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6月に聴きたい洋楽の名曲・人気曲

日本人にとって、6月は梅雨の時期で雨が多く祝日もない……といったように、ジューン・ブライドといったものを除けば少しだけなネガティブな印象のある季節かもしれません。

海外に目を向けると、ヨーロッパなどでは6月は穏やかな天候で過ごしやすい時期だったりするのですよね。

そこで今回は、6月に聴きたい洋楽と題してそのものずばり6月を歌った曲、歌詞に6月がキーワードとして出てくる曲などをジャンルを問わずピックアップしてお届けします!

日本と海外で6月に対するイメージの違いを感じつつ、雨続きの毎日でも元気をくれるような曲も合わせて選曲していますから、要チェックです!

6月に聴きたい洋楽の名曲・人気曲(41〜45)

COME RAIN OR COME SHINERay Charles

RAY CHARLES — COME RAIN OR COME SHINE — (WITH LYRICS)
COME RAIN OR COME SHINERay Charles

1946年にレコーディングされたこの曲は、Harold Arlenの作曲、Johnny Mercerの作詞によるものです。

当時のチャートではあまり結果を残せませんでしたが、のちにスタンダード・ナンバーとなり、Frank SinatraやJames Brown、Eric Claptonなど数多くのアーティストによってカバーされています。

JunebugThe B-52’s

主に1970年代後半から1980年代にかけて人気を博した、アメリカのニューウェーブ・バンドです。

女性メンバーのケイト・ピアソンさんとシンディ・ウィルソンさんのビーハイブヘアを、懐かしく思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この楽曲は、本国アメリカよりもイギリスで高い評価を受けていたバンドが、アメリカでもようやく大ヒットを記録した、1989年リリースのアルバム『Cosmic Thing』に収録されています。

軽快なビートとギター、男女混声のポップなメロディもさることながら、春の終わりに見られる昆虫の総称をタイトルに持ってくるセンスがユニークです。

もちろんメタファーとして使っているのだとは思いますが、いろいろな解釈を考えながら聴いてみるのもおもしろいのでは?

Rain Fall DownThe Rolling Stones

The Rolling Stones – Rain Fall Down – OFFICIAL PROMO (EXPLICIT)
Rain Fall DownThe Rolling Stones

言わずと知れた、1960年代前半から半世紀に渡り第一線で活躍を続ける世界最強のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ。

今回紹介する楽曲は、2005年にリリースされたアルバム『ア・ビガー・バン』に収録されているナンバーです。

アルバム自体は、すでにメンバーの平均年齢が60歳に達していたにもかかわらず、往年のストーンズを思わせるサウンドで高い評価を受けた2000年代以降の名盤としても知られています。

ファンキーなビートと軽快なギターのバッキング、陰気な街の情景と降り続ける雨を描写した歌詞は、イギリスならではのものといった雰囲気ですよね。

梅雨空の続く6月に、あえて車を走らせてこの曲を流せば、一層気持ち良く聴けそうです。

6月に聴きたい洋楽の名曲・人気曲(46〜50)

Into Each Life Some Rain Must FallElla Fitzgerald & The Inkspots

Ella Fitzgerald and The Inkspots – Into Each Life Some Rain Must Fall
Into Each Life Some Rain Must FallElla Fitzgerald & The Inkspots

Bill KennyとElla Fitzgeraldをフィーチャーした、The Ink Spotsの1944年のデュエット・ソング。

Harlem Hit Paradeとポップ・チャートの両方でNo.1を獲得した曲です。

曲名は、Henry Wadsworth Longfellowの詩「Rainy Day」から引用されています。

JuneBriston Maroney

温かみのあるアコースティックギターと感情豊かなボーカルが印象的な一曲。

アメリカ・テネシー州ノックスビル出身のシンガーソングライター、ブリストン・マロニーさんによる2017年のEP『Big Shot』に収録されている楽曲です。

夢や願望の達成とそれに伴う失望というテーマを持ち、マロニーさん自身の内省が反映されています。

人生の浮き沈みを支え合うパートナーシップや、理解と充足を求める終わりなき探索心が歌詞からうかがえます。

移り変わりや新しい始まりを象徴する6月というタイトルも示唆に富んでいますね。

人生の予期せぬ展開を描いたこの曲は、変化の多い6月にぴったりの一曲です。

Belly Of JuneHorse Feathers

Horse Feathers – Belly of June (Official Music Video)
Belly Of JuneHorse Feathers

季節感があふれるアコースティックな楽曲をリスナーに届けるアメリカ出身のインディーフォークバンド、ホース・フェザーズ。

彼らが2010年にリリースしたアルバム『Thistled Spring』に収録されている『Belly of June』は、ジメジメした雨の日でも爽やかに過ごせるナンバーです。

バンジョーやヴァイオリンを用いた温かいアコースティックサウンドが胸を打ちます。

民族音楽やヒーリングミュージックを好む方にもオススメです。

優しい彼らの演奏とともに、穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

Chemtrails Over the Country ClubLana Del Rey

Lana Del Rey – Chemtrails Over The Country Club (Official Music Video)
Chemtrails Over the Country ClubLana Del Rey

独自の音楽性で人気を博すシンガーソングライター、ラナ・デル・レイさんの楽曲を6月にオススメしたい一曲としてご紹介。

本作は2021年3月にリリースされたアルバム『Chemtrails Over the Country Club』に収録されており、繊細なソングライティングとラナさんの圧倒的な歌唱力が魅力です。

アメリカの理想郷とも言える郊外の豪華な暮らしと、その裏に潜む不安や緊張を対比的に描いた楽曲で、私生活と公的なイメージの差を浮き彫りにしています。

占星術のサインをちりばめた歌詞からは、物質的な世界を超えて真の自己を見出そうとする彼女の内面が垣間見えます。

彼女が6月生まれ、ということを踏まえて歌詞を読んでみてくださいね。