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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】

1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。

おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。

こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。

ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!

【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(111〜120)

spelling bee (ft. Teezo Touchdown)Amelia Moore

Amelia Moore ft. Teezo Touchdown – spelling bee (Official Visualizer)
spelling bee (ft. Teezo Touchdown)Amelia Moore

ローレンスビル出身のアメリア・ムーアさんは、R&Bを基調にしつつ、インディーやエレクトロニック要素を加えた独自の音楽性で注目を集めるシンガーソングライターです。

2025年5月発売のミックステープ『he’s still just not that into you!』から、テキサス州出身のティーゾ・タッチダウンさんをフィーチャーした意欲作が話題を呼んでいます。

遊び心に満ちたスペリング遊びを取り入れたユニークな歌詞と、ポップ、R&B、オルタナティブ・ヒップホップを巧みに融合させた軽快なサウンドが印象的な本作。

ジュリア・マイケルズさんとの共作という夢のコラボレーションも実現し、廃車置き場でのクリエイティブなミュージックビデオも話題を呼んでいますよ。

恋愛の喜びと苦悩を新鮮な感性で描いた、ポップミュージックファン必聴の楽曲となっています。

HaikuJenevieve

Jenevieve – Haiku (Official Music Video)
HaikuJenevieve

透明感のある歌声からサマーバラードまで表現力豊かなボーカルが魅力のマイアミ出身シンガーソングライター、ジェネヴィーヴさん。

2021年のアルバム『Division』や2022年のEP『Rendezvous』で注目を集めた彼女が、約2年の充電期間を経て2025年5月にインターンスコープレコードからR&B/ソウルムーバーをリリースしています。

夢のように美しいメロディとサウンドスケープがリスナーを包み込み、恋をしているときの繊細な感情を印象的に描く本作は、80’sソウルから現代のインディーポップまでを見事に融合。

長年のコラボレーターであるイライジャ・ゲイバーさんと共同制作を手掛けており、ソウルフルなR&Bファンからインディーリスナーまで幅広い層に響く仕上がりとなっていますよ。

Timeless Remix (ft. Playboi Carti & Doechii)The Weeknd

The Weeknd – Timeless Remix ft. Playboi Carti & Doechii (Official Audio)
Timeless Remix (ft. Playboi Carti & Doechii)The Weeknd

映画タイアップとなった注目のリミックスが、米国のラッパーのザ・ウィークエンドさんから公開となりました。

プレイボーイ・カーティとドゥーチーさんを迎えた本作は、グローバルなサウンドスケープが織りなす幻想的な雰囲気が印象的。

ドゥーチーさんの力強いフロウがファーレルさん制作のビートと見事にマッチし、楽曲に新たな魅力を加えています。

興味深いのは、ウィークエンドさん自身が主演・監督を務める映画『Hurry Up Tomorrow』のサウンドトラックにも収録されている点。

同作品では、不眠症に悩むミュージシャンを演じており、2025年5月からスタートした彼の最後となる可能性のある『After Hours Til Dawn Tour』でも、アリゾナ州の大規模会場で6万人を沸かせるなど話題を集めています。

夜のドライブBGMとしても最適な一曲です。

On SightCoco Jones

強烈な自己主張と艶やかな歌声が融合した、2025年4月のデビューアルバム『Why Not More?』からのシングルです。

元ディズニーチャンネルの子役から、今や最も注目されるR&Bアーティストの一人へと進化したココ・ジョーンズさん。

アメリカ・サウスカロライナ州出身の彼女は、2024年のグラミー賞で最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞するなど、その実力は折り紙付き。

本作では現代的なR&Bサウンドを基調に、彼女の力強いボーカルと感情表現が見事に調和しています。

プロデューサーのラランス・ドプソンとの共同制作により、洗練されたリズムと魅力的なメロディが生まれました。

ミュージックビデオも制作され、ライブパフォーマンスでも披露されています。

自分の感情や経験を音楽で表現したいという方には、ぜひ聴いていただきたい一曲です。

ILYSMIHKali Uchis

Kali Uchis – ILYSMIH (Visualizer)
ILYSMIHKali Uchis

母性の深さを滲ませた繊細なサウンドが心に響く新作をコロンビア系アメリカ人シンガーソングライター、カリ・ウチスさんが2025年4月に公開しています。

幼いわが子が眠る傍らで綴ったという本作は、彼女のこれまでの孤独や自立をテーマにした楽曲から一転、家族への無条件の愛と癒しの感情が豊かに表現されています。

ドリーミーでソウルフルなサウンドは彼女の初期作品『Por Vida』を思わせる雰囲気を纏いながらも、母親となった彼女の新たな心境を映し出す珠玉の一曲。

5枚目のスタジオアルバム『Sincerely,』の最終トラックとして収録された本作は、彼女の音楽的成熟を感じさせる作品となっています。

英語とスペイン語を自在に操り多彩な音楽性で知られる彼女の新境地を、静かな夜のリラックスタイムにぜひ味わってみてください。

Phone MeMereba

Mereba – Phone Me (Official Video)
Phone MeMereba

友情の絆を称える心温まる楽曲が登場しました。

アメリカのマルチタレント、メレバさんが2025年1月にリリースした本作は、長年の親友関係をテーマに据えた感動的な1曲。

滑らかなボーカルと巧みなリリックが特徴で、聴く人の心に深く響きます。

アルバム『The Breeze Grew a Fire』からの先行シングルとして公開された本作は、メレバさんの音楽的探求と成長を象徴する作品と言えるでしょう。

R&B、ソウル、フォークなど多彩なジャンルを融合させた独自のスタイルが光ります。

2025年春には北米ツアーも予定されており、15都市を巡る予定です。

友情の大切さを再確認したい人にぴったりの1曲ですね。

World At My FeetVictor Ray

Victor Ray – World At My Feet (Visualiser)
World At My FeetVictor Ray

素朴さと誠実さを備えたソウルフルな歌声で聴く人の心を掴むヴィクター・レイさん。

ウガンダ生まれでイギリス・ニューカッスル育ちのシンガーソングライターは、路上でのバスキング経験を経て、現在はロンドンを拠点に活動しています。

『i was.』『i felt.』『i tried.』と続いたEPシリーズの集大成となる『I WILL.』から公開された本作は、ソウル、R&B、ヒップホップの要素を融合させた力強いメッセージソング。

挫折や葛藤を乗り越えてきた経験と自己肯定感を前向きに歌い上げ、リスナーに希望の光を灯す音楽性が見事です。

2025年3月に英国でのアコースティックツアーを成功させたばかりで、5月からはオーストラリアツアーも予定。

感情豊かな歌声と誠実な歌詞が心に響く、聴く人の背中を優しく押してくれる曲となっています。