春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲
春は新生活が始まったり、新しい友達が出来たり、自然とワクワクしてしまう時期ですよね。
しかしその反面、大切な人との別れや住み慣れた家を後にする寂しさ……そういう心に来るものも持ち合わせている季節だと思います。
そんな春に、あなたはどんな曲が聴きたくなりますか?
今回この記事では、春にぜひ聴いてほしいオススメのボカロ曲をたっぷり紹介します!
たくさん集めていますので、聴きごたえはかなりのもの。
素晴らしい音楽とともに春を存分に味わってみてください。
春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲(61〜70)
はるのはるかsasakure.UK

ボカロシーンの第一線で活躍するsasakure.UKさんが送る珠玉の作品です。
2025年4月に公開された本作は、もともとは2010年にリリースされたアルバム『ボーカロイドは終末鳥の夢を見るか?』への収録曲。
透明感のある歌声と春へのはかない思いが込められた歌詞が心に染み込んできます。
ピアノの音色を軸に展開していく壮大なサウンドアレンジは、その音をたどるだけでも泣けてしまうような仕上がり。
別れを感じる季節、卒業シーズンに聴くのにぴったりです。
浮つく制服SEE

春の陽気につつまれる季節にじんわりと響く『浮つく制服』。
恋愛をテーマにした楽曲を数多く制作するボカロPのSEEさんが2022年に制作しました。
愛しあう2人が夢の中で過ごしているような世界が描かれており、ふんわりとしたギターの音色にマッチ。
心の悩み不安を優しくつつみこむようなサウンドが心を温めるでしょう。
寒さの厳しい冬が終わり、新生活を迎える春の訪れる日までのわずかな時間を描いたボカロ曲です。
どこかはかなくて切ない恋のメッセージを受け取ってみてくださいね。
かぜとはしるmawari

どこかラテンの要素も感じさせるような、情熱的な空気を思わせる、疾走感のある楽曲です。
強調されるようにポイントで響くピアノの音色と、全体をとおして力強く動き回るベースの音色が印象的に鳴っています。
そしてタイトルで表現されるように、風に任せて季節を過ごすような内容なのですが、悲しさを振り切って駆け抜けようとする様子や、過ぎ去ってしまうことに対する強い焦りも思わせる、不安定な雰囲気も持っている楽曲です。
今をかける少女40mP

三味線のプラグインを使用しながら、ファンキーなメロディーを作り出している『今をかける少女』。
とにかくハネ感の強い曲調に仕上げられています。
それでいて、どこか和風テイストなので、聴いていて不思議な感覚におちいります。
ちょっと変わった曲が好きという方にオススメの1曲です。
流動体の中の春配慮

出会いや別れの季節ともいえる春に抱える切ない気持ちに寄り添う曲は『流動体の中の春』。
独自の世界観を持つ楽曲を制作するボカロPの配慮さんが2023年に制作しました。
温かみのあるギターとシンセの音色を取り入れた、チルなサウンドが響きます。
春の陽気の中で、心に浮かべる大切な人と会いたいという思いが歌われており、初音ミクの透きとおる歌声が癒やしを与えるでしょう。
心の奥にある不安や寂しさを表現した、ポエティックな歌詞とともに聴いてみてくださいね。
花の便りdoriko

春風に乗って心に届く、穏やかで優しいバラード曲です。
dorikoさんによる楽曲で、2025年3月に公開。
北海道函館市と青森県弘前市が実施する「ひろはこ春の観光キャンペーン2025」のテーマソングとして制作されました。
桜並木や歴史ある街並みをイメージした情景描写が印象的で、温かさと切ない感情を同時に呼び起こす仕上がり。
また美しいメロディーライン、繊細なアレンジが心地よく、胸の奥底まで染み込んでくるかのようです。
春の景色を眺めながら聴いてみてはいかがでしょうか。
春風~harukaze~彩音~xi-on~

春の晴れた日、散歩でもしながら聴くのにオススメしたいボカロソングです。
彩音~xi-on~さんによって2008年に公開されました。
スネアドラムの跳ねるような音が心地良く響きます。
さわやかな曲が好きな人はぜひ。