春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲
春は新生活が始まったり、新しい友達が出来たり、自然とワクワクしてしまう時期ですよね。
しかしその反面、大切な人との別れや住み慣れた家を後にする寂しさ……そういう心に来るものも持ち合わせている季節だと思います。
そんな春に、あなたはどんな曲が聴きたくなりますか?
今回この記事では、春にぜひ聴いてほしいオススメのボカロ曲をたっぷり紹介します!
たくさん集めていますので、聴きごたえはかなりのもの。
素晴らしい音楽とともに春を存分に味わってみてください。
春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲(41〜50)
アウルソングIslet

ぜひとも学生さんに聴いてほしい1曲です。
ボカロP、Isletさんによって2018年に公開されました。
青春に抱く悩みや不安を代弁してくれるような歌詞がすてきですね。
キラキラしたオケとメロディーが聴いていて気持ちいいです。
アルバム『命の肖像 -portrait of the lives-』収録曲。
春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲(51〜60)
杏の花の香する春に雨町さりー

もういない大切な人のことを思い歌う、切なすぎるバラードナンバーです。
『明日、隕石が落ちたら』の作者としても知られているボカロP、雨町さりーさんの楽曲で、2018年に公開されました。
歌詞の内容もそうなんですが、ピアノの音色が美しく鳴り響く壮大なサウンド、それだけでも泣けてしまいます。
明確にはつづられてないものの、主人公による過去形の表現から察せられる「君」がいなくなったこと……2人の物語を想像せずにはいられません。
花Guiano

桜が舞い落ちる春の季節を舞台にした、切ない恋物語が展開する『花』。
小説のような読後感のある楽曲をリスナーに届けるボカロPのGuianoさんが2022年に制作しました。
思いを寄せる人の前で、素直になれなかったことの切ない恋心が歌われています。
4つ打ちのリズムにのせて広がる、華やかなシンセの音色からは和の雰囲気が感じられるでしょう。
離ればなれになったからこそ、大切な人の存在に気づくこともありますよね。
そんな誰もが感じるはかない気持ちに寄り添う春のボカロ曲です。
桜の季節ゆうゆ

跳ねるようなリズムなのに、泣けます。
ボカロPゆうゆさんによる楽曲で、2007年に公開されました。
死別を経た、大切な人への思いが歌われています。
2008年にセルフアレンジバージョン『桜の季節 -Separation-』が公開されているので、そちらもぜひ聴いてみてください。
春晴れLaika

ピアノの音色を中心にして作られているようなイメージで、この音がさみしさのようなものを連想させます。
また間奏やサビではストリングスが強く響き、壮大な雰囲気に展開していくところも印象的です。
心の中の大部分を占めていたものを失ってしまった強い虚無感、春という季節の美しい風景によって、つらい感情がより強くなってしまうという悲痛な叫びを表現したような楽曲です。
サウンドの美しさと、悲痛な叫びのような歌詞の対比が不安定な心を表現しているようにも思えます。
春を歩いた市瀬るぽ

どんな過去や痛みを抱えていても、前へと進んでいかなければならないんだと歌う、感傷と決意に満ちたボカロ曲です。
『マジカルミライ2018』で準グランプリを獲得したことでも話題になったボカロP、市瀬るぽさんの楽曲で2020年に公開されました。
幻想的な雰囲気も感じられる、音色が揺れ動く曲調、聴いていて心地いいです。
そして初音ミクの切なげな歌声が歌詞の世界観とマッチしていて、胸に来ますね。
春という始まりの季節に、ぜひ外を歩きながらこの曲を。
OVERShakeSphere

やわらかで暖かな春という季節を舞台に描かれる、つらく悲しい失恋ソングです。
しっとりとしたピアノを背景に紡がれる、別れなければいけないという心情は強く強く心を打ちます。
それなのに、ただ「つらい」という印象だけで終わらないのはこの曲の持つ、あまりにキレイな印象からでしょうか。
聴いてみて、あなたはどう感じるのかをぜひ確かめてみてください。