若い世代からの支持が熱いボカロシーン。
ということもあり、青春が感じられるボカロ曲はたくさんあります!
胸がキュンとするら部ソング、社会に対するモラトリアムをはき出すエモーショナルな楽曲、そして「今の自分の気持ち」をそのまま音楽にしてくれたような作品まで……幅の広さはとんでもありません。
今回この記事では、そんな青春ボカロ曲をまるっとご紹介。
本当にたくさん集めたので、あなたの心に刺さるものがきっとあるはずです!
ボカロの青春ソングまとめ【エモ・恋愛etc…】(1〜10)
サマータイムレコードじん

『カゲロウプロジェクト』の企画で生まれたテレビアニメ『メカクシティアクターズ』の第12話挿入歌。
音楽家・じんさんによって2013年にリリースされた『メカクシティレコーズ』に収録されています。
軽快なギターが響くストレートなロックサウンドで、バンド音楽が好きな方にもオススメです。
作品に寄りそった切ない歌詞には、涙があふれそうになります。
恋愛や部活、勉強と忙しい日々を送る皆さんにエールをくれますよ。
仲間や恋人に感謝したくなる温かい楽曲です。
HenceforthOrangestar

切ない別れを経験した後、爽やかに明日へ歩きだせるきっかけをくれるのは『Henceforth』です。
『アスノヨゾラ哨戒班』などで有名なorangestarさんが2020年にリリースしました。
青春の疾走感を現したリズムが心に響きます。
感動的なメロディーラインで進行する曲は、シンプルな音の構成が聴きやすいですよ。
今はもう会えない人への思いが詰まった歌詞にも注目してください。
部活や恋愛などを経験して少しずつ大人になっていくみなさんに聴いてほしいナンバーです。
トンデモワンダーズsasakure.UK

明るいチップチューンでノリノリなテンションになれるのは『トンデモワンダーズ』です。
SFと寓話を作品世界の根幹としているボカロP・sasakure.UKさんの作品で、ドット絵のPVが印象的です。
2Dゲームをプレイしていた世代にはたまらない懐かしいサウンドが光ります。
キャッチーな音像なので、アニソンやボカロが好きなティーンにオススメですよ。
約3分で語られるポップな物語を、見て聴いて楽しんでください。
ヴィランてにをは

『女学生探偵シリーズ』などで小説家としても活躍する音楽家・てにをはさん。
彼が2020年にリリースした『ヴィラン』は、社会に問いかけるメッセージがこめられた楽曲です。
エレクトロニカとオルタナティブロックが融合した音楽性が新しいですね。
言葉遊びを得意とする彼は韻を踏む言葉が多く、一度聴いたらクセになります。
恋愛に悩む物語性の強い歌詞にも注目してくださいね。
学校での悩みや不安を誰にも打ち明けられない時には、力を貸してくれる曲ですよ。
ロストワンの号哭Neru

バンドサウンドのボカロを世に知らしめた音楽家・Neruさん。
彼が2013年にリリースした『ロストワンの号哭』は、疾走感があふれるパワフルなロックナンバーです。
電子音やポップカルチャーとしてのボカロの枠組みをこえて、シンプルなギターロックをリスナーに届けました。
青春時代に誰もが抱える悩みを、熱い言葉にした歌詞が胸に刺さります。
バンドに負けない初音ミクの力強いボーカルは、あなたの悩みを吹き飛ばしてくれるでしょう。
セカイはまだ始まってすらいないピノキオP

ダンスミュージックからセンセーショナルなロックまで幅広い作風を持つボカロP・ピノキオピーさん。
彼が2021年にリリースした『ラブ』に収録されている『セカイはまだ始まってすらいない』は、物語調の歌詞が響く曲です。
アップテンポなポップソングですが、どこか切なさや現実味を帯びた世界観が味わえますよ。
みんなで大声を上げたくなるサビのフレーズにも注目です。
これからなんだってチャレンジしようと思える曲なので、青春の真っただ中の皆さんの支えになりますよ!
グッバイ宣言Chinozo

ポップでかわいらしいメロディーからは想像できない、社会に対するメッセージがこめられた『グッバイ宣言』。
音楽クリエイター・Chinozoさんが2020年にリリースしており、TikTokでダンスの振り付けやサビのメロディーが話題になりました。
キャッチーなサウンドが魅力的で、一度聴いたらクセになります。
曲に対して歌詞が現実的で「家に居るほうが楽しい」というティーンの気持ちを現しています。
明るさと切なさの両方を感じられる青春ソングですよ。