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80年代のシンガーソングライター・アーティストランキング【2025】

シティポップス、ロック、フォーク、そしてバラード。

寺尾聰さんの切なく響く低音ボーカル、村下孝蔵さんの繊細な詩心、尾崎豊さんの魂を揺さぶる歌声。

80年代の音楽シーンには、時代の空気を鮮やかに切り取った名曲の数々が生まれました。

山下達郎さんや浜田省吾さんをはじめ、シンガーソングライターたちが紡ぎ出した美しい音の世界は、今なお色褪せることなく私たちの心を魅了し続けています。

80年代のシンガーソングライター・アーティストランキング【2025】(81〜100)

Lonelyクリスマス永井真理子86

「Lonelyクリスマス」は静岡県御殿場市出身の永井真理子のクリスマスソングです。

この曲は「MERRYCHRISTMASTOYOU」という小林明子、永井真理子、麗美、辛島美登里の4人の楽曲でリリースしたオムニバスアルバムに収録されています。

卒業沢田聖子87

卒業していくことへの切ない気持ちを歌った、シンガーソングライター・沢田聖子さんの『卒業』。

1983年にリリースされたこの曲は、沢田さんの最もヒットしたシングル曲となりました。

歌声は卒業の寂しさを思わせない淡々としたものですが、歌詞をよく聴いていくと卒業することへの葛藤や、その日がきてほしくないという切実な思いを感じさせます。

歌声では強がっているようで、本当はすごく寂しくて、どうしようもないことにモヤモヤとしているんだなということが伝わってきますね。

同じように寂しさを隠して卒業式を迎えている人にとっては、とくに心に響くのではないでしょうか。

酒と泪と男と女河島英五88

EXILE ATSUSHI – 酒と泪と男と女 (EXILE ATSUSHI SPECIAL SOLO LIVE in HAWAII)
酒と泪と男と女河島英五

男女のすれ違いと感情表現の機微を、深い洞察力で描き出した社会派の名曲です。

男性は飲酒で、女性は涙で、それぞれが心の内を吐露する姿を温かな目線で見つめています。

河島英五さんが18歳の時、親戚が集まる法事の席で受けた印象から生まれた本作は、1975年11月にアルバム『人類』に収録され、1976年6月にシングルとしてリリースされました。

清酒『黄桜』のCMソングとしても知られ、オリコン週間チャートで9位を記録する大ヒットとなりました。

人生の悲しみや切なさに直面したとき、自分の心に正直に向き合いたい人にオススメしたい珠玉の名作です。

ルージュの伝言荒井由実89

松任谷由実 – ルージュの伝言 (松任谷由実 CONCERT TOUR 宇宙図書館 2016-2017)
ルージュの伝言荒井由実

荒井由実さんの代表作として知られるこちらの曲は、1975年2月にリリースされました。

アメリカン・ポップのスタイルが高く評価されたこの曲には、山下達郎さんや吉田美奈子さんなど、著名なアーティストがコーラスとして参加しています。

本作は、深い感情表現や繊細なメロディーが特徴的で、恋愛や切なさ、そして少女の成長を象徴するものとして解釈されています。

さまざまなCMソングにも使用され、2022年には映画『すずめの戸締まり』の挿入歌にも起用されました。

ハロウィンの夜に、ゆったりと音楽にひたりたい方にオススメの1曲です。

砂の女鈴木茂90

冬の海辺を舞台に、風と雪が交錯する砂浜での男女の心情を切なくも力強く描いた曲が、鈴木茂さんの名曲です。

1975年3月にリリースされたアルバム『BAND WAGON』に収録された本作は、鈴木さんが作曲し、松本隆さんが作詞を手掛けています。

サンフランシスコでジョージ・ハリスンのコンサートを観たことからインスピレーションを受けて誕生したエピソードも興味深いですね。

ライブではクライマックスで演奏されることも多く、白熱のセッションが展開される後半では鈴木さんのギター・プレイが際立ちます。

冬の海を背景に描かれる男女の情景に、自身の経験を重ね合わせたい方におすすめの一曲です。