春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲
春は新生活が始まったり、新しい友達が出来たり、自然とワクワクしてしまう時期ですよね。
しかしその反面、大切な人との別れや住み慣れた家を後にする寂しさ……そういう心に来るものも持ち合わせている季節だと思います。
そんな春に、あなたはどんな曲が聴きたくなりますか?
今回この記事では、春にぜひ聴いてほしいオススメのボカロ曲をたっぷり紹介します!
たくさん集めていますので、聴きごたえはかなりのもの。
素晴らしい音楽とともに春を存分に味わってみてください。
春に聴きたいボカロ曲。出会いや別れ、恋の季節を彩る名曲(41〜50)
桜色リーベタケノコ少年

疾走感あるバンドサウンドが気持ちのいい楽曲。
ドラムのビートがとくに強く響いてくるような印象です。
またピアノの音色も強調されており、序盤では学校のチャイムのメロディーを奏でるなどユニークな使われ方をしますが、その後はソロなど重要なポイントで感動的な要素として使用されています。
歌詞で描かれる、大切な人へ思いを伝えようとする強い決意が、この疾走感のある音像によって、より強調されているように感じられます。
過ぎし3月の君へdoriko

『過ぎし3月の君へ』というタイトルからして、さみしい別れを思わせます。
そして、その予感そのままに、歌われていくのは切ないお別れの物語です。
しかしそれを経験した上で、真っすぐ前を見て歩いていく……胸が締め付けられる名曲です。
卒業を期に失恋してしまった経験のある方、ぜひ。
STEP TO YOU40mP

『キリトリセン』などのヒット作で知られる、40mPさんの楽曲です。
2009年に公開され、ポップでさわやかな曲調が聴く人の心をつかみました。
大切な人に会いたい、という気持ちがこれでもかとつづられています。
パーカッションのリズムが耳に心地いいですね!
アウルソングIslet

ぜひとも学生さんに聴いてほしい1曲です。
ボカロP、Isletさんによって2018年に公開されました。
青春に抱く悩みや不安を代弁してくれるような歌詞がすてきですね。
キラキラしたオケとメロディーが聴いていて気持ちいいです。
アルバム『命の肖像 -portrait of the lives-』収録曲。
杏の花の香する春に雨町さりー

もういない大切な人のことを思い歌う、切なすぎるバラードナンバーです。
『明日、隕石が落ちたら』の作者としても知られているボカロP、雨町さりーさんの楽曲で、2018年に公開されました。
歌詞の内容もそうなんですが、ピアノの音色が美しく鳴り響く壮大なサウンド、それだけでも泣けてしまいます。
明確にはつづられてないものの、主人公による過去形の表現から察せられる「君」がいなくなったこと……2人の物語を想像せずにはいられません。
はるのよに想太

卒業しても告白できない男の子の歌です。
片思いのまま終わってしまった人には、とても刺さる曲ではないでしょうか。
いろいろな音を使った耳に楽しいサウンドと、何度もくり返されるにもかかわらず新鮮な気持ちで聴けるサビのフレーズはこちらの心をとらえて離しません。
暖かく、桜のキレイな春ですが、こうした思いもまたあるのだと教えてくれる1曲です。
さよなら4月のドッペルさんねこぼーろ

ささやかで静かなメロディーとかすれた声で作り上げられていく、ちょっと不思議な物語です。
ドッペルゲンガーは、自分のそっくりさんで、出会ってはいけない存在として知られます。
この曲では、ドッペルゲンガーをモチーフに一緒にいられない2つの存在について描かれます。
それが「冬と春」なのか4月という選択の時期における「選ばれなかった可能性の自分」なのか、はたまた「二重人格」なのかは聴いた人にゆだねられます。
そんなちょっと不思議で不気味で、だけど魅力にあふれた1曲を楽しんでください。