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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌

子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。

よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。

本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。

実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(51〜60)

道成寺

道成寺 ~和歌山県の手毬唄 歌:Sinsy
道成寺

和歌山県・道成寺に残されている安珍・清姫伝説をベースとした手まり歌。

一般的に明るいイメージがある手まり歌とは違った重苦しく不気味なメロディが耳に残りますよね。

僧の安珍に裏切られた清姫が蛇となり、道成寺で鐘ごと焼き殺したという伝承が歌われている内容は、いつの時代でも女性を怒らせたら怖いということを教えてくれているのではないでしょうか。

悲恋と情念がテーマの内容でありながら子供をつうじて後世に語り継がれているという文化も恐怖を感じさせる、仏教説話として知られる歌です。

森のくまさんアメリカ民謡

作詞作曲が不明のアメリカ民謡をベースとし、アメリカではスカウトソングとして歌われてきた童謡。

幼少期に聴いて「逃げろと言うならなぜ追いかけてくるのか」など、さまざまな疑問を感じられた方も多いのではないでしょうか。

オリジナルの歌詞には日本語詞に登場する耳飾りを届けるという描写はありませんが、逃げろと言いながら追いかけてくるというベースは変わらないため、サディスティックな熊に出くわしたという意味で受け取られることも多いようです。

誰もが幼少期に一度は歌ったであろう童謡でありながら、謎も多い楽曲です。

メトロポリタン美術館作詞・作曲:大貫妙子

メトロポリタン美術館 / みんなのうた (Coverd byうたスタ) 【ちょっと怖い歌】
メトロポリタン美術館作詞・作曲:大貫妙子

音楽番組『みんなのうた』において1984年の放送以来何度も再放送されている、シンガーソングライター・大貫妙子さんの楽曲。

アメリカの児童小説『クローディアの秘密』から着想を得て制作された楽曲で、かわいらしいメロディとあやしげなアレンジがキャッチーですよね。

不気味さを感じさせる映像と最終的に絵に閉じ込められるという結末から多くの方が怖いイメージを持っていますが、終始ポップな空気感と「好きな場所にずっといたい」という主人公の気持ちを踏まえて聴くと、また違った印象を受けるのではないでしょうか。

子供にとってはトラウマソングかもしれませんが、大人になってから改めて聴いてみてほしいキュートなナンバーです。

不思議なポケット作詞:まど・みちお/作曲:渡辺茂

子供の無邪気な願いを歌にしていることで知られている、ポップなメロディが特徴的な童謡。

実際にビスケットやクッキーの入ったポケットをたたき、1枚を割ることで歌詞を再現したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

歌詞が生まれた1954年は戦後であり、子供にとって貴重なお菓子であったビスケットが増えてほしいという願望と、そんなもの存在しないという現実に揺れる幼ごころが描かれた歌詞は、リアルな時代背景を投影しているようですよね。

戦争の犠牲者はいつも弱い者だという普遍的な現実を教えてくれる、本当の意味とともに語り継いでほしい童謡です。

あの町この町中山晋平

あの町この町 野口雨情作詞・中山晋平作曲 That town This town
あの町この町中山晋平

タイトルからは想像できないちょっと怖い童謡ですね。

特に2番の歌い出しの部分は大人が聴いてもゾッとするのではないでしょうか?

しかし遅くまで遊び歩いているような子供を戒める曲としてはこれ以上効果のある曲はないかもしれません……!

おわりに

童謡やわらべうたの歌詞に隠された怖い意味や都市伝説を知ると、聞き慣れたメロディがまったく違って響いてきます。

ただ、その背景には時代ごとの暮らしや人々の願いが息づいていることも忘れてはなりません。

子供になじみのあるかわいらしい童謡の奥にある物語を読み解くことで、また違った楽曲の楽しみ方がありますよね。

ぜひこれを踏まえて聴き直してください。