母を想う。母親を歌った洋楽の名曲
母親という存在は「母は強し」という言葉があるように、とても偉大ですよね。
ミュージシャンたちにとっても当然ながら同じですし、母親をテーマとした楽曲は世界中に多く存在します。
こちらの記事では「母親について歌った洋楽」をテーマとして、ジャンルや年代を問わずさまざまな洋楽の名曲をご紹介!
敬愛する母親への愛情を込めた曲はもちろん、時に複雑な親子の関係性であったり、さまざまな形の「母への歌」をお届けします。
歌詞の内容についても触れたレビューとなっていますから、曲の意味について知りたいという方も要チェックです!
母を想う。母親を歌った洋楽の名曲(71〜80)
Mama Tried MerleHaggard

伝説的なカントリー歌手にして、カントリーの枠内つをこえて多くの有名アーティストに影響を与えたマール・ハガードさん。
この楽曲は、マール・ハガードさんが1968年にリリースしたシングル曲にして、同タイトルのアルバムにも収録されているナンバーです。
若い頃は道を外れた行いをしてしまい、刑務所を行き来するような人生を送っていたハガードさんが、そんな自分の経験も踏まえて、女手一つで自分を育ててくれた母親に対してざんげするような歌詞を読めば、母親という存在の偉大さが伝わってくるように思えます。
Mama Said Knock You OutLL Cool J

この曲を歌うLL・クール・Jさんはアメリカ合衆国のヒップホップMCです。
彼は2017年にヒップホップ・ミュージシャン初のケネディ・センター名誉賞を受賞したという経歴の持ち主。
この曲はママがやれといったからおまえを打ちのめす、といった内容になっており、やはり男の子にとってママの存在は良くも悪くも偉大なんだなと思えてしまいます。
Save it pretty mamaLouis Armstrong

ジャズのトランペット奏者としても有名なルイ・アームストロングさん。
トランペットで始まるこの曲は、ルイの味のある歌声が歌の途中から加わり、聴いていて楽しい1曲となっています。
楽器が歌っているように聴かせる彼の演奏に注目の1曲です。
My Mother & ILucy Dacus

アメリカのシンガーソングライター、ルーシー・ダカスさんの『My Mother & I』は、「母から娘へと受け継がれるもの」をテーマに書かれた楽曲です。
この楽曲がリリースされた2019年、ルーシーさんはホリディにまつわる楽曲をリリースすると発表していました。
そして第2弾としてリリースされたのが母の日にちなんだ『My Mother & I』でした。
そしてリリース日にルーシーさんはインスタグラムにて、自身が養子だったことを告白しています。
この曲は血や肉体、そして日頃の関わり合いを通して「母から娘へと受け継がれるもの」について歌っています。
「母と娘」と、一言に言っても、その関係にはさまざまな形があります。
血がつながっていても、いなくても、ともに過ごす中でふたりの間に生まれる絆はあります。
家族の形にとらわれない、「母と娘」の関係を思った1曲です。
Mother of MineNeil Reid

大人顔負けの歌唱力で当時世界をわかせた天才子役シンガー、ニール・リードさん。
『Mother of Mine』はゆったりとしたワルツのリズムで、母へのまっすぐな思いを歌う、母の日の名曲です。
日本では『ママに捧げる詩』というタイトルで親しまれており、母の日の季節にはよく耳にしますよね。
この曲では、母親が自分に注いでくれた愛情を、大人になった今、返していきたいという、親孝行の思いが込められています。
切ないメロディが涙を誘う名曲です。