ノスタルジックな曲。どこか懐かしい心にしみる名曲
どこか懐かしい気持ちがよみがえったり、ふともの悲しい感情になるノスタルジックな音楽。
そんな音楽を聴いていると、ジーンと胸に染みるものがありませんか?
ノスタルジックは、英語の「nostalgia」からくる言葉で、日本語にすると「郷愁に満ちた」という意味があります。
この記事では、そんなふるさとのことを懐かしく思ったり、なぜか昔を思い出してしまうような、ノスタルジックな感情になれる楽曲を紹介していきます。
二度と戻らない日々を思い描いたり、大切な人を思い浮かべたり、あなただけの感情を大切にして聴いてみてください。
ノスタルジックな曲。どこか懐かしい心にしみる名曲(11〜20)
Gold ~また逢う日まで~宇多田ヒカル

温かみのある歌声とメロディーが心に染みる1曲。
映画『キングダム 運命の炎』の主題歌として2023年7月に配信リリースされました。
宇多田ヒカルさんが「幸福とは何かの歌」と語るように、大切な人との別れと再会を描いた歌詞が印象的です。
国内外のチャートで高い評価を受け、7カ国・地域の総合チャートでベスト10入りを果たしました。
「You are gold」と歌われるように、愛する人を金や宝石に例えて称える歌詞が胸を打ちます。
大切な人との別れを経験した方や、再会を待ち望む気持ちを抱える方の心に寄り添う曲です。
Summer Gate佐藤千亜妃

ロックバンドきのこ帝国のボーカル、佐藤千亜妃さんのソロプロジェクトのファーストEPより『Summer Gate』。
きのこ帝国はまさにノスタルジックさをはらむロックサウンドが魅力的ですが、この曲はDTMによる打ち込みサウンドに彼女の曲が乗っています。
これがまたつかみどころのない楽曲で、心地よい浮遊感を感じます。
しかし無理なく私たちの生活に染み込んでくれます。
あなたはこの曲をどういった場面で流したいでしょうか。
或る街の群青ASIAN KUNG-FU GENERATION

ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONの2006年の楽曲『或る街の群青』。
個人的には学生時代、机に歌詞を書いたほど好きな楽曲なのですが、私だけでなく世代ど真ん中の方にとってはノスタルジー爆発の1曲だと思います。
松本大洋さん原作のアニメ映画『鉄コン筋クリート』のテーマソングで、この作品も全く知らない街なのに、なぜだか懐かしくなるような世界観が魅力です。
この曲をBGMに、あなたはどういう風景が思い浮かぶでしょうか。
三線のはなBEGIN

沖縄の伝統楽器である三線の優しい音色が、心の琴線にそっと触れるBEGINの名曲。
忘れかけていた祖父の形見をきっかけに、家族との温かい記憶や故郷への思いが鮮やかによみがえる、郷愁を誘う歌詞がとても印象的ですよね。
本作は、2006年10月に発売された作品で、映画『涙そうそう』の挿入歌としても多くの人の心に残っているでしょう。
切なくも力強いメロディは、大切な人を思う気持ちをより一層深くしてくれます。
故郷を離れて頑張る人が聴けば、きっと家族の顔が思い浮かぶはず。
心温まるひとときを過ごしたいときにぴったりの1曲ではないでしょうか。
無題amazarashi

amazarashiの2015年リリースの楽曲『無題』。
その独特な歌声で、語りかけるように歌われる歌詞は、1行1行がゆっくりと読む手紙のように聴けると思います。
そしてサビではオーケストラアレンジのダイナミックな展開があり、たいへん感動的です。
この歌詞の生活感のある物語の中に、弱っている時や悩んでいる自分への何か答えのようなものが見つかるかもしれません。
ぜひメロディと歌詞を並行して一緒に楽しんでほしい楽曲です。