自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介
コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!
その度に頭を悩ませるのが、選曲。
定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。
そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!
さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(151〜160)
華麗なる舞曲Claude Thomas Smith

技術的に最も難しい曲とも評される吹奏楽の名曲、クロード・トーマス・スミスさんの『華麗なる舞曲』は、その華やかさと音の厚みが魅力的な人気曲です。
重なる金管の音色と目まぐるしく連なる木管の連符が技術的な難易度を示しますが、楽曲のイメージは難解というより非常にキャッチーで親しみやすいものです。
パワフルな曲調は、もともと最高実力と言われるアメリカ空軍軍楽隊のために作曲されたものだからでしょうか。
吹奏楽の王道をいくようなストレートで力強いナンバーです。
明日はきっといい日になる高橋優

吹奏楽の場でよく選ばれ、多くの人々に親しまれている『明日はきっといい日になる』。
この楽曲は、力強いメロディと励ましの言葉が融合しており、聴く者に希望をもたらすことでしょう。
なんといっても、楽しくポジティブな雰囲気が、屋外でのイベントや学校の運動会などで絶大な効果を発揮します。
誰もが口ずさめる歌詞とメロディは、ともに演奏する仲間や応援してくれる人たちの心を一つに結びます。
感動を呼ぶクライマックスでは、奏者も聴衆も一体となって盛り上がること間違いなしです。
運動会や野球応援などイベント時にどうぞ、この楽曲を選んでみてはいかがでしょうか。
必ずや会場に元気と笑顔をもたらすはずです。
Amethyst冬野ユミ

冬野ユミさんが手掛けたNHK大河ドラマ「光る君へ」のメインテーマ曲は、雅でありながら絢爛豪華なピアノ協奏曲です。
平安時代の絵巻物のように広がるメロディーラインが印象的ですね。
広上淳一指揮のNHK交響楽団をバックに、反田恭平さんのピアノが冴え渡る名演奏!
冬野さんらしい緻密なアレンジにより、ドラマの物語と音楽が見事に融合しています。
本作は吹奏楽のアレンジでも非常によく映える曲で、古典芸能の風情を感じつつ、現代の息吹を感じられる美しい1曲。
ドラマファンや吹奏楽ファンにぜひ演奏していただきたい作品です。
ワシントン・ポストJohn Philip Sousa

テレビやイベントでよく使用される楽曲であるため、聴いたことがあるという方も多いかもしれません。
あの『星条旗よ永遠なれ』を作曲したジョン・フィリップ・スーザの歴史的名曲で、吹奏楽部の演奏会だけでなく、自衛隊や消防団の音楽隊でもよく演奏されています。
マーチの醍醐味はなんといってもスネアドラムによる正確無比なビートでしょう。
体の内側からモチベーションがみなぎってくるようなリズムを聴くと、今日も一日がんばろうという気持ちになりますね!
火の伝説櫛田朕之扶

和風のメロディが魅力の一曲。
全体的に低音域でローテンポな曲ですが、16分音符のビートが効いており、聴く者を飽きさせません。
変拍子や木管楽器の早いパッセージなど、演奏難易度は高めで、コンクールの自由曲などに選ばれることも多いです。
シバの女王ベルキスOttorino Respighi

オーケストラがよく演奏している楽曲ですが、吹奏楽でもアレンジ版が出ており、最終章はよく吹奏楽コンクールでも演奏されています。
女王の登場シーン、戦いのシーン、勝利のシーンと演奏のアレンジで細かい部分が丁寧に表現されています。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(161〜170)
歌劇「トゥーランドット」より後藤洋

プッチーニが最後につくったオペラの中の曲がこちら。
劇的なイメージからはじまり、しばらくすると聴きなじみのある主題があらわれます。
まるでオーケストラで演奏しているかのようなすばらしい『トゥーランドット』は、吹奏楽をやっていれば一度はチャレンジしてみたい名曲ではないでしょうか。
8人くらいから演奏が可能の、少人数用のアレンジバージョンもあるようなので、人数が少ない団体もぜひチャレンジしてみてください。