夜に聴きたい洋楽の名曲
夜に聴きたい洋楽の名曲をセレクトしました。
人気の定番曲から隠れた名曲まで、しっとりとしたバラードからミディアムテンポが中心です。
眠れない時は無理に眠ろうとせずに、ゆったり音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか?
夜に聴きたい洋楽の名曲(41〜50)
You’d Be So Nice To Come Home ToHelen Merrill with Clifford Brown

邦題「帰ってくれたらうれしいわ」は、コール・ポーターが作曲したジャズのスタンダードナンバーです。
この曲を「ニューヨークのため息」という別名を持つジャズ・シンガー、ヘレン・メリルがカバーしました。
ジャズトランペッターのクリフォード・ブラウンと共演した本作は、1954年の作品。
大人の女性の色気とクールな味わいが魅力の楽曲です。
夜に聴きたい洋楽の名曲(51〜60)
Still A Friend Of MineIncognito

1990年代前半に起きた「アシッド・ジャズ」ブーム。
このジャンルで成功したアーティスト1組がインコグニートでした。
1979年に結成されたこのバンド名には「匿名」という意味があるそうです。
「スティル・ア・フレンド・オブ・マイン」は、1993年の作品。
きらめき、明るさも感じる本作ですが、夜に聴いても不思議と心休まるある種の落ち着きがあります。
Space CowboyJamiroquai

ディスコファンクやアシッドジャズのムード感があるトラックに独特の伸びやかなボーカルがしっかりとマッチしている浮遊系の仕上がりが特徴的なジャミロクワイによる名曲です。
夜に宇宙へと想いを馳せることができるような仕上がりとなっており、レベルの高い作品として聴き親しむことができます。
I Wanna KnowJoe

アダルトでセクシーな男性ボーカルがしっかりとしたリズムアンドブルースの作風とマッチし、艶やかな楽曲となっているジョーによる名曲です。
夜のムードにばっちりと寄り添うトラックや歌の質感が存在感を放っている作品です。
I Miss YouKlymaxx

84年発表のアルバム「Meeting in the Ladies Room」収録。
81年にデビューしたロサンゼルス出身のガールズポップバンド。
ミドルテンポで流れていく静かなリズムとメロウでウェットなメロディに乗せて歌うボーカルの情感たっぷりな歌声が心に染みてきます。
A Song For YouLeon Russell

レオン・ラッセルは、アメリカ出身のマルチプレイヤーで、2016年に亡くなるまで作詞作曲、歌、演奏と幅広く活躍しました。
「ア・ソング・フォー・ユー」は、1970年のアルバム「レオン・ラッセル」に収録されていた曲。
この曲はカーペンターズがカバーしたバージョンも有名です。
レオン本人のバージョンは、その独特の粘りつくような歌声で、夜の印象が強まっているように思われます。
A Nightingale Sang In Berkley SquareManhattan Transfer

アメリカのボーカルグループ、マンハッタン・トランスファーによる「バークレイスクエアのナイチンゲール」は1990年リリースの作品。
本作はアカペラソングの名作です。
80年代にはかなりポップス寄りの作品が多かった彼らですが、こういう曲を聴くとやはり彼らの本領は「声だけ」で聴かせる作品なのだな、と思わされます。
一人一人の声がまるできっちりと調律された楽器のよう。
素晴らしい、の一言に尽きます。