実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(41〜50)
証城寺の狸囃子作詞:野口雨情/作曲:中山晋平

1924年に発表されたこの曲は、たぬきがおなかをポンポコとたたいている姿が思い浮かぶ楽しい曲に思えますよね。
しかし、実は作詞をした野口雨情さんは、狸囃子という怪談をもとに歌詞を書いたんだとか。
どこからともなくお囃子の音が聞こえてくるんだそうで、音のする方へ歩いていってもその音の正体はわかりません。
そして音の正体を探しているうちに、気づけば知らないところまできてしまっているというのが狸囃子のお話です。
そんな怖い怪談がもとになっているとは思いもよらない、軽快なリズムが楽しげな曲調ですね。
おつきさんいくつわらべうた

月とののどかな問いかけで幕を開ける、一見かわいらしいわらべうた。
でも物語を最後まで聴くと、その残酷な結末に思わずゾッとしてしまいます。
お使いに出た女性の失敗談かと思いきや、最終的に油をなめた犬が太鼓の皮にされてしまうという、なんとも恐ろしい展開。
この歌の無邪気な調子と歌詞のギャップが、不気味さをかもしだしているのかもしれません。
背景を知った今、改めて聞いてみてください。
「なぜ?」「どうしてそんな……」といろいろな想像が浮かぶはずです。
赤とんぼ作詞:三木露風/作曲:山田耕筰

映画『ここに泉あり』や『夕やけ小やけの赤とんぼ』の挿入歌としても使用されている、ヨナ抜き音階を使った郷愁感にあふれる童謡。
作詞を務めた随筆家・三木露風さんの幼少期の記憶をベースに生まれた楽曲で、両親の離婚後に自分を育ててくれたお手伝いさんがお嫁に行ってしまった情景が描かれています。
都市伝説ではお手伝いさんは結婚したのではなく人身売買で売られてしまったとか、赤とんぼとは戦闘機「零戦」のことだとか、当時の時代背景をイメージさせるものが多いですが、実話だけでもじゅうぶんに切ないですよね。
日本の歌百選にも選定された、日本人であれば誰もが知る叙情的な童謡です。
いとまきのうた作詞:香山美子/作曲:小森昭宏

手遊びしながら歌う『いとまきのうた』。
香山美子さんが作詞、小森昭宏さんが作曲したこの曲は、デンマークの民謡『靴屋のポルカ』をもとに生まれました。
本作は、こびとさんの家に向かう様子を描写し、子供たちの想像力をかき立てる内容となっています。
歌詞に関しては複数の解釈がありますが、「後半部分は、落とし穴でこびとさんを捕まえてスープの具材にしてしまった」と捉えられる場合もあるようです。
あなたはどう思いますか?
ぜひ、耳にする機会の少ない後半の歌詞にも注目してみてください!
赤い靴作詞:野口雨情/作曲:本居長世

横浜のシンボルとして現代でも幅広く知られている童謡。
その歌詞の内容や寂しげなメロディ、そして時代背景などから人身売買をイメージされることも多い楽曲として知られていますよね。
しかし実は生活苦からアメリカ人宣教師の夫妻の養女として幸せになってほしいという母の願いと、渡米前に結核によって児童養護施設で亡くなってしまった女の子を歌った実話というものが定説として言い伝えられています。
歌詞の解釈には数々の議論が存在しますが、その美しく哀愁をまとったメロディが時代を越えて愛されている童謡です。



