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ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介

ベートーヴェンやシューベルトのロマン的後継者として評価され、交響曲から合唱曲まで幅広い分野で作品を残した作曲家、ロベルト・シューマン。

彼の作品はこれまでに、ピアノ曲と歌曲においてとくに注目されてきました。

古典派とロマン派の両方の様式を上手く掛け合わせており、ほかの作曲家にはない叙情的でロマンティックな作品が多く存在します。

今回はそんなシューマンの名曲、代表曲をピックアップしました。

後の作曲家にも大きく影響を残したシューマンの作品を、ぜひ聴いてみてください。

ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介(111〜120)

愛する5月よRobert Schumann

シューマン/子供のためのアルバム Op.68-13 “愛する5月よ…” pf.中川京子
愛する5月よRobert Schumann

癒やされる楽曲が多いことで知られる、ロベルト・シューマンの名作『子供のためのアルバム』。

クラシックに疎い方でも、この作品に収録されている楽曲に聞き覚えのある方は多いかもしれません。

その中から特にオススメしたいのが、こちらの『愛する5月よ』。

タイトルからもわかるように本作は5月を描いた作品のため、4月をテーマにした華やかな春の名曲に比べると、やや穏やかな印象を受けますね。

春の朝にコーヒーを飲みながらゆっくりとクラシックを楽しみたいという方にオススメの1曲です。

森の情景 作品82-1「森の入り口」Robert Schumann

『森の情景 作品82』は、全9曲からなるピアノ独奏曲集。

第1曲目の『森の入り口』は、静かにゆったりと森に立ち入る様子を描いた、穏やかな楽曲です。

「この先で一体どんな動物や素晴らしい風景に出会えるんだろう」と、ワクワクした気持ちで森へと歩みを進める姿が目に浮かんでくるような気がしませんか?

メロディーラインをなめらかにつなぎつつ、リズミカルな刻みを間に入れていくのがこの曲のポイント!

まずは、ゆっくりとメロディーを耳で追いながら練習してみましょう。

森の情景 作品82-3「寂しい花」Robert Schumann

シューマン: 森の情景,Op.82-3. 第3曲 孤独な花 Pf.中山翔太:Shota NAKAYAMA
森の情景 作品82-3「寂しい花」Robert Schumann

聴きながら静かな森を進んでいく気分を味わえる、ピアノ小品集『森の情景』の第3曲『寂しい花』。

『孤独な花』とも訳され、曲名からは切なさやもの悲しさを感じますが、実際にはやさしく温かい雰囲気を感じられる作品です。

そのお花は、森の中で誰かが見つけてくれるのをひっそりと待っていたのかもしれませんね。

ペダルを使って音をなめらかにつなぎながら弾くことで、曲の持つ癒やし要素を表現できます。

ゆったりとした雰囲気の曲が好きな方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?

歌曲集「詩人の恋」より「美しい五月に」Robert Schumann

シューマンが1840年に作曲した連作歌曲集の冒頭を飾る本作。

春の訪れとともに芽生える恋心を繊細に描写した楽曲です。

ピアノの序奏から始まり、主和音に解決されないまま独唱が始まる構成が特徴的。

ハイネの詩に基づいており、自然の美しさと人間の感情が巧みに融合されています。

シューマンはこの年、クララ・ヴィークとの結婚を控えており、多くの歌曲を生み出しました。

本作もその一環として作曲され、クララへの愛情が反映されています。

恋愛や春の訪れを感じたい方にオススメの1曲です。

歌曲集「詩人の恋」作品48より「美しい五月に」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが1840年に作曲した歌曲集『詩人の恋』の冒頭を飾る名曲。

ハイネの詩に基づくこの曲は、美しい五月の情景と恋心の芽生えを絶妙に表現しています。

ピアノの分散和音が、恋の喜びと不安が混ざり合った繊細な感情を見事に描き出しています。

シューマンの歌曲はクララとの結婚を控えた年に多く書かれており、クララとの恋愛が大きく反映されていることでしょう。

彼の感情豊かな音楽性が存分に発揮された本作。

恋愛を始めたばかりの方や、春の訪れを感じたい方にオススメです。

クラシックの世界に触れてみたい方にも、ぜひ聴いていただきたい珠玉の1曲です。

美しき農夫Robert Schumann

シューマン作曲「楽しき農夫」
美しき農夫Robert Schumann

初心者から1歩上のプレイヤーに踏み出したい人にぜひおすすめしたい曲。

リズムのキープが重要となる弓使いのスキルも必要ですし、メロディーも白玉と黒玉が入り乱れています。

しかし、基礎練習を守っている初心者さんであれば、落ち着いて弾けば必ず再現できます。

色とりどりの小品 作品99-4 5つの音楽帳 第1曲Robert Schumann

R. シューマン:色とりどりの小品 Op.99 5つの音楽帳 第1曲 /椎野伸一(ピアノ)
色とりどりの小品 作品99-4 5つの音楽帳 第1曲Robert Schumann

『色とりどりの小品 作品99-4』は、未発売だった曲ばかりを集めた小品集。

その中に収録された『5つの音楽帳 第1曲』は、深い悲しみを感じさせる作品です。

ピアノを習い始めたばかりの頃は、アップテンポの技巧的な曲に憧れがち。

ですが、この曲のような音色や表現が重要な練習することで、弾ける曲の幅がぐんと広がるんです。

弾いているうちに「この響きすてきだな」と思えてきたら、耳が育っている証!

ぜひ、重なり合う音の美しさを感じながら、弾いてみてくださいね。