暑さがやわらぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。
9月は夏の名残りと秋の始まりが交差する、どこか物思いにふける季節でもあります。
そんな9月に聴きたくなる曲をご紹介していきますね。
夏の思い出や切ない恋の歌、季節の移ろいを感じる曲などさまざまな視点から歌われる曲は、どれも心に染み入る楽曲ばかり。
夏の終わりのドライブや散歩のお供に、あなたにぴったりの1曲が見つかるはずです。
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若者のすべてNEW!フジファブリック

夏の終わりと秋の始まりが交差する季節に、ふと聴きたくなるフジファブリックの名曲です。
過ぎゆく夏を惜しむ気持ちと、二度と戻らない青春の輝きが「最後の花火」という情景に重ねられ、その切ないメロディが胸に染みます。
この楽曲は2007年11月にシングルとして発表され、後にドラマ『SUMMER NUDE』の挿入歌としても多くの人の心に残りました。
作者の故郷では2012年12月の3日間、夕方のチャイムとして本作が流れたというエピソードもすてきですよね。
夏の思い出に浸りたい夜や、センチメンタルな気分の帰り道に、そっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
泡沫花火NEW!神様はサイコロを振らない

過ぎゆく夏を惜しむ、どこか切ない気持ちに寄りそってくれるのが、神様はサイコロを振らないが手掛けるロックバラードです。
本作は、ひと夏の燃え上がるような恋とその終わりを、夜空に咲いては消える光になぞらえて描いていますよね。
女性目線でつづられる歌詞には、波打ち際に残る二人の不ぞろいな足跡といった情景が浮かび、夏の思い出がよみがえります。
2020年7月に公開されたこの楽曲は、のちにEP『文化的特異点』や名盤『事象の地平線』にも収録されました。
夏の終わり、一人で物思いにふけりながら、切ない恋心に浸りたい夜にぴったりのナンバーです。
晩夏(ひとりの季節)NEW!荒井由実

徐々に移ろいでいく季節の風景に、恋の終わりとひとりの時間の始まりを重ねた、荒井由実さんの楽曲です。
燃えるように色づく葉や、風に揺れるかれんな花々の情景が、主人公の心細さを映し出しているようですよね。
この楽曲は、1976年11月に発売された荒井由実さん名義のアルバム『14番目の月』に収録され、NHKのドラマ『夏の故郷』と『幻のぶどう園』の主題歌にもなりました。
過ぎ去った夏への愛惜と、これから訪れる季節への静かな覚悟が入り混じる切ないメロディは、聴く人の心に深く染みわたります。
夏の思い出を振り返るドライブや、少し肌寒くなった夕暮れの散歩のお供に聴けば、心にそっと寄り添ってくれるはずです。
セプテンバーさんRADWIMPS

楽曲のタイトルの通り、夏の終わり、秋の始まり、そんな9月をイメージして作られたRADWIMPSの初期の名曲。
この曲で表現される秋の寂しさがボーカル野田洋次郎さんの透き通った声と絶妙にマッチしています。
コード進行も曲の展開もどことなく秋を感じさせられ、悲しい曲ながら前向きになれるようなサビのアレンジも秀逸です。
灰色と青(+菅田将暉)米津玄師

しっとりと語りかけるように歌うボーカルが印象的な、おさえの効いたトラックがその良さを引き立てている、米津玄師さんの2017年の楽曲です。
二番は俳優の菅田将暉さんが歌唱しており、二人の歌声の違いもまたこの曲をドラマチックにしています。
サビの爆発力も魅力的で、一気にこの世界が動き出すような美しさも感じられる、寂しくも力強い1曲です。
点描の唄Mrs. GREEN APPLE

時間が有限であることへのさまざまな感情が表現された、Mrs. GREEN APPLE楽曲。
映画『青夏 きみに恋した30日』の挿入歌として使用された曲で、作中のふたりの登場人物の心情が表現されています。
ピアノの音色を中心としたあたたかく壮大なサウンドが印象的で、サビに向かうにつれて感情の高まりを示すかのように音の勢いも増していきます。
限られた時間で積み重ねた思い出を大切に感じつつ、この関係性ができることなら今後も続いてほしいという願いが、叫びのように歌い上げられる本作。
夏が終わってほしくない、関係が終わってほしくないという願いが、強く伝わってくる楽曲です。
夏音優里

夏が終わっても、季節がめぐっても、ずっとあなたと一緒にいたい……。
そんなやさしい愛を歌ったのが、優里さんのナンバー『夏音』です。
2021年にリリースされたこの曲は、Huluで配信されたドラマ『ドライフラワー-七月の部屋-』の第1話のために制作されました。
夏を彩るさまざまな音とともに、お互いのことをどんどん知っていった日々を歌詞では描いています。
あなたがこれからも一緒にいたいと思う人と、一緒に聴いてみるのはいかがでしょうか。