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【2025】タイトルがBから始まる洋楽まとめ

こちらの記事では1950年代から2020年代の現在に至るまで、ロックやポップスなどポピュラー音楽を中心としたさまざまな洋楽の中から「B」で始まるタイトルの曲だけをまとめて紹介しています。

Bから始まる単語といえば「BABY」や「BORN」など、英語を知らずともぱっと思いつきそうなものばかりですし多くの曲に使われていそうですよね。

なかなか他のサイトでは見かけない企画ですし、曲名しりとりにも活用いただけますよ。

ぜひチェックしてみてください!

【2025】タイトルがBから始まる洋楽まとめ(51〜60)

Blame BrettThe Beaches

カナダ出身のオルタナティブ・ロックバンド、ザ・ビーチズ。

2024年のジュノー賞でグループ・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力派です。

そんな彼女たちの作品で、ひねくれているのに何故か泣けてしまうのが、2023年のアルバム『Blame My Ex』からの先行シングルです。

本作は、ボーカルの実体験から生まれた失恋ソングで、別れの痛みのせいで心を閉ざしてしまった主人公の姿が描かれています。

これから出会う誰かに「私の態度は元カレのせい」と宣言する歌詞は、一見するとただの強がりに聞こえるかもしれません。

しかし、その裏にはもう二度と傷つきたくないという悲痛な叫びが隠されており、その姿に胸を締め付けられます。

この痛々しいほどの自己防衛に、思わず共感してしまう方も多いはず。

失恋のどうしようもない苦しみを、少し違った角度から代弁してくれる名曲です。

BreatheThe Prodigy

The Prodigy – Breathe (Official Video)
BreatheThe Prodigy

90年代エレクトロニックミュージックシーンの革命児として知られるザ・プロディジーが1996年11月に手がけたナンバー。

Thin Lizzyのドラムブレイクをサンプリングした強烈なビートと、地を這うようにうねるベースラインが融合したサウンドは、まさにビッグビートの象徴ではないでしょうか。

故キース・フリントさんとマキシムさんによる掛け合いのようなボーカルは、精神的に追い詰められた人間の内なる葛藤を思わせ、聴く者に息苦しいほどの緊迫感を与えますよね。

名盤『The Fat of the Land』からの本作は、イギリスやフィンランドなど複数の国でチャート1位を獲得。

その攻撃的なサウンドはプロレスラーの入場曲としても起用された、ロックファンにも刺さるエネルギッシュな一曲です。

Bitter EverydayWednesday

Wednesday – Bitter Everyday (Official Video)
Bitter EverydayWednesday

シューゲイズとオルタカントリーを掛け合わせた『クリークロック』で知られ、インディーシーンで高い評価を集めるウェンズデイ。

2023年の名盤『Rat Saw God』も記憶に新しいですよね。

そんな彼らが2025年9月リリースのアルバム『Bleeds』に先駆けて公開したのが、こちらの楽曲です。

本作は、ボーカルのカーリー・ハーツマンさんが2019年に体験した、自宅に現れた女性が殺人容疑者だったという衝撃的な出来事が着想源。

日常が苦みへと変わっていく感覚を、アイリス・ディメントさんへのオマージュを交えて描き出しています。

物悲しい旋律と轟音ノイズが激しく交錯するサウンドが、物語の緊迫感を増幅させる感動的な楽曲となっていますよ。

Bombscare2 Bad Mice

90年代ロンドンのシーンを震撼させた、ブレイクビート・ハードコアの先駆者、2 Bad Mice。

イギリスで結成された彼らは、後のジャングルへと繋がる革新的なサウンドを創造しました。

この楽曲は、一度聴けば口ずさめるキャッチーなシンセリフと、フロアを揺るがす強烈なブレイクビートに圧倒される人続出!

本作の持つ荒々しいエネルギーは、制作中に起きた爆破事件の緊迫感と重なったという逸話があるほど、当時の空気を凝縮した一曲です。

アルバム『Hold It Down』の一部として1991年に公開された作品で、1996年の再リリース盤はUKチャートで46位を記録しました。

レイブカルチャーの初期衝動と熱狂を全身で感じたい方に、ぜひ体験してほしいアンセムと言えるでしょう。

【2025】タイトルがBから始まる洋楽まとめ(61〜70)

Bad ReputationAvril Lavigne

「ポップパンクの女王」としてシーンに君臨するカナダ出身のシンガーソングライター、アヴリル・ラヴィーンさん。

2012年12月にプロモーション用として登場し、アニメ映画『ONE PIECE FILM Z』のテーマソングに起用されたのがこの楽曲です。

悪評なんて気にしないと高らかに歌う反骨精神は、まさに自由を追い求める麦わらの一味の信念とシンクロしますよね。

ジョーン・ジェットの名曲をカバーした本作は、パワフルなギターサウンドと疾走感あふれるビートが融合した、とにかくかっこいいパンクロックナンバー。

Billboard Japan Hot 100で最高8位を記録し、後にアルバム『Goodbye Lullaby』にも収録されました。

何かに立ち向かう勇気が欲しい時、背中を強く押してくれるエネルギッシュな1曲ではないでしょうか。

Big LoveFleetwood Mac

Fleetwood Mac – Big Love (Official Music Video)
Big LoveFleetwood Mac

1970年代から世界的に大活躍したイギリスのバンド、フリートウッド・マック。

彼らがポップ路線で成功を収めた時代の名曲が、名盤『Tango in the Night』からのリード・シングルです。

1987年3月に発売された本作は、性急なギターリフとシンセが織りなすサウンドが非常に魅力的なダンスナンバー。

しかし歌詞では愛への懐疑的な視点が描かれており、その情熱的な曲調とのギャップが深い余韻を残しますね。

本作を収録したアルバムは全英チャートで5週間も首位を獲得。

ロックのダイナミズムと80年代らしい洗練されたビートが融合した、フロアを熱くするのにピッタリの1曲ではないでしょうか。

BloodmoneyPoppy

Poppy – BLOODMONEY (Official Music Video)
BloodmoneyPoppy

YouTubeでのシュールなパフォーマンスからキャリアを始め、今やジャンルの垣根を破壊する存在として注目を集めるアメリカ出身のアーティスト、ポッピーさん。

ポップアイコンとしての姿から劇的な変貌を遂げ、ヘヴィミュージックシーンに殴り込みをかけたのが、2020年のアルバム『I Disagree』です。

その中でも強烈な存在感を放つ本作は、インダストリアルメタルにノイズとダブステップを叩き込んだ獰猛なサウンドが圧巻。

偽善に満ちた社会や抑圧への怒りを叩きつけるようなパフォーマンスは、彼女の自己解放の狼煙そのものです。

2019年11月に公開されたこの楽曲は、第63回グラミー賞でソロ女性アーティストとして史上初の「最優秀メタルパフォーマンス」部門ノミネートという快挙を達成。

既存の価値観に揺さぶりをかける過激なサウンドを求めるなら、まずはこの一撃を体感すべきです。