【2025年版】洋楽のさよならの歌。悲しいお別れの曲
アーティストは自らの経験や感じたことを作品とする稼業ですから、当然ながら人生において誰もが必ず経験する「別れ」をテーマとしないはずがありません。
つらい別れを経験したからこそ良い曲が生まれてしまうというのは皮肉ではありますが、アーティストたちの思いが込められた名曲はいつの時代も私たちの胸を打ちますよね。
今回の記事では、失恋に限らずさまざまな「さよなら」を歌った洋楽を紹介しています。
前向きになれる曲はもちろん、悲しみのどん底に落ちてしまうもの、今も未練たっぷりの本音を歌った楽曲まで、アーティストの人となりが見えてくる名曲の数々をぜひチェックしてみてください。
【2025年版】洋楽のさよならの歌。悲しいお別れの曲(111〜120)
StarMitski

失恋の痛みを星に例えた、日系アメリカ人シンガーソングライターのミツキさんの作品。
2023年9月にリリースされたアルバム『The Land Is Inhospitable and So Are We』に収録されています。
過ぎ去った愛を美しく表現しつつ、その光を心に留めることの大切さを歌っています。
オーケストラとの共演で、より深みのある仕上がりになっていますね。
独特の歌詞と繊細な歌声が魅力的で、失恋を経験した方の心に寄り添う1曲です。
ミツキさんの音楽に興味がある方や、別れの痛みを癒したい方におすすめですよ。
THE LONELIESTMåneskin

切ない別れの曲を探している方にオススメなのが、マネスキンのこの作品。
決して手に入らない相手への深い愛と別れの痛みを歌ったバラードです。
今夜が一番孤独になるという歌詞が、失恋の切なさを見事に表現しています。
2022年10月にリリースされたこの曲は、バンドの新たな一面を見せる作品として注目を集めました。
ミュージックビデオも話題を呼び、1540万回以上再生されるほどの人気ぶり。
大切な人との別れを経験した方や、失恋の痛みを癒したい方にぴったりの一曲です。
心に沁みる歌声とメロディーに、きっと共感できるはずですよ。
SpiteOmar Apollo

遠距離恋愛の苦しみを描いた切ないラブソングをお探しの方におすすめなのが、この楽曲。
複雑な感情が込められた歌詞と、ソウルフルなメロディーが心に響きます。
アポロさんのデビューアルバム『Ivory』に続く注目作で、2024年4月にリリースされました。
恋人との別れを経験した方や、遠距離恋愛中の方にぴったりの1曲。
ドライブ中や夜のひとり時間に聴くのがおすすめです。
SNSで話題沸騰中なので、ぜひチェックしてみてくださいね!
How Can I Help You Say GoodbyePatty Loveless

母親の経験と視点から、別れについて娘に助言を与えているトラック。
アメリカのカントリー・ミュージック・シンガーであるPatty Lovelessによって、1994年にリリースされました。
カナダなどでヒットし、アメリカのチャートでNo.3を記録しています。
EddieRed Hot Chili Peppers

『Eddie』という曲名を見て、洋楽に詳しい方であれば思わずはっとしたのではないでしょうか。
世界的なモンスターバンドであり、日本でも大人気のレッド・ホット・チリ・ペッパーズが2022年10月にリリースした通算13枚目のアルバム『Return of the Dream Canteen』に収録されている楽曲で、2020年に亡くなった伝説的なギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンさんにささげたものなのですね。
エディさんが亡くなられた翌日に、レッチリのベーシストであるフリーさんがベースラインを用意してリハーサルに臨んだとのことで、バンドメンバー全員で演奏してからすぐにこの曲が生まれたというエピソードも何だか泣けてきますよね。
哀愁を帯びたメロディアスなサビとエモーショナルなギターソロに心を揺さぶられる名曲ですが、実は歌詞に「エディ」という言葉は出てこないというのも特筆すべき点です。
あからさまなお別れソングではない、故人の偉大な人生に敬意を捧げた悲しくも力強い追悼ソングが実にレッチリらしいですよね。
Kill BillSZA

SZAさんの『Kill Bill』は、1位を何週にもわたってキープする快挙を達成し、音楽シーンで鮮烈な印象を残しました。
この1曲には、破局後の複雑な感情が繊細かつ大胆に綴られています。
映画から触発されたシザさんの作詞センスが光り、過去の恋人への未練やリベンジの情熱を表現しています。
聴く人の心を強く揺さぶる内容に加えて、シンセサイザーが生み出す現代的な音が彼女の繊細な歌声を際立てています。
『Kill Bill』は、チャートを賑わせただけでなく、別れの曲として多くの人々に共感を呼びます。
This CitySam Fischer

オーストラリアを代表するポップロック・シンガーソングライター、サム・フィッシャーさん。
2019年にスコットランド出身の人気シンガーソングライター、ルイス・キャパルディさんとツアーを回ったので、UKシーンに詳しい方ならご存じかと思います。
こちらの『This City』は、彼の代表曲で2019年にリリースされ、世界中でヒットを記録しました。
リリックは非常に難解なのですが、何かしらのトラブルにより周りの人を敵に回してしまった男性の心情が描かれています。