ご高齢者向けの人気曲ランキング
高齢者の方にオススメの人気曲を、ランキング形式にして紹介します。
高齢者の方の中にも、「歌を聴くのが好き」、「カラオケで歌うのが得意」という方も多いですよね。
デイサービスや高齢者施設でも音楽レクリエーションとしてカラオケ大会や音楽会を開いたり、体操のBGMとして音楽を楽しんでいらっしゃると思います。
この記事では、そんなときに役立つ曲をたくさん集めました。
とくに人気曲をセレクトしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ご高齢者向けの人気曲ランキング(81〜90)
北酒場細川たかし85位

北国の酒場を舞台に、恋の始まりの一瞬を切り取った心温まる演歌の名曲です。
酒場街での出会いから、関係が深まっていく様子までを情感豊かに描写しています。
細川たかしさんの力強くも繊細な歌声が、酒場での出会いに胸を躍らせる男の気持ちを見事に表現しています。
1982年3月のリリース後、テレビ番組『欽ちゃんのドコまでやるの?』での披露をきっかけに大ブレイク。
その年の第24回日本レコード大賞を受賞し、『第33回NHK紅白歌合戦』でも披露されました。
軽快でポップなメロディと演歌らしい情感が絶妙なバランスで溶け合った本作は、酒場のムードに浸りながら、ゆったりと歌える1曲。
仲間との楽しい飲み会の締めくくりに、ぜひ歌ってみてはいかがでしょうか?
青い山脈藤山一郎・奈良光枝86位

ご高齢の方にとっては非常になじみ深く、つい口ずさんでしまう楽曲が『青い山脈』ではないでしょうか。
1949年に同名映画の主題歌として発表された昭和の名曲です。
人々の記憶の中に存在しているであろう、故郷の風景にも似た青い山脈は、すべての人に勇気を与え、戦後の復興を後押ししてくれました。
この曲を聴いて元気をもらった方も多いことでしょう!
弾むようなメロディが印象的なこの曲は、高齢者のエクササイズにもぴったり。
イントロから体を動かしたくなりませんか?
曲に合わせて手をたたいたり、足踏みしたり、歌詞に合わせた振り付けで踊ってみたり、アレンジして楽しみましょう!
天使の誘惑黛ジュン87位

1968年の第10回日本レコード大賞に輝いた、黛ジュンさんの代表曲です。
好きな人に夢中になり、少し危険な恋だと分かりつつも身を任せてしまう情熱的な心が、グループ・サウンズ風の軽快なサウンドに乗せて歌われています。
この楽曲はリゾート感あふれる曲調も魅力で、黛ジュンさんのパンチの効いた歌声が響くと、夏の開放的な気分と重なって胸が高鳴りますよね。
同年7月にはご本人が主演を務めた同名の映画も公開されました。
若かりし頃の甘酸っぱい思い出に浸りながら、皆さまで口ずさんでみるのはいかがでしょうか。
クリスマス・イブ山下達郎88位

温かな雰囲気に包まれるこの曲は、山下達郎さん自身も「わたしの代名詞となって残る1曲」と語る冬の定番曲です。
毎年クリスマスシーズンになると必ず耳にする本作。
もともとは妻の竹内まりやさんのために書かれたものの、結局使われず「もったいない」と思い自身が発表したのだそう。
1983年12月にリリースされ、1988年のJR東海のCMに起用されて以降、ロングセラーとなりました。
失恋をテーマにした歌詞ですが、希望も感じられる温かな曲調。
高齢者の方にもなじみ深く、思い出とともに楽しめる1曲です。
北の旅人石原裕次郎89位
北国を舞台にした失われた愛を描いた哀愁漂う楽曲を、石原裕次郎さんの独特な低音ボイスで歌い上げています。
釧路、函館、小樽といった北海道の街を巡りながら、愛する人を探し求める男性の切ない心情が表現されていますね。
ドラマ『西部警察』の挿入歌としても使用され、1987年8月に公開された作品です。
石原裕次郎さんにとって最初で最後のオリコン1位獲得シングルとなり、オリコン週間シングルチャートでも1位を記録しています。
昔の出来事を思い出しながら、しっとりと歌い上げてみてください。
北風小僧の寒太郎90位

冬の寒さを楽しく描いた名曲です。
寒太郎という北風の精霊が登場し、ユーモアたっぷりに冬の厳しさを表現しています。
1974年にNHKの『みんなのうた』で初めて放送された際は、堺正章さんが歌いました。
その後、北島三郎さんなど多くの歌手がカバーし、世代を超えて愛されているんですよ。
高橋優さんのカバーも話題になりましたね。
冬の寒さに負けず、元気に過ごしたい方にぴったり。
クリスマスの時期に聴くと、よりいっそう季節感が味わえそうです。
寒い日は、この曲を聴きながら温かい飲み物でほっこりするのはいかがでしょうか?
ご高齢者向けの人気曲ランキング(91〜100)
つぐないテレサ・テン91位

切ない別れを描いた極上の恋愛ソングとして、テレサ・テンさんの歌声は多くの方の心に響いています。
自分の存在が愛する人の重荷になることを恐れ、相手の幸せを願って愛を貫くことを諦める女性の心情を鮮やかに表現した本作は、1984年1月に発売された作品です。
アルバム『つぐない』にも収録され、YKKapのMADOショップのCMソングとしても使用されました。
テレサ・テンさんの透き通るような歌声と相まって、聴く人の胸に深い感動を呼び起こします。
愛の形はさまざまですが、大切な人のためにできることを探していた頃を思い出しながら、ゆっくりと心を癒やすひとときを過ごしてみてください。