6月に聴きたい洋楽の名曲・人気曲
日本人にとって、6月は梅雨の時期で雨が多く祝日もない……といったように、ジューン・ブライドといったものを除けば少しだけなネガティブな印象のある季節かもしれません。
海外に目を向けると、ヨーロッパなどでは6月は穏やかな天候で過ごしやすい時期だったりするのですよね。
そこで今回は、6月に聴きたい洋楽と題してそのものずばり6月を歌った曲、歌詞に6月がキーワードとして出てくる曲などをジャンルを問わずピックアップしてお届けします!
日本と海外で6月に対するイメージの違いを感じつつ、雨続きの毎日でも元気をくれるような曲も合わせて選曲していますから、要チェックです!
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6月に聴きたい洋楽の名曲・人気曲(1〜10)
Love In JuneThe Wannadies

スウェーデンの音楽シーンで注目を集めたオルタナティブ・ロックバンド、The Wannadiesによる、6月の恋を爽やかに歌い上げた楽曲です。
明るく瑞々しいメロディーとエネルギッシュなギターサウンドが織りなす、心躍るパワーポップ・チューンとなっています。
1994年5月に発売されたこの曲は、アルバム『Be a Girl』の先行シングルとして、スウェーデン国内のシングルチャートで38位を記録しました。
本作は、プロデューサーのミッケ・ヘルストロムとの短期間のセッションで唯一完成した楽曲としても知られています。
梅雨のジメジメとした気分を吹き飛ばしてくれそうな、爽やかな初夏のドライブや外出のお供にぴったりな一曲です。
June GloomAllie X

カナダ出身のシンガーソングライター、アリー・エックスさんの素晴らしい楽曲を紹介します。
2020年2月にリリースされたアルバム『Cape God』に収録された本作は、彼女の若年期における自己免疫疾患との闘いから生まれた魂の一曲です。
寝室から外を眺める孤独な気持ちを、シンセポップの洗練された音色に乗せて表現しており、The Cardigansを思わせる要素も感じられます。
スウェーデンのプロデューサー、オスカー・ゴーレスさんとのタッグで制作された本作は、メランコリックでありながらも皮肉めいた歌詞が印象的。
梅雨時期の憂鬱な気分を抱えながら、窓辺で物思いにふける時間にぴったりの一曲となっていますよ。
JUNE 12THBlood Orange

イギリスはロンドン出身で現在はニューヨークを拠点とするブラッド・オレンジさんが2018年2月にリリースした作品は、黒人歴史月間を記念して公開されたシングルです。
1963年のメドガー・エヴァーズ暗殺から、2016年のオーランド事件まで、6月12日が持つメッセージ性を重視して制作されました。
プログレッシブR&B、チルウェーブ、ファンクなど、ジャンルを軽々と飛び越える斬新なサウンドを纏った本作は、マイノリティへの共感と連帯を表現しています。
インディーポップからシンセサウンドまで、幅広い音楽性が融合した魅力的な響きは、雨上がりの静かな夜に心地よく響きます。
6月に聴きたい洋楽の名曲・人気曲(11〜20)
June (feat. Eluera)Chris Lanzon

オーストラリア・シドニー出身の注目のシンガーソングライター、クリス・ランゾンさんによる、甘く切ない恋愛ソング。
インディーポップとフォークロックをベースに、ボン・イヴェールやザ・1975からの影響を感じさせる繊細なサウンドスケープが広がります。
年代を超えて共感できる恋愛の記憶を、四季の移ろいに重ねて表現した魅力的な楽曲で、2022年8月にリリースされたEP『Dark Side』に収録。
オルタナティブ Eurovision Song Contest 30では、マルタ代表として出場し、グランドファイナルで147ポイントを獲得しました。
同郷のシンガー、エルエラさんとの美しいハーモニーも聴きどころで、雨の多い梅雨の季節に、しっとりと心に染み入る1曲となっています。
June BluesEric Reprid

カナダのヒップホップ界で注目を集める新星、エリック・レプリッドさんが2018年6月に公開した珠玉のラップナンバーです。
雨の多い季節を感傷的に歌い上げつつも、中国系カナダ人として培った独自のバックグラウンドを活かした視点で、普遍的な心情をリリカルに綴っています。
彼のデビューアルバム『Who Cares』からのリード曲として、YouTuberのエリオット・チョイさんやジョアン・デイさんの動画でタイアップされたことで、世界中のリスナーの心を掴みました。
メロディアスなビートに乗せて展開される彼のフロウは、雨の日の憂鬱な気分を心地よい感覚へと昇華させてくれます。
梅雨の季節、窓際で雨音を聴きながら心を落ち着かせたい時にぴったりな一曲になっていますよ。
JUNEIDLES

イギリスのブリストルを拠点に活動するIDLESが2018年に発売したアルバム『Joy as an Act of Resistance』に収録された悲しみと愛情に満ちた楽曲です。
ボーカルのジョー・タルボットさんが自身の個人的な経験から紡ぎ出した、静謐で内省的なバラードとなっており、バンド特有の激しいサウンドとは異なる側面を見せています。
アルバム『Joy as an Act of Resistance』は、イギリスのアルバムチャートで5位を記録し、BBC 6 Musicの「Album of the Year 2018」に選出されるなど、多くの批評家から称賛を受けました。
雨の多い6月に、窓際で雨音を聴きながら、心の中にある感情と向き合いたい時にぴったりの1曲です。
June 29thKevin Abstract

アメリカのヒップホップ界で独自の存在感を放つケヴィン・アブストラクトさん。
2016年11月に公開されたアルバム『American Boyfriend: A Suburban Love Story』に収録された本作は、アコースティックギターの優しい旋律と、彼の繊細なボーカルが溶け合う、48秒という短い時間で聴き手の心を揺さぶる珠玉のバラードです。
彼の内面世界をのぞき見るような印象的な曲調は、梅雨の季節に一人で物思いにふけりながら聴きたい音楽として、まさにぴったり。
自己のアイデンティティや青春時代の葛藤をテーマとした、静謐な美しさに満ちた作品です。