【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】
1990年代に入り、現在多くの人がイメージする洗練された「R&B」が確立して以降は多くのメガヒット曲を生み出しつつもジャンルは細分化して、2010年代以降はトラップミュージックがチャートの主流となり、既存のR&BにとらわれないオルタナティブR&Bなども生まれました。
おもしろいことに、2020年代を過ぎた今は90年代や00年代にシーンを席巻したR&Bの影響を感じさせる名曲が次々とリリースされているのですよね。
こちらの記事では、そんな2020年代の「今」を感じさせる最新の洋楽R&Bのトレンドが一目で分かる注目の楽曲をまとめています。
ベテランから期待の新人まで幅広く紹介していますから、ぜひチェックしてみてください!
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【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(111〜120)
Give It to YouMya

ワシントンD.C.出身、シンガーソングライター、ダンサー、女優と多彩な顔を持ち、これまでに世界で2000万枚以上のアルバムセールスを記録しているマイアさん。
2002年には『Lady Marmalade』でグラミー賞も獲得した彼女が、通算10枚目のアルバムに先駆けてリリースしたこの楽曲は、80年代ファンクの雰囲気が色濃く反映されたサマーアンセムなのですね。
本人も夏のアウトドアシーンにぴったりの一曲として制作したと語る、ご機嫌なグルーヴはローラースケートやブロックパーティーを彷彿とさせますね。
2025年6月に自身のレーベルからリリースされた本作は、夏のドライブやバーベキューでかければ、気分を上げてくれること間違いなしですね。
ファンキーなサウンドを求める方にもおすすめです。
【最新】洋楽R&Bのトレンド早わかり!【2025】(121〜130)
me u & pride4Batz

アメリカ・テキサス州ダラスを拠点に活動するフォーバッツさんは、繊細で夢幻的なR&Bサウンドとミステリアスなビジュアルで知られるアーティストです。
2024年5月にミックステープ『U Made Me a St4r』をリリースして以来、TikTokやSNSで大きな話題を集めています。
本作は、彼の代表的な高音域のボーカルと、トラップソウルの要素を融合させた楽曲で、プライドと愛情の狭間で揺れる心情を描いた歌詞が印象的です。
iHeartRadio Music Awardsでは「Best New R&B Artist」を受賞、Apple Musicの「Up Next」アーティストにも選出されるなど、業界からも高い評価を得ています。
ドレイクやアッシャーとのコラボレーションも話題となった彼の本作は、R&Bとヒップホップのジャンルを超えた新しい音楽を求めるリスナーにおすすめの一曲です。
Timeless Remix (ft. Playboi Carti & Doechii)The Weeknd

映画タイアップとなった注目のリミックスが、米国のラッパーのザ・ウィークエンドさんから公開となりました。
プレイボーイ・カーティとドゥーチーさんを迎えた本作は、グローバルなサウンドスケープが織りなす幻想的な雰囲気が印象的。
ドゥーチーさんの力強いフロウがファーレルさん制作のビートと見事にマッチし、楽曲に新たな魅力を加えています。
興味深いのは、ウィークエンドさん自身が主演・監督を務める映画『Hurry Up Tomorrow』のサウンドトラックにも収録されている点。
同作品では、不眠症に悩むミュージシャンを演じており、2025年5月からスタートした彼の最後となる可能性のある『After Hours Til Dawn Tour』でも、アリゾナ州の大規模会場で6万人を沸かせるなど話題を集めています。
夜のドライブBGMとしても最適な一曲です。
Stare at MeJANE HANDCOCK, Anderson .Paak

西海岸ソウルシーンで活躍するジェーン・ハンドコックさんが、グラミー賞を何度も受賞しているアメリカの鬼才アンダーソン・パークさんと組んだ珠玉のナンバーです。
本作は、視線が絡み合った瞬間に心が燃え上がる、甘くスリリングな恋の始まりそのもの!
「あなたの視線で魔法にかけられたみたい」と歌う情熱的な彼女に対し、「いつか結婚しよう」とユーモアたっぷりに応える彼の遊び心あふれる駆け引きがたまりませんよね。
2025年7月リリースのアルバム『It’s Me, Not You』からの先行曲で、夏の夕暮れ、ルーフトップバーで少し大人なムードに浸りたい時に聴きたくなるはずです。
hope u don’t mind4Batz

アメリカ・テキサス州ダラス出身のフォーバッツさんが男女の官能的な関係を描いた印象的なR&B作品を2025年5月に公開。
スローテンポのビートに、彼の特徴的なピッチ加工ボーカルが絡み合うサウンドメイクは、ザ・ウィークンドやジェレマイの初期作品を思わせる雰囲気を湛えています。
ミックステープ『U Made Me a St4r』に続く本作は、アップルミュージックの「R&B Now」や「Pillow Talk」プレイリストにも選出。
TikTokでバイラルヒットを記録し、ドレイクさんとのリミックス作品も話題となった彼の楽曲は、スクリュード&チョップドなビート展開で地元ダラスの音楽シーンを反映しつつ、独自の官能的世界観を構築しています。
心地よい夜を演出したい方に、ぜひおすすめしたい一曲です。
Love Me NotRavyn Lenae

シカゴ出身のR&Bシンガーソングライター、レイヴン・レネーさんは60年代のガールズグループから現代のR&Bまでを昇華させた独自の音楽性で知られる実力派。
アルバム『Bird’s Eye』から生まれた楽曲がTikTokでバイラルヒットとなり、2025年4月にBillboard Hot 100の81位にチャートインするなど、世界中で話題を呼んでいます。
恋愛における不安定な関係性や自立と依存の狭間で揺れ動く心情を描いた本作は、The RonettesやBlood Orangeを思わせるレトロポップな要素と、2020年代のR&Bスタイルを絶妙に融合。
クラシックと教会音楽のバックグラウンドを持つ彼女ならではの端正な歌声も印象的で、洗練された大人のR&Bを求めるリスナーにおすすめの一曲となっています。
London SummersOdeal

ドイツ生まれでイギリスを拠点とするイギリス系ナイジェリア人アーティスト、オディールさん。
R&Bやアフロビーツを巧みに融合させる彼は、2025年のMOBOアワードで2冠を達成した実力派です。
2025年5月に公開されたシングルは、ロンドンの短い夏の一瞬の輝きと、そこからもたらされる変化を讃えるかのような楽曲ですね。
Shae JacobsさんとJack Dineさんがプロデュースを手がけ、温かなボーカルがR&B、アフロビーツ、ハウスの要素と溶け合い、心地よい夏の情景を描き出しています。
2024年のミニアルバム『Lustropolis』などでも示された彼の音楽的探求心が、本作ではより開放的なサウンドへと昇華されている印象です。
少しだけ特別な気分に浸りたい、夏の日の午後に聴きたくなる一曲ですよ。






