【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(101〜110)
Head in a JarKhamari

アメリカ・マサチューセッツ州ボストン出身のR&B/オルタナティブR&Bシンガーソングライター、カマリさん。
アコースティックギターを基調にした柔らかな音色と、内省的な歌詞が印象的な本作。
恋人との思い出や距離感、心の中の葛藤を綿密に描き上げた歌詞と、繊細なボーカルが見事に調和しています。
2025年5月にEncore Recordingsからリリースされた楽曲で、2023年5月発売のアルバム『A Brief Nirvana』以来、約2年ぶりとなる作品です。
前作は世界中で1億2500万回以上のストリーミング再生を記録。
メロウなサウンドとともに、失恋や孤独を深く見つめる歌詞世界に浸りたい方におすすめの一曲となっています。
Nice ShoesSteve Lacy

オルタナティブR&B界で絶大な人気を誇るアーティスト、スティーヴ・レイシーさん。
The Internetのメンバーとしても知られますが、ソロでは2023年にアルバム『Gemini Rights』でグラミー賞に輝いた実力派ですね。
そんな彼が2025年8月にリリースした3年ぶりのナンバーは、彼の才能がさらに進化したことを感じさせる一曲です。
冒頭のブレイクビーツやざらついたギターと口笛のようなシンセが絡み合う、インディーロックとエレクトロニカが融合したサウンドが印象的ですね。
歌詞では青春の焦燥や孤独が描かれ、本音を吐き出したい気持ちと、それを抑えつけたい葛藤が表現されています。
内省的な気分の夜にじっくりと聴き込みたい、深みのあるナンバーではないでしょうか。
Party Where We AtAnn Marie

シカゴ特有のクールなビートに、思わず体が揺れるメロディアスなフックが融合したR&Bナンバーです。
歌うのは、アメリカ・シカゴ出身のシンガー、アン・マリーさん。
本作は、自身のルーツであるストリートの空気感と、都市を自由に行き来する開放的なパーティームードを巧みに表現しています。
シカゴやLA、アトランタを舞台に、仲間たちと過ごす華やかで自由な時間を描いた、まさに現代のパーティ・アンセムと呼べるでしょう。
2025年7月に公開されたこの作品は、2019年にビルボードR&Bチャートで22位を記録した『Secret』などで知られる彼女の新たな魅力を感じさせます。
都会の夜景が似合うドライブや、週末のハウスパーティを彩るBGMにぴったりの一曲ではないでしょうか?
InstructionsMahalia

頭で考えすぎてしまう夜に、ただ音楽に身を委ねてみませんか?
2020年のMOBOアワードで2冠を達成したイギリスの実力派シンガー、マハリアさんの楽曲は、そんな解放感を与えてくれるパワフルなダンスナンバーです。
タイトルが示す”指示”に従って、難しい理屈は忘れて今この瞬間を楽しもうと、力強く背中を押してくれます。
フロアを揺らすビートに乗り、本能のままに踊る喜びを歌う歌詞に、心が軽くなる方もいらっしゃるかもしれませんね。
本作は2025年7月に公開された作品で、アルバム『Luvergirl』への期待を高めます。
何もかも忘れて音楽に没頭したい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。
full moon. (fall in tokyo)Brent Faiyaz

甘美でありながらどこか影のある歌声でリスナーを魅了する、アメリカ出身のブレント・ファイアズさん。
ゴールドリンクとの共演曲でグラミー賞にノミネートされ、2022年のアルバム『Wasteland』が全米2位を記録したことでも知られています。
2025年8月に公開されたこの楽曲は、秋の東京が舞台のドリーミーなR&Bバラードで、来る9月リリースのアルバム『ICON』からの先行シングルでもあります。
月明かりの下で二人の距離が縮まるロマンティックな情景を想像すると、胸が締め付けられる方も多いのではないでしょうか?
都会の夜景を眺めながら、感傷的な気分に浸りたいときにぴったりの一曲です。
【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(111〜120)
BravefaceHalle

実写映画『リトル・マーメイド』の主演も記憶に新しい、アメリカ出身のハリーさん。
妹とのデュオ、クロエ・アンド・ハリーで計5回のグラミー賞ノミネートを誇る実力は本物ですよね。
そんな彼女が2025年6月にソロとして公開した楽曲を紹介しましょう。
これは、心が砕けるほどの弱さを認めつつ、それでも気丈に振る舞う内面の葛藤を見事に描いたナンバーです。
ソウルフルな歌声と幻想的なビートが融合したサウンドは聴いていて心地良く、彼女の豊かな表現力に引き込まれるのも納得なのですよね。
強がりの裏にある痛みにそっと寄り添ってくれるようで、不安な気持ちと向き合いたい時に聴くのもいいかもしれませんね。
brand new teethSamara Cyn, Smino

テネシー州出身で現在ロサンゼルス拠点のシンガー兼ラッパー、サマラ・シンさんとセントルイス出身のラッパー、スミノさんによるコラボレーション楽曲が2025年5月にリリースされています。
成長する名声とそれに伴うプレッシャーをテーマにした内省的な作品で、南部の黒人文化におけるグリルの象徴性について歌われていますね。
メロウなジャズからクラシックオーケストレーションへと展開する多層的なビートが印象的で、富の罠と現代社会の葛藤を描いた深みのあるリリックが心に響きます。
本作は6月リリース予定のEP『Backroads』にも収録されており、夜の静寂の中でじっくりと聴き込みたい一曲です。






