌が聴こえてくるのに曲としての一体感は失われない……心奪われる作品です。
ユニークかつエポックメイキングな着想から創作活動をおこなっているボカロP、フロクロさんによる楽曲で2020年に公開されました。
この曲の魅力はなんと言ってもボーカルワーク。
左右同時の歌で韻を踏んだり、しりとりが始まったり「言葉遊び」を突き詰めたような内容です。
そういうアーティスティック手法でありながら音楽としてのキャッチーさがあるのは、日本語のリズムをフィーチャーしているからでしょうか。
……いや、それこそ言葉で説明するのが難しいぐらいに魅力のある、重音テト曲です。
テトリス柊マグネタイト

今、最も話題を集めているボカロ曲『テトリス』。
柊マグネタイトさんの新曲で、やや電波系のエッセンスを感じさせる、派手派手しい曲調が特徴です。
本作はめちゃくちゃに高いフレーズが登場するというわけではありませんが、全体を通して高いフレーズが多く、しかも音程の上下が異様に激しいので、圧倒的な難易度をほこります。
ブレークポイントが少ないため、肺活量も求められる点も難しい要素と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
サヨナラの瞬きもそもそP
浮遊感があり、キレイな色彩を感じさせる楽曲です。
切ない歌詞にテトの歌声がよく合っています。
初音ミクと鏡音リン、巡音ルカがサポートで参加。
セルフカバー版もあり、またJOYSOUNDではカラオケ配信されています。
ソリストNEW!佐藤ちなみに

ノリの良いダンスビートに耳を奪われます。
ボカロP、佐藤ちなみにさんによる本作は2025年5月にリリース。
ジャジーな雰囲気のサウンドアレンジと重音テトの力強い歌声が印象的。
ソリスト、独奏者となって輝きたい気持ちとそうはならない現実、その葛藤を描いた歌詞は共感性が高い仕上がりです。
「目立ちたいけど自信が持てない……」そう思ったことのある方は多いんじゃないでしょうか。
ぜひこのオシャレなテト曲、ご自身の耳で楽しんでみてください!
シスターに懺悔を廃原メモリ

重音テトSVの美しい歌声に心を奪われます。
廃原メモリさんが2025年2月にリリースした本作は、荘厳な雰囲気をかもし出す、ゴシック調のエレクトロニックサウンドが印象的です。
歌詞では教会を舞台にした「赦し」を与えるシスターの物語が展開。
「七つの大罪」を織り込んだ世界観なんですが、歌詞に登場する大罪は6つ……それが何を意味するのか、考察がはかどるテト曲です。