【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(131〜140)
LuvTory Lanez

カナダ出身のトリー・レインズさんは、R&Bとヒップホップのジャンルをしなやかに行き来する才能豊かなアーティストです。
2016年、代表作となるアルバム『I Told You』でメジャーデビューを果たし、収録曲がBillboard Hot 100で19位を記録する快挙を達成。
その実力は2017年のグラミー賞でもノミネートされ、同年にJuno賞のブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。
自身のスタイルを「Swavey」と名付け、ジャンルの垣根を超えた音楽性で、オートチューンを巧みに操りながら甘美な歌声とパワフルなラップを織り交ぜています。
2014年には自身のレーベル「One Umbrella」を設立し、音楽プロデューサーとしても活躍。
R&Bやヒップホップのクロスオーバーミュージックを探求している音楽ファンにぜひおすすめしたいアーティストです。
AAAFLO

20年代を代表するR&Bシーンの顔として注目を集めているFLO。
ロンドンを拠点とする3人組が2024年11月に発表した楽曲は、2000年代のR&Bを彷彿とさせるサウンドに乗せて、恋人への愛情と情熱を大胆に表現した一曲です。
ティーナ・マリーさんの「Portuguese Love」をサンプリングした懐かしくも洗練されたビートに、3人の圧倒的な歌唱力が際立つ仕上がりとなっています。
この楽曲は、11月15日にリリース予定のデビューアルバム『Access All Areas』のタイトル曲でもあり、FLOの音楽的成長を感じさせる一作となっていますね。
2025年3月からはヨーロッパツアーも予定されており、ますます目が離せません。
summer’s turningSamara Cyn

ローリン・ヒルさんといったレジェンドからも認められる、アメリカ出身の新進気鋭のシンガー兼ラッパー、サマラ・シンさん。
ヒップホップとネオソウルを溶け合わせたような彼女の音楽は、聴く人を心地良い世界へ誘ってくれるのですよね。
そんな彼女が2025年6月にセカンドEP『Backroads』をリリースしています。
EPの冒頭を飾る本作は、夏の終わりがもたらす焦燥感や内省的な心象風景を描いた一曲。
浮遊感のあるソウルフルなサウンドは、一人で物思いにふける夜や、少し感傷的な気分のドライブにもぴったりとはまってくれることでしょう。
spin cycleYaya Bey

詩人やアクティビストとしての活動はもちろん、その音楽性も高く評価されているアメリカ・ニューヨーク出身のヤヤ・ベイさん。
オルタナティブR&Bを軸に多彩なジャンルを横断するスタイルは非常にクールで、批評家から絶賛されるのも納得なのですよね。
そんな彼女が2025年6月に公開したアルバム『do it afraid』から紹介する一曲は、ダブやレゲエの影響を感じさせるグルーヴが心地良いナンバーです。
深い愛情の喜びに浸りながら、その瞬間の儚さをも見つめる世界観は、リラックスしたい休日のBGMや、一人で物思いにふけりたい夜にばっちりはまってくれることでしょう。
SMHJae Stephens

2000年代初頭のR&Bサウンドと現代的なポップセンスを兼ね備えたアメリカ・テキサス州ダラス出身のジェイ・スティーブンスさん。
自身を「R&Bポップ・フューチャリスト」と称する彼女は、2023年にアルバム『SELLOUT』を通じて独自の音楽性を確立してきました。
そんな彼女が魅せる2025年4月の新曲は、軽快なハンドクラップとシンセサウンドが織りなす洗練されたR&Bポップ。
恋愛における自由と主体性をテーマに、ファルセットを自在に操る歌唱力と、会話調のリズミカルなフレーズが印象的です。
そしてミュージックビデオではマエタさんやTAトーマスさんらがカメオ出演。
2025年春には英国のガールズグループFLOの「AAA Tour」のオープニングアクトとしても出演予定と、今後の活躍が期待される一曲となっています。
The RiverAlicia Keys & Amanda Reid

ブロードウェイ・ミュージカル『Hell’s Kitchen』のボーナストラックとして収録された、アメリカを代表するR&Bディーバ、アリシア・キーズさんとブロードウェイ女優のアマンダ・リードさんによるデュエット曲です。
アリシア・キーズさんの半生を基にした物語に登場する17歳の少女アリの内面の葛藤と成長を描き、未来の自分との対話という斬新な設定で自由への願いを表現しています。
本作は2025年5月に公開され、NBCの人気番組『The Voice』のシーズン27フィナーレでも2人が息の合ったパフォーマンスを披露し、大きな話題を呼びました。
ソウルフルなピアノの響きとR&Bテイストが融合した美しいバラードは、自己発見の旅路に立つ全ての人の心に深く響くことでしょう。
CarmenJoy Crookes

洗練されたネオソウルとオルタナティブR&Bの融合で、美の基準や社会からの圧力をテーマに力強いメッセージを込めた渾身の一曲。
イギリス・ロンドン出身のシンガーソングライター、ジョイ・クルックスさんは、2025年5月にセカンドアルバムからの新曲を発表しています。
2021年のアルバム『Skin』で高い評価を得たソングライターとしての才能が、さらに磨きをかけたかたちでよみがえった本作は、印象的なパーカッションとクルックスさん自身の豊かな歌声が織りなすネオソウルサウンドが秀逸。
プロデュースにブルー・メイを迎え、エルトン・ジョンを含む豪華メンバーとの共作によって生まれた楽曲は、聴き手の心に深い共感を呼び起こす力を持っています。
現代社会に疑問を投げかけながら自己肯定感を大切にしたい方におすすめの一曲です。






